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「負けが生じても動じないための大局観」(リーダーに贈る「必勝の戦略」解説⑧)
この記事に目を通して下さり、本当にありがとうございます!
私の記事では、大川隆法先生の累計3500回の法話、3100冊以上の著書から、おすすめポイントを紹介しています。
新たな試みとして、大川隆法先生の書籍「リーダーに贈る『必勝の戦略』」のポイント解説に挑戦していこうと思います🌷
少しずつ進めていく予定ですが、皆様どうか温かくお見守りください。
「リーダーに贈る必勝の戦略」
![](https://assets.st-note.com/img/1722305960750-7DYLhL1opA.jpg)
職場をはじめ、さまざまな場面で、高度なリーダーシップが求められる現代。
本書では、リーダーシップを革新し続けるポイントが示されます。
フォロワーを惹きつける資質
リーダーシップ不足の意外な原因
勝ち続ける組織を作り上げる考え方
著者が実戦で使い込んだ、成果を生み続けるための13の指針が、あなたを夢の実現にグッと近づけるでしょう。
リーダー論として、経営者にも、そして主体的に活動をしているすべての皆様におすすめの内容となっています。
それでは、今回は、第1部第4章「揺るがない不動心、不退転の意志」のポイント②「負けが生じても動じないための大局観」をご紹介させていただきます🌷
「負けが生じても動じないための大局観」
![](https://assets.st-note.com/img/1722308928261-ztYNrt0lQ9.jpg?width=1200)
・「全体での勝敗」を見る大きな目の持ち方
人生において、単なる「勝ち負け」という考え方だけではなく、もう一段、踏み込むと、「どうすれば負けにならないか」という考え方があります。
たとえば、「現在、敗色が濃い。失敗が続いている」というときに、「何を押さえたら負けにならないか」ということを中心に考えてみるわけです。
「『負けない』とはどういうことなのか。
『ほかのところで敗れても、これを押さえれば負けにならない』とは、どういうことなのか」
という、守り型の考え方があるのです。
私たちはどうしても勝負の勝ち負けにこだわってしまいがちですが、
「どうすれば負けないか」と考えた時に、新たな視点が得られることがあります。
たとえば、すべてがうまく行っていないと成功していない、と感じるのではなく、「コンスタントに小さな成功ポイントを重ねられているのはどこか」を考える。
たとえば、noteにおいても、ヒットする記事もあれば、伸び悩む記事もあるでしょう。
その中で、安定的に評価をいただいている分野は何なのか。
その部分を自己分析し、安定して勝ち点を出している分野を護り抜くことで「よし」とする。
こんな考え方もあるわけです。
仕事においても同じだと思います。
すべてにおいてヒットを狙おう!と思いすぎると、神経が持たない時もあると思います。
「負けない堅実な戦い方」を意識することで、乗り切っていけることが沢山あるのではないでしょうか。
もう一つには、積極的な考え方として、「このポイントを押さえれば勝ちと言える」という考え方があります。
「たとえ、ほかの小さな戦闘において幾つか敗れても、ここを押さえれば勝ちと言える。あとは無視しても構わない」という見方があるのです。
こういう見方に少しこだわってみるやり方も、あるのではないでしょうか。
普通は、どうしても、「全部、勝つか。それとも、全部、負けるか」という見方をすることが多いのですが、現実には、そうならないことのほうが多いのです。
「全部、勝つか。それとも、全部、負けるか」と考えるのではなく、
「何かで負けることを織り込んででも、全体での勝ちを取る」
と考える、そういう考え方があります。
「このあたりを捨ててでも、全体で勝つ。それには、どうするか」という考え方です。
逆に言えば、「ここは負けても、これを押さえれば、全体では負けにはならない」という戦い方もあるわけです。
このように、「全体での勝敗とは、どういうものなのか」ということを、もう少し大きな目で見るやり方があるのです。
一部で負けが出たとしても、このポイントを押さえれば勝ちといえる!
そう思える確固たる分野を持っていることが、自分に自信を与えてくれます。
「負けない戦い」から一歩積極的に進化して、「ここさえ押さえれば勝ちと言える」ポイントを考えること。
たとえば、私であれば、まずは記事を投稿することができれば勝ちと言えるかもしれません🤣
しかも、どうでもいい内容をダラダラ毎日投稿するよりは、しっかりと身になる内容を一つ、折り目に出すことが出来れば、勝なのかもしれません。
今回、私の中での「ここさえ押さえておけば勝ちといえる」ポイントはこちら。
⇓⇓
普段のnote記事がそんなに伸びなくても、このエッセイが伸び続けている。
また、エッセイを書いたおかげで、人柄を知っていただくことができ、継続的にお付き合いいただける人が増えてきた。
これも私にとっては大きな驚きです。
私の話を出してしまって恐縮ですが、みなさんにもそれぞえ、「ここさえ押さえとけば勝ちだ!」と言えるような勝ちポイントがあると思います。
そのポイントを見極め、逃すことなく動いていくことで、道が大きく開けていくものかもしれません。
・部下が安心してついていけるリーダーとは
大局観を持つことは実に難しいことです。
しかし、人生において、大きな成功を収めたり、
多くの人々を導くリーダーになったりしていくためには、
どうしても、この大局観というものを磨かなければいけません。
部下から、「あれを失敗しました」「これを失敗しました」という報告をいくら聞いても、リーダーが、「大局において、これはまだ負けになっていない」という気持ちを持っていると、部下もあまり動揺しないのです。
リーダーが、「この辺りでは負けていても、全体では負けではない」と思い、
「ここさえ押さえておけば大丈夫だ」というところをがっちりと握っていれば、部下は動揺しません。
そうすると、一つひとつの勝ち負けに一喜一憂して大騒ぎしている人たちも治まってきます。
部下たちは、「勝ちなのか、負けなのか」ということが分からないので右往左往することが多いのです。
そういうときに、大局観を持って、
「大局的な勝ち負けは何によって決まるか」
ということを、じっと見つめている人がいると、小さなことで右往左往し一喜一憂している人たちも治まるわけです。
彼らは、むしろ安心してリーダーの判断を待つことになります。
「リーダーが『負けではない』というなら負けではないし、『勝ち』だと言うなら勝ちだろう」と考え、
大きな勝ち負けの判断をリーダーに任せて、自分の仕事に専念できるようになるのです。
部下にとっては、リーダーの一言って本当に大きいのですよね。
リーダーが大丈夫!と言ってくれることによって、勇気を持ち続けられることがどれだけ多いか。
たとえ本当は不安だったとしても、「大丈夫!」と言ってくれる器の大きさがあるから、そのリーダーについていきたい、と思うのかもしれません。
全体を大きく俯瞰して、「まだまだ負けていないから大丈夫!」と言ってあげられる人になっていきたいですね。
ところが、「局所的に勝ったり負けたりしたことが、全体では、どうなっているのか」ということは分からない場合が多いため、
枝葉末節のほうを中心に判断する人がリーダーになったときには、部下たちは、逆に、ちょっとした負けでも全体の負けのように感じて、一斉に逃げ出してしまうこともあります。
その辺が難しいところです。
それは、たとえて言えば、水鳥の羽音を聞いて逃げ出す軍隊のようなものでしょう。
もちろん、誰しも恐怖心は強いので、負けの影が少し見えると、すぐに逃げ出したくなるのは人の常です。
そのときに、「リーダーが大局観を持っているかどうか」ということが大きいのです。
全体観を持てずに、枝葉末節の方にばかり目がいってしまう人が上司になってしまった場合、部下は大変です。
その作業が全体から見て、どれくらい必要な作業量なのか。
これが分からない人だと、ちょっとの細かい負けの部分がずっと気になってしまって、その負のループから抜け出せなくなってしまったりします。
全体から見たら小さな話だ。あとからいくらでも巻き返しが測れるはずだ!
そんな風に思える大きな器が欲しいものです。
もちろん、「思う」だけではなく、実際に、「どう巻き返しを測るのか」の具体的な詰めも忘れずに行きたいですね。
大きな視野を持ちつつ、部下の細かいミスをリカバーできる!
ぐらいのリーダー像を目指していきたいです。
本日の解説はここまで。
最後までご覧下さり、誠にありがとうございました🌷
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