第12回『パワーかフォースか〜人間のレベルを測る科学』 デビッド・R・ホーキンス(後半)
こちらの本はとっても分厚い超大作だったので、前半と後半にわけております。
見方が変わると相手も変わる
「自分の意識レベルによって、相手の意識レベルも上がったり、下がったりする」そして、「私たちは自分の意識レベルを反映する人や物事にしか出会わないのだ。」と。
ネガティブな状態の人が見えてしまったら、「自分の意識レベルを映す鏡」だと考えて反面教師にするといいのかも。
自分が上機嫌でいれば、みんなが批判をしなくなり、人を疑わなくなり、笑いが増えて、性格が良くなっていく・・・
自分の意識レベルをポジティブ状態に維持するだけでも、相手の考え方や行動を無理して変えようとしなくても、相手は勝手に変わっていく!
自分の内面を変えると、世界が変わるとはこのことなのですね。
「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」というエリック・バーンの有名な言葉がありますね。
私が20代で恋愛がうまくいかず、結婚もできずに悩んでいた頃、やっぱり自分の内面は全然前向きではなかったのですよね。
そこから、勇気を出して自分のどこが「いけてないのか?」について向き合って見たときから、全く現実が変わってきたという経験をしました。
結婚してからも、夫との関係が冷え切ったとき、その時も自分の意識と行動を変えて接した途端に、夫も自然に変わっていったのです。
こういった経験があるので、私の中ではすっと腑に落ちたポイントでした。
意識レベルが飛躍するタイミング:勇気のレベル
<レベル200を超える人には、非難をやめる意欲がある>
・心や身体に対して意欲的でいないと、レベル200は超えられない
・世界は「自分の主観である」「自責である」という考え方をしないと、レベル200を超えられない
・無意識に批判や否定をする人は、自分の言動に対して無責任
・言動に無責任なのは、自分の人生は自分が作っているという自覚がないから
・ネガティブを口にする人というのは、自分の人生に対して無責任で、自分自身の力に対しても信頼を寄せていない
・レベル200以上になるためには、すべて自分のせいだと考え、改善の意欲があることが必要
意識レベルが飛躍するタイミング:愛のレベル
<愛のレベルは500!>
・愛と無条件の許しが特徴。全ての人に対する優しさで敵をも愛する
・相手に何をされたとしても、自分の反応を選ぶのは自由なので、恨みではなく愛を選択しようという考え方にたつ
・常に恐れではなく愛の感情を選択するのがライフスタイルになっているレベル
・愛のレベルは敵・悪・嫌な出来事などがこの世から消える
・怒り、悲しみ、不安、恐怖などの感情も消える
・ただただ一日「愛の状態」で存在するようになる
・敵なども含めて全てを愛すると意識レベルが大きく飛躍して、世界の見えかたが一変する
・愛のレベルはレベル200未満の人間の性格をガラッと変えるパワーがある。周囲の人をレベル200以上に引き上げる影響力がある、癒すことができる
最も関心のある、「愛」についてをまとめましたが、読めば読むほど愛のレベルへの到達は難しい・・・。
でも、到達するかしないかというよりも、到達したいと願い努力するそのプロセスそのものが大事なのだと思うのです。
じゃ、意識レベルを上げるにはどうしたらいいのか?
<意識レベルを上げるには、意欲が一番大事>
全体の意識レベルが上がらない理由は、環境も性格も「変えたくない」という人が多いからという。
実は、私もそれは思うんです。変わりたくない人って、意外に多いなって。。。
・意識レベルを大きく上昇させるには、意識的な態度が必要であるし、意欲的な態度さえあれば、成長する。
・なぜ?という気持ちと、よくなりたいという気持ちがその人の毎日を学びに変える
ということなのですが、
その意欲をあげたいわけですよね。自然に上がるのか?
まだまだヒントがこの本には詰まっていました。
なんと、スポーツ、音楽、映画、芸術などにも意識レベルの高い低いがあって、高いものに触れると、自分の意識レベルも高まるんだと!!
●スポーツ:見るだけで意識レベル高まります。(ボクシングは低くなるので注意)
●音楽・芸術 意識レベルが高いもの
・モーツアルト540 バッハ530 ショパン500
・ダビンチ565 フェルメール515
●映画 意識レベルが高いもの
・ビッグブルー700 アマデウス455 この素晴らしき世界450
●意識の高い人
・カーネギー 490 エジソン430 アインシュタイン499
・キュリー夫人505 ユング520
・ブッダ、キリスト1000
・ガンジー760 マザーテレサ710
一緒にいる人が意識が高い人だと、自分の意識レベルも高まるのだそうです。上記あげた方と一緒にいたいけど、なかなかそういうわけにいきませんね。
最後にどうしても言及したい!フランス映画「グラン・ブルー」
スポーツに関する全映画作品の中で、フランス映画の「グラン・ブルー」に最も高い意識レベルの数値が測定されたそうです。
この映画は700(普遍的な真実)という並外れたエネルギーレベルを持っていて、この映画を見ている人に意識の高い状態に入らせる力があることがわかったそう。
世界一の深海ダイバーがほぼ瞑想に近い強い集中力で、高い意識状態を維持している状態が描写されているのです。
彼には通常の人間の限界を超えた生理的な状態が起き、結果として非常に優れた功績を達成したのです。
スポーツマンとして非常に優れていた別の人が、同じ深さに挑戦するが、肉体の限界を超えるのに必要な意識レベルに達していなかったために死んでしまうのです。
なんか、すごい話じゃないですか??
なぜかこの「グランブルー」のDVDがうちにあって、映像が綺麗なので流していたことがあったのです。
この事実を知って大興奮!!ところが・・・
引越しのどさくさで、今ではどこにいったのかわからなくなってしまったのです。。。惜しいことをしました。
確かに元気がないときに見ると、力をもらえたんですよね。。。
この話だけでも、意識のレベルってものすごいなと、めちゃくちゃ興味が湧いてしまい、この本の追求は楽しくて仕方がなかったです。
最後に・・・
世界がどんな風に見えるかはあなたの意識レベルにかかっている。
世界の見え方のレベルを上げるだけで、いらいらする出来事や不幸な出来事はどんどんなくなっていくのだ。
人間行動学博士の権威である、デニス・ウエイトリーはいう。
「人生は私たち一人一人が、それぞれの目を通して見ている映画です。そこで何が起こっているかは、大して重要ではありません。
それを【どのように受け取るか】が重要です。」
これは、定期的に見直しすべき本だなと思います。
落ち込むことも当然ありますよ。人間だもの。
だけど、ずっとその場に止まっていてはいけないということ。
すぐに200レベルに戻ったほうが、いいということは明らかに納得ですよね。
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<記事を書いた人>
クレーン 美幸(Miyuki Crane)
・結婚したい人のコミュニティー マッチモア アカデミー校長・クレーン式コミュニケーションスクール主宰
神戸・東京の企業にて人事採用・教育研修業務に長年従事、2006年にイギリス系日本人男性と結婚。現在結婚14年目。
大学卒業後、神戸のアパレル企業、東京の教育人事制度コンサル、英会話教室など大手企業等に勤務。人事・教育研修、マーケティング、広報などの仕事に従事。
7年間結婚相談所を運営し、会員のほとんどが約6ヶ月の婚活期間での成婚を出してきた。
「大学中退の人は嫌です」「転職が多い人は嫌です」「ご両親が離婚している方は避けたいです」「年収が●●万円以上でないと嫌です」というような、
その人の本質を見るよりも、条件での結婚相手選びの環境提供をしていることに違和感を感じたことで「条件ではなく、その人の価値観や本質を見ていく婚活」を勧めたいと決意。
新しい時代にあわせて、令和スタイルに恋愛観をアップデートした結婚の新しい価値観をつくっていくことを目的に、結婚したい人の結婚コミュニティーを運営中。
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