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恥ずかしげもなく愛について語ろう〜第28回『結婚の学校』池内ひろ美
今日取り上げる本は、離婚コンサルタントの池内ひろ美さんの
「間違った結婚をしないための方法」を教えてくれる本です。
離婚カウンセラーではなくて、離婚コンサルタントなのです!
私は一度ご縁をいただいて、
池内さんに夫婦関係の相談に伺ったことがありました(暴露!!)
「私は旦那様の気持ちがわかるわ。」と、ズバリ、斬られました!!
カウンセリングではなくコンサルタントなので、
「こうして、こうして、こうすべき」
「もし離婚するなら・・・」の道筋も明確に示していただき、
「続けるなら・・・すべし・・・」というように、
まあ〜自分のあり方について、ビシバシ叱られました。
その助言もあって、おかげさまで今でも離婚せずにいられております。
その節は、ありがとうございました。
なぜ間違った結婚をしてしまったか、それは結婚をゴールだと考えて行ったからです。
それはまさに、結婚したいのに結婚できない女性たちも同様です。
結婚をゴールだと考えていると、結婚することはできません。
結婚は、あなたの新しい人生のスタートです。
「結婚さえできれば・・・」
という思いを持ちながら婚活していることはないでしょうか?
今のうちに、一度確認してみるのは大事ですね。
褒めるための言葉はすぐ浮かんで来ますか?
「相手を褒めることはすごく大事なことって、よく言われる。
それは頭ではわかっている。
でも、すぐに褒め言葉が浮かんでこないんだよね」
私のアカデミーでも、褒める練習をすることがあります。
「すごくいいですね」だけで、
何がいいのかが伝えられていないことが多いのはよくあること。
たまに、「それ、褒めていないですよね?」
「赤い服を着ていますね」
みたいな、「見た状態を説明しているだけやん!」
という感じの時もあります。
恥ずかしさもあるのか、慣れていないのか、
なかなか相手を褒めることができないようです。
そういう姿を見て、わかったのです。
褒めるボキャブラリーが少なすぎるんだと!!!
ちょうど、本書には、「褒め言葉集」が添えられています。
褒める言葉が出てこない!とお悩みの皆様、
ぜひこちらを購入して、褒める練習をして見てください。
コミュニケーションをきちんと図るには、たくさんの言葉を相手に投げかけることが必要なのではありません。
相手に投げかけるほんのちょっとした言葉でも、吟味して使い、
時には少し角度を変えて考えてみることが、
恋愛をはじめとした人間関係をより良いものにしていくには
とても大切なことなのです。
そうなんですよ!私は、褒めについてはこだわりがあり、
婚活中の会員さんに対して「この人は褒めをもっと極めると結婚楽勝だろ!」と感じる方には、熱を込めて褒めのレクチャーをします。
そう、褒め方にはその人自身の感性や価値観が出てくるんです。
「私はあなたをこのように理解しています」ということを
明確に伝えることになります。
だから、自分自身が「自分軸」「自分の大切にしたいもの」
が明確であればあるほど、
近しい価値観を持った人と出会った時に、
口だけの褒めではなく、心から褒めやすくなるのです。
そんな価値観を共有しあえる相手は唯一無二の存在になり、
この人しかいないと思われるのです。
だから褒めは必須なんです。
そして、恋人や夫婦だからこそ余計に「褒め言葉」が大事なんです。
近い関係性だからこそなのです。
価値観とは「自分自身にとって大切なこと」
あなたにとって大切なことがあるのと同じように、
彼にも大切なことがあります。
彼にとって大切なことは何かを、考えてみましょう。
そう、こういうことに思いを馳せる習慣は、
みなさんはどのくらいありますか?
例えば、休日の過ごし方についての価値観を考えた時。
休日は早く起きて1日を有効に使わなければと考えるのか?
休日は一週間の疲れを取るために、ゆっくりするべきと考えるのか?
これは正しさを競うものではないですよね。
2人の休日の過ごし方に対する、考え方と行動が違うだけ。
異なる価値観が悪いわけでもありません。
大切なのは、自分でない他者は、
自分と異なる価値観を持っていると
「知る」ことです。
また人は誰でも自分の持つ価値観が大事ですから、
他者の価値観をそのまま受け入れるのは難しいものだと
知っておくことです。
相手の大切にしている価値観を否定しないであげてください。
自分の持つ価値観だけが正しいと思うとうまくいかなくなりますから、
相手が持っている価値観はどんなものか、
それをあなたがどれだけ受け入れることがでいるのかを
考えて見てください。
最近は、本当に様々な価値観があり、
これが当たり前とは言い切れなくなってきていますよね。
電話一つにしても、「大事なことは電話で伝えるのが当たり前」
と言われていた頃もあったし、
今では「電話してくる人は時間泥棒だ」という考え方を
持っている人もいる。
もう最近はほとんどの人は、電話なんか出てくれませんからね。
昔、会社の中でも、
「先ほどメールを送りましたので、ご確認ください」と、
一言電話しておくのが正しいマナーだ!
と言っていた時代もあったのです。
今ではzoomでの会議が主流になりましたが、
zoomの使い方でも考え方いろいろですよね。
「カメラはオンにして、ちゃんと顔を出しておくべきだとか、
イヤホンをつけないと失礼だ」
とか考える方もいれば、
「Zoom会議だからこそ、カメラオフでできるから便利なんだ」
と考える人もいる。
何が当たり前、何が正しいとかはないのです。
お互いが、お互いの考えを話し合って、
ルールを決めていけばいいことなのです。
正しい、間違っているの考え方は
そろそろ脱する時期を覚悟を決めないと、
世の中生きづらいだけですね。
絶対に嫌なことは3つまで
頭髪が薄い男性が嫌だというなら、ハゲは避けましょう。
年収の低い人が嫌なら、稼ぎのいい男性と結婚してください。
それで構わないのです。
年収の高い人を選ぶのはずるいという人もあるでしょうが、
それは違います。
年収は生活レベルや人生設計につながるものですから、
年収自体が、ご本人が持つ立派な価値観です。
絶対に嫌なもの、受け入れがたい価値観を2つか3つだけ決めてください。
そう、結婚相手を決める際に、
「理想の条件をあげること」と同時に大事なことは
「絶対に嫌なこと、許容できないこと」
を明確にしておくことです。
ただし、イヤイヤが増えれば増えるほど、
候補者は必然的に少なくなってしまいます。
だから、「絶対に嫌なことは3つまで」と決めておくことです。
よく、結婚が決まった方に、
「お相手を選ばれたその決め手は?」と伺うと、
「不愉快なところがなかったから」
と言われる方は多いですよ。
そう、価値観が違っても、許容できることが一番大事ということですね。
さあ、さすがに離婚カウンセラーの池内さんの本であるだけに、
「浮気の対処法、活用法」
という恐ろしいタイトルの章があります。
ここは、女性の方、結婚していても、まだでも、
「浮気の対処法」は学んでおくべきですよ。
必ずやあなたを守る知恵になると思います。
それでは、今宵はこの辺で失礼いたします。
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<記事を書いた人>
クレーン 美幸(Miyuki Crane)
・結婚したい人のコミュニティー マッチモア アカデミー校長・クレーン式コミュニケーションスクール主宰
神戸・東京の企業にて人事採用・教育研修業務に長年従事、2006年にイギリス系日本人男性と結婚。現在結婚14年目。
大学卒業後、神戸のアパレル企業、東京の教育人事制度コンサル、英会話教室など大手企業等に勤務。人事・教育研修、マーケティング、広報などの仕事に従事。
7年間結婚相談所を運営し、会員のほとんどが約6ヶ月の婚活期間での成婚を出してきた。
「大学中退の人は嫌です」「転職が多い人は嫌です」「ご両親が離婚している方は避けたいです」「年収が●●万円以上でないと嫌です」というような、その人の本質を見るよりも、条件での結婚相手選びの環境提供をしていることに違和感を感じたことで「条件ではなく、その人の価値観や本質を見ていく婚活」を勧めたいと決意。
新しい時代にあわせて、令和スタイルに恋愛観をアップデートした結婚の新しい価値観をつくっていくことを目的に、結婚したい人の結婚コミュニティーを運営中。