見出し画像

食生活をマネージメント

食事は毎日のことだけど、面倒なことでもありますよね。毎日、何を食べるのか?一々、考える時間は億劫だし、健康の事まで意識して食事を摂るなんてなんて、更に遠のいてる方は多いはず。今回は、現在ダイエットサポートで携わっているダイエット部の経過報告もしながら、日々の食生活について、書いてみます。

日々の習慣

「太る・痩せる、健康・不健康」どれも結論から言うと、日々の食習慣・生活習慣が関わってくるもの。そして、日々の積み重ねであること。さて、皆さんの食生活は何を基準に決めていますか?例えば、「値段」「とにかく甘い物は欠かせない」「その時食べたいもの」「とりあえず胃を満たす」「お腹が空いたら何か食べる」勿論、健康を意識している方もいるかなっと思います。ここで言いたいのは、どれが間違っているというわけではなく、どれかに偏っていると、食生活のサイクルが簡単に乱れていく、ということです。

ダイエットプロジェクトという形で、3月よりサポートを行っている中で、ダイエットをする側だけでなく、トレーナーのである私自身の気づきも沢山あります。日々の食生活の多様化と共に、嗜好が優先している食生活だったり、健康を意識するが故に、そういった商品に頼りがちになっていたり・・・・✓毎日、間食があり甘いものを食べる。本人は、食べたい欲があるだけで、何故食べているのか?必要な食事なのか?そんな事は気にしていないですよね。更に、普段は過ぎ去ったことを覚えていないものです。今日は何を食べようか?と思った時、昨日や一昨日の食事を思い出してから選ぶことはほぼないと思います。

’’3日坊主’という言葉がありますが、逆に3日続けると3週間、3か月とあっという間に習慣化するのも事実です。

習慣化したものは、無意識で行っていたり、最近では「ルーティン」という言葉が一般的なように、生活に欠かせない活動になっていきます。気づけば、健康や体重のコントロールよりも、自身が確立した生活・食生活のルーティーンが積み重なっていきます。

食事記録からの気づき

ダイエット開始時より、食事記録を書いてもらっていますが、最初こそ書くことだけが目的になっていたダイエッターの方々も、アドバイスを受け、自身の食生活を振り返る機会があることで、客観視することができるようになってきています。

とあるダイエッターAさん:間食を日々2回(午後と夕食後)間食=甘い物という構造も出来上がっており、3食+デザートの生活となっていました。チョコレート1かけならまだしも、しっかりと菓子パンやケーキなどを食べ、運動習慣がなく、オーバー体重、特に体脂肪率が高いという状況からスタートでした。明らかに、原因は明確で、糖質量が必要量より多く、間食量を減らす必要があるわけですが、全く排除するようなダイエット法は続きません。先ずは、3食を基本とし、間食との付き合い方・間食をする理由を考えていくこととしました。

ステップ① 夜の間食をなくす

夜の間食をとる理由の把握、その必要性を問いかけました。辞めることを言う代わりに、代謝学の面からアドバイスをし、ダイエッター自ら間食の在り方を見つけるまで続けました。1か月が終わりに近づいていたころ、よるの間食はゼロになていました。

ステップ② 昼の間食の付き合い方

ダイエッターAさんは、3食の食事が摂れており、たまに外食もする生活なので、そもそも間食でエネルギーや栄養素を補う必要性はないのが事実。まして、運動もなければ、尚更です。しかし、甘い物が好きで、毎日食べていたわけなので、ゼロにするのは簡単ではないですよね。ダイエット中だけ辞めるのも意味がありません。引きつづき、辞める事は強要せず、量の調整や間食が許容範囲だった日をきちんと伝えることにしました。⇒その甲斐があり、間食をしない日とする日が作れています。まだまだ、改善は出来ますが、運動も前向きになったこともプラスされ、減量・体脂肪率の減少傾向は維持ができており、開始時よりは意識しながら食事の選択ができていると言えます。


新たな習慣の始まり

先に述べたように、ダイエット中だけ食事制限や何かを’’ゼロ’’にすると、我慢をしている感覚になります。しかし、元々の食・生活習慣の問題点を把握し、改善策を自身で理解し、行動変容することで、新たな習慣が始まります。上記のダイエッターAさんでいうと、夕食の間食が「なし」が普通の習慣になってきています。最初は、間食が2回、甘い物を食べる事が普通で、甘い物の量が多い、食事の回数が多いとも気づいていなかったそうです。無意識に習慣化した日々のルーティーンをこなしていたようなかたちです。今現在は、食べた日は間食を「した」という認識に変ります。そして、外食した日は間食をやめておこう、など、その時の欲だけで決めず、他の食事との関わりが無意識に働くようになります。しばしば、ダイエッターの皆さんから、そんな風に考え始めたことに驚いた、と自らの意識変化や行動変化に驚かれます。

たかが食生活されど食生活

小学校時代、家庭や保健の授業で栄養や身体のことを学ぶ機会があったかと思います。しかし、いつしか大人になれば、嗜好やダイエット、忙しさや面倒くさいなど、インスタントや加工品ばかりの食生活。デザートが食事代わりになっている時もあるかもしれません。健康や身体のことは二の次になった食生活が当たり前の習慣になっているのではないでしょうか?でも、食生活・生活習慣は、ホルモンバランスやメンタルヘルスにも関わってくる大切な日々の行いです。女性ですと、生理前症候群(PMS)・生理痛が酷いなど、ホルモンの影響を受けやすい方も多いと思います。家族も同じだからと「遺伝」で仕方ないと諦めている話は、よく耳にします。体質の傾向はあるかもしれませんが、食生活や生活習慣を振り返ってみて下さい。毎月、不調が当たり前になるより、不調があった日が稀になる方が嬉しいですよね。男性も然り。


まとめ

毎日の積み重ねでルーティン化した習慣は、自分自身では気づきにくく、当たり前の日課になっていきます。食事は、欲ではなく、”ちょっとだけ、前日やその日に食べた物を思い浮かべる“ それが大切です!多様な食が溢れる中、100か0では疲れてしまいます。しかし、食・生活習慣は、身体にとって必要不可欠であり、大きな役割をになっている事も忘れてはいけません。だからこそ、自身の嗜好や習慣にあった「食生活のマネージメント」が重要です⭐︎


《オンラインサロンに関するお問い合わせ》

Instagram







いいなと思ったら応援しよう!