疲労を数字で管理する
今まで、「疲労」というものを感覚で捉えてきました。
みたいな感じ。これで上手くいっていたら、今回の記事を書くこともなかったかもしれません(笑)
そう、何を隠そう(?)、足を故障してしまい、現在3週間ほどランニングを中止しています。
自転車は足が痛まないので自転車ばかり乗っている日々です。
痛みの原因は、疲労が積み重なって筋肉ががちがちに固まってしまったこと。病院に行って調べたところ、骨には異常がなく(疑っていた疲労骨折ではなかった)、筋肉を緩めていけばラクになっていきます。意外と時間がかかっていますが💦
しかし、原因が分かっても、これをまた繰り返しては強くなれません。そこで取り入れたのが、
疲労を数字で管理すること。
今さら!!?!(笑)いやもう、何年スポーツやってきてるんですか、あなた。
って自分で自分に言いたくなります(いや、言いました)。
もちろん、体の声を聞いてメニューを調整できる感覚派も多くいらっしゃるでしょう。でも私は今のところ、数字で管理する方が自分に合っているかもしれない、と感じ始めているので、今回はそれを書こうと思い立ちました。
というわけで早速…
具体的に何を使ってるの?
私は2つのアプリで管理していますが、数字は違えどどちらも示すものは同じです。どちらもご紹介します。
Strava
Fitness=体力
Fatigue=疲労
Form=体力-疲労=元気度
シンプルですね。
バイクはパワー(パワーメーターを持っていなければ心拍数)、それ以外のスポーツはRelative Effort(相対的エフォート=心拍数データから得られるトレーニングが体にかける負荷)が使われて、このチャートができあがります。
この画面で言うと、チャート下部の薄いグレーの中の線が私の疲労を表していますが、7月中旬から見事にどぅーーーーーーんと下がっています。私が故障したのは8月上旬なので、まさに、疲労が故障につながったんですね。元気度、足りてなかったよ!
TrainingPeaks
前述した通り、こちらも基本は同じことを示しています。
これで見ても、7月は本当にひどい体です(笑)
どう使っているの?
じゃあ実際、感覚vs数字で何が変わったの?というところですが、私の場合は、下記の4つのポイント。
トレーニング一つ一つのTSS(トレーニングストレススコア=トレーニングが体にかける負荷=Stravaで言うRelative Effort)を知ることができた。
大事なレースから逆算し、週ごとのTSSを決められるようになった。
(2と合わせて)その日の疲労の数値を見てからメニューを決められるようになった。具体的には、今日はこれくらいのTSSをかけたい、という決め方。
疲労を気持ちのせいにしなくなった(ここ重要!笑)。体はちゃんと疲れています!笑
…と、1〜4は似たようなことを言ってそうで似たようなことを言ってるのですが(笑)、ともかく、トレーニング方法が少し変わって、「スムーズにレベルアップ」しているような気がしています。
また、これができているのも、数字と体の感覚が合っているからです。最近のデバイスやサービスってほんとすごいね!
まとめ
もちろん、これ以外にも体の状態を管理するサービスはあるでしょうが、メジャーどころの2つで、どんな風に数字が見れるのか、それを(今さらちゃんと)使い始めた個人の感想をご紹介しました。
気になったものがあればまた色々と試してご紹介します😊