ご褒美貧乏だった私のコスパ最強のご褒美

私はつい頑張った自分へのご褒美にいろいろ買ってはお金を使い、後悔する日々でした。ご褒美ラーメンにご褒美スイーツ、ご褒美コスメ、どれも瞬間的には癒されるけれどなんか満たされない。それになかなかお金もたまらない。でも、ストレスを解消すること、自分でご機嫌を取ることは生活にはかかせませんね。
そこで最近私が取り入れている「ご褒美絵本」を紹介します。

絵本の効能

①脂肪や糖質が入っていないので体にやさしい
②朗読すればストレス軽減にもなる
③長編小説や映画、曲を一曲聞くよりも早い時間で体験できる。
④図書館を使えば実質無料

まず、①の絵本には、余計な脂肪や糖質が入っていません。
紙なので当然です。罪悪感や背徳感を感じたい人はいいですけど、イライラを抑えるメリットに対してデメリットが大きいのが気になります。

②のストレス軽減ですが、本の朗読には脳が活性化し、前頭前野が刺激されることでセロトニンが分泌すると言われています。
セロトニンは、興奮や攻撃を助長するアドレナリンを抑え、気持ちを落ち着かせる作用があると言われています。
 
これを言うと、えー?はっきり言って文字とか読む方がストレスです!という人もいるかもしれません。 
しかし、絵本ならどうでしょう?小学校の音読の宿題よりも短い本だってありますし時間でいうと3分から5分で読めるものもたくさんあります。
 ですので、③長編小説や映画、クラシック名曲を一曲聞くよりもずいぶん早い時間で体験できます。ということは、わかっていただけると思います。

いやいや、絵本だって高騰していて値段高いですよねー?
いやいや④図書館を使えば実質無料です。図書館資料はカードを作ればほとんどの自治体がインターネットで予約ができますから、読みたい本を予約しておけば、実際に館内で読みたい本を探さなくてもカウンターで受け取るだけで済むので楽です。
↑図書館にいくのが面倒といわれてしまえばまあ、それまでですが(涙)
ただで楽しむ娯楽がご褒美になれば結構いい節約だと思います。税金を払っているのですから図書館は使い倒すべきです!

私が疲れた時に癒されたおすすめ絵本

①『はっぴぃさん』  荒井良二作
この本は、私がうつ病でずっと寝てた20代のころに、兄の友人が私にプレゼントしてくれた本です。 文中にあるのですが、

のろのろは ていねいなんだ
あわてんぼうは いっしょうけんめいなんだ

この言葉で涙が出たのを覚えています。自分が焦ってしまって雑に作業をしてしまう短所をもっていて、そこを自虐的に考えていました。 私はいっしょうけんめいだったと認めてもらえた気がしました。

②ねこのセーター 及川 賢治 竹内 繭子作

この絵本に出てくるネコは、寒がりだし、なんか面倒くさがりで、仕事もすぐさぼっちゃうし、その割に傷つきやすかったり、要するに「社会不適合者」みたいなネコなんですが、なんか憎めないどころか、すごい親近感というか人間味を感じてほっこりします。特に教訓めいたこともなく不思議な気持ちになる本ですが、不完全さの魅力というものを感じさせてくれます。
絵もかわいくてインテリアにもなりそうなかわいい本です。

絵本は子供だけのものではありません。
大人にこそ読んでほしい絵本がたくさんあります。絵本の世界に没頭しましょ♪そしてぜひじっくり朗読してみてください。ストレス軽減の癒しを体で実感できると思います!

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