【映画】古典として殿堂入りして良いかも~『トップガン』(トニー・スコット監督)~
*お断り
この記事は現在公開中の『トップガン マーヴェリック』の感想ではなく、前作の『トップガン』の感想です。かつ、1986年の作品ですし、ある意味「古典」と判断し、部分的にネタバレもしていることをご承知ください。
周囲で話題の「トップガン マーヴェリック」を、近いうちに観にいこうと思いたち、まずは前作を復習することにしました。
↑アマゾンプライム会員の方は、無料で観ることができます。
はい、復習のつもりだったのですが、観はじめてすぐに気づきました。初見でした(^-^; 劇場で観たつもりこそなかったけど、テレビで観たような気がしていたんだけどな。
まず何よりも、トム・クルーズの若さに驚愕。何と言っても、36年前の映画ですしね。必然的に、古さを感じる部分もありました。ポラロイドの写真とか、「オジン」という訳語とか。
一方で、矛盾するようですが、衣装を含め、映像に古さを感じませんでした。今公開したとしても、「マーヴェリック」の前作だからという意味ではなく、ちゃんとお客さんが入る気がする。
鼻持ちならない主人公の恋、友人やライバルとの関係、亡くなった父の死の真相、そして何よりも主人公の栄光と挫折と再生。「ありがち」な要素盛沢山ではありますが、でもよく出来ている作品だと思います。もはや古典として、堂入りして良いのではないでしょうか。
あと1時間49分という短さが良いです。訓練期間のエピソードを、もう少し膨らませて描いても良いのではないかとも思いましたが、あれで良いのかも。最近の映画は、あまりに上映時間が長くてね。大作が嫌いなわけではありませんが、「え、もう終わっちゃったの?」というコンパクトさも悪くないです。
しかしメグ・ライアン、可愛いなぁ。
見出し画像は、羽化したてのセミです。ある意味この映画のマーヴェリックは、羽化したてなので。
↑アマゾンプライム会員の方は、無料で観ることができます。