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子どもを読書好きにした意外なポイント
Xで「子どもを本好きにするには〜」という投稿を見て、我が家のマイベイベーがなぜ本好きになったのかを振り返ってみた。
いくつかのポイントがあると思うけど、ひとつは「マンガ」。おしり探偵やゾロリを卒業した後、そのまま文字多めの本に移行してほしい…という親が多いと思うけど(僕もそうだった)、マイベイベーはマンガにハマった。
僕もワイフも子どもの頃からマンガ好きだし、僕は今もマンガを買ってるから悪い印象はゼロで、むしろ学ぶことも多いと思ってる。だから、マンガ好きウェルカムだ。このタイミングで、うちはドラえもんとか藤子不二雄系の辞書みたいに分厚い愛蔵版をブックオフに行くたびに買った。
なぜ単行本ではなく愛蔵版にしたかといえば、シンプルな理由で単行本を買うよりお得だから。なにを買うかについては、マイベイベーに任せた。
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特に小さい頃は愛蔵版を読むのにかなりの時間を要していたけど、面白いからぐんぐん読み進める。その結果、狙ったわけじゃなくて、偶然の賜物として、マイベイベーは長時間、集中してマンガを読むことができるようになった。実はこの集中力が「本好き」になるためのポイントなんじゃないか?
大人もそうだけど、本を読み進めるにはある程度の集中力が必要だ。マイベイベーは藤子不二雄の愛蔵版によって、数時間それを読み続ける「読書体力」が身についた気がする。
ちなみに、出かける時は必ず愛蔵版を持ち歩いた。もちろん重いけど、そのおかげで、移動中にスマホではなく移動中にマンガという習慣ができた。僕の感覚では、子どもがスマホでよくわからない動画を観るより、一流の漫画家が描いたマンガを読む方が嬉しい。
マイベイベーは、藤子不二雄を卒業したら、『うる星やつら』『らんま1/2』『犬夜叉』などの高橋留美子作品とコナンに移行した。高橋留美子作品とコナンの愛蔵版も、ほぼぜんぶ購入した。最近は、『ちはやふる』や『動物のお医者さん』にどっぷり浸かっている(なぜ最新のマンガではなく、古めのセレクションなのかはまた別の機会に記そう)。
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そうやってマンガを楽しんでいるうちに、マンガ的な要素のある児童小説にも興味を持ち、読むようになった。うちは、おしり探偵、ゾロリ→マンガ→児童小説という流れだった。マンガでつけた集中力は、小説を読む基礎体力になったと思う。