ゴールデンカムイ風ご飯.1~鮭のオハウ風スープ~
ゴールデンカムイにハマりすぎた水無瀬です。
この漫画は、とにかく美味しそうな料理がたくさん出てきます。
オハウ(汁物)、鍋、チタタプ(なめろうみたいなもの)、などのアイヌ料理やその他少数民族の料理、ボルシチなどのロシア料理(ボルシチは厳密にはウクライナ料理ですが)などなど。
アイヌ料理はどれも美味しそうなのですが、いかんせん食材が手に入りづらい…。
ウサギ肉や鹿肉は頑張れば買えそうですが、クマ肉は専門店などでないと買えなそう。
ぬーん…となっていた筆者に救いの手が。
そう、鮭料理。
アイヌ語で鮭は「カムイチェプ(プは小文字。神の魚という意味)」と呼ばれるそうで、アイヌにとって極めて重要な食材だったのだとか。
しかも鮭はスーパーで買うことができます。助かる。魚はお肉に比べると少々値が張りますが、背に腹は代えられない。
さらにめんどくさがりな筆者にとって、チタタプは体力的・精神的ハードルが高い。
最近は寒くなってきたし、温かいものが食べたい季節でもあります。というわけで、今日の夕飯は鮭のオハウ(汁物)に決定!さっそく作っていきましょう。
材料はこちら。
・鮭(今回は普通の鮭を使用。塩鮭でも可) 4切れ
・ジャガイモ(メークイン) 2個
・にんじん 1本
・大根 1/2本(既にカットされているもの)
・ネギ 1本
・しめじ カットされているものを1袋
・出汁のパック 2つ
・水 600ミリリットルくらい
あらゆるレシピをネットで漁りまくり、それらに出てきた食材を全てぶち込んだため、かなり具だくさんです。ぎり汁物かなくらい。
ネギを行者ニンニクかニラにすると再現度が高くなると思いますよ!
京都のスーパーには行者ニンニクはありませんでした…
ニラの使用を考えましたが、筆者は明日バイトがあるためチキってネギにしました。今度作る時はニラにしてみようと思います。
レシピはこんな感じ。
1.出汁をとる。面倒臭がりな筆者はパックを使いましたが、昆布で引いた方が本格的です!
2.野菜を食べやすい大きさに切り、ドーンとだし汁の中に入れる
(このときネギは一緒に入れましたが、最後の仕上げに薬味として入れるのもアリです)
3.だし汁が沸騰したら鮭を入れる。
4.鮭に火が通ったら、味見をする。特にジャガイモ、にんじん、大根の食感を確かめましょう。
5.塩気が足りなければ塩や醤油、食べられるオソマ(味噌)を入れて味を調える。
筆者は面倒k(以下略)だったのと、個人的にはちょうど良かったのでそのまま。
6.いただきます!
出汁をとるのが少し手間かもしれませんが、パックを使えば楽ですし、あとは具材を切って煮るだけなので簡単。
調理中の写真は撮りそびれたので、煮込み途中と盛り付け後の写真を。
映えは今一つですが、これが素朴ながらも出汁と具材のうまみが出ています。
王道ではなくなるかもしれませんが、個人的にキノコを入れるのはかなりおすすめです!
お出汁のうまみとキノコの風味のハーモニーがたまりません。
ほっこりして、「これでいいんだよ」という料理。
C’est délicioux!
これをハフハフしながら頂くのが最高です。
ヒンナ、ヒンナ。
オハウ、いいですね!具材や味付けに融通が利くのが良い。
味付けが最低限なので低カロリー、タンパク質(鮭)もお野菜もキノコも採れる。
これに納豆ご飯を合わせるともうダイエットご飯としても通用する。
限界大学生でも作りやすいです。忙しいときのお夕飯にもピッタリ。
オハウだけで何種類も作れてしまいますね。
この企画はシリーズ化したいですね。『ゴールデンカムイ』はほんとに、自炊欲を刺激してくる…
次回はユクオハウ(鹿の汁物)でお会いしましょう(多分)。
鹿肉が手に入らなければ、おとなしく牛肉で作ります。
わくわく。
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