【解説】ビジネスに役立つ!心理効果「ハロー効果」とは?
こんにちは!
マーケティングリサーチを中心にビジネスに関する動画を更新するYouTubeチャンネルのMAppsチャンネルです。
昨日、MAppsチャンネルでは行動経済学の1つであり、ビジネスにも役立つ心理効果の「ハロー効果」を解説したアニメ動画を公開しました。
本記事は、その動画を文章でお楽しみ頂くための解説記事になります。もしまだ動画をご覧になっていない方は、ぜひこの機会にご覧頂けたら嬉しいです。
それでは早速解説していきます。
ハロー効果とは?
ハロー効果は、ある対象(人やモノ)への評価が、その対象が持つ一部の目立った特徴に影響されて変化してしまう心理効果で、認知バイアスの1つです。
ハロー効果の由来
この「ハロー効果」という名前は、心理学者のエドワード・ソーンダイクによって名付けられました。この「ハロー」は英語の挨拶で使用される「Hello」ではなく、日本語で「後光」「光輪」などを指す「Halo」の意味があります。
これは、「後光が指している(目立つ特徴)=すごい人だ!」というように、その対象が持つ一部の特徴だけで、その対象の全てを判断してしまうことを表しています。
良い方向にも悪い方向にも作用する
ハロー効果は良い方向にも悪い方向にも作用して、それぞれ「ポジティブ・ハロー効果」「ネガティブ・ハロー効果」と呼ばれます。
例えば、口コミで味の評判が良いレストランに対しては「味の評判が良いから」という理由だけで、接客やお店の雰囲気にも好印象を持ち(ポジティブ・ハロー効果)、反対に味の評判が悪いレストランに対しては「味の評判が悪いから」という理由だけで、接客やお店の雰囲気にも悪印象を持つ、というようなことが代表的な例になります。
ビジネスシーンでも活用
ハロー効果は、ビジネスシーンでも応用することが可能で、例えば営業やプレゼンといった「人と接する場面」では、外見や言葉遣いなどの一部を意識するだけで、自分に対する周りからの評価を変えることが出来ます。
また、マーケティングでは、先述したレストランの口コミの例のように、外部に伝わる評判を上げることで、より効率的に注目を集めることが可能になります。
そのように、ハロー効果の特徴である「良くも悪くも人は一部の目立った部分だけで判断する」ということを念頭に置いて行動すると、仕事でもプライベートでも、これまでとは違った部分を意識して行動できるかもしれません。
さいごに
今回は、ハロー効果について簡単に説明しました。もし他に解説して欲しい用語やご質問等ありましたら、ぜひコメントで教えてください。最後までお読み頂きありがとうございました。
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