マーケティングに使える!「3C分析」とは?
こんにちは!
マーケティングリサーチを中心にビジネスに関する動画を更新するYouTubeチャンネルのMAppsチャンネルです。
先日、MAppsチャンネルではマーケティング戦略を考える時に使われる「3C分析」の解説動画を公開しました。
本記事は、その動画を文章でお楽しみ頂くための解説記事になります。もしまだ動画をご覧になっていない方は、ぜひこの機会にご覧頂けたら嬉しいです。
それでは、早速解説していきます。
3C分析とは
3C分析は、マーケティング戦略を考える際に使われ、現在置かれている状況を分析するために用いられるフレームワークです。
3C分析の「3C」はCustomer、Company、Competitorの頭文字を表していて、それぞれ以下のような意味があります。
Customer:顧客・市場
Company:自社
Competitor:競合
簡単に説明すると、3C分析は自分の会社が現在置かれている状況をこの3つの視点で分析すると、抜け漏れなく分析が可能、かつ整理もしやすい、という便利なフレームワークになります。
3C分析の目的とは
3C分析はマーケティング戦略を考える際によく使われますが、具体的な目的として、主に成功要因を見つけるために使われます。
成功要因は、英語でKey Success Factorなので、頭文字を取ってKSFとも言われますが、
【Customer(顧客・市場)】を分析
→市場の変化や状況、また顧客の求めることや行動を理解する
(市場や顧客が求めていることを知る)
【Company(自社)】を分析
→自社の状況や強みを考える
(自分たちだけが提供できるものを考える)
【Competitor(競合)】を分析
→競合はどこで、どんなことを価値として提供しているのかを把握する
(競合が提供できていない、あるいは弱いところを見つける)
これらの分析結果を踏まえて戦略を考えることにより、「この戦略ならきっと上手くいく」という根拠や要因(成功要因)を見つけることが出来ます。
3C分析は営業でも
この3C分析は、自社の戦略だけではなく、他社について調べることも可能なので、「営業に行く前に、相手の企業について3C分析で調べる」といったように、マーケティング以外の場面で応用することも可能です。
その他フレームワーク
そして、3C分析はマーケティング戦略を考える際に使うフレームワークですが、この3C分析を考える際に使うフレームワークも存在していて、例えば顧客・市場の部分を分析するファイブフォース分析や、自社の分析をするSWOT分析などがあります。
その他にも様々なフレームワークが存在していて、知っておくと便利な知識だと思うので、気になった方はぜひ調べてみてください。
さいごに
今回は「3C分析」について簡単に説明しました。もし他に解説して欲しい用語やご質問等ありましたら、ぜひコメントで教えてください。最後までお読み頂きありがとうございました。
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