英語日記の書き方
「日本語→英語」に直すは間違い!?
今、英語日記を実際に書いてる方へ質問です。
日本語で書いた文章を英語に直していませんか?
もし「はい」と答えてしまった方。実はその学習法、間違っているんです!
なぜ間違いなのでしょうか。それは、英語で文を作るときや会話をするとき、一度日本語で考えてから英語に直す癖が身についてしまうからなんです!「英語は英語のまま取り入れる癖」をつけなければ、日本語を英語に変換することに時間を取られてしまい、英文を読んだり書いたりするときも必要以上に時間がかかってしまったり、ネイティブとの会話についていくことが難しくなります。そして一度身についてしまった癖はなかなかとることができません。なので英語日記を書くときもまずは、「英語で」その日起こったことを振り返りましょう。
もちろん初めはとっても難しいですが、"It was sunny today"や、"I had rice for breakfast"といったすごく簡単なことで大丈夫ですし、間違っててもオールOKです!大事なことは、「英語で考える」を習慣化することです!
簡単な文に「ワンポイント」加える
日本語では上手な文を書けるのに、英語になった途端、すごく味気ない簡単な文になってしまうことってありますよね。例えばこんな日記があったとしましょう。
日本語に訳すと、
すごく単調な日記になってしまっていますよね。そんな時に大事なのが、簡単な文に「ワンポイント付け加える」こと!
例えば一番初めの例文には、「どんなコーヒーだったのか(ブラック?ミルク?ホット?アイス?)」、「どんなスープだったのか(野菜スープ?味噌汁?手作り?インスタント?作り置き?)」といった、本当にちょっとした情報を追加するだけで、表現がより豊かになります。
では、実際に先ほどの例文にちょい足しして比べてみましょう!
訳すと、
簡単な文に少しの情報を付け加えるだけで、とても読みやすくわかりやすい日記に変身しましたね!まずは簡単にその日起こったことを英語で考えて書き出しみて、それからワンポイント付け加えてみましょう!これだけでも、英語力がぐんとアップしますよ!
「なぜ?」を繰り返す
先ほどの例文に戻りましょう。情報を少し付け加えただけで読みやすくなった日記ですが、まだ少し単調で表現がワンパターンに見えますよね。ここで取り入れたいのが、「なぜ?」と繰り返し自分に聞くこと。例えば、「朝アイスブラックコーヒーを飲んだ」という一文に、「なぜアイスにしたのか?なぜブラックにしたのか?なぜコーヒーを飲んだのか?」という質問を投げかければ、自然と味のあるわかりやすい文章を書くことができます。
「一日の始まりはブラックコーヒーと決めている。いつもはホットだけど、今朝は暑かったからアイスにした。」と言い換えれば、ただ「朝アイスブラックコーヒーを飲んだ」と言うよりさらにバリエーションとインパクトのある表現ができますよね!
では実際にやってみましょう!
訳してみると、
初めの日記に比べると、表現がとても豊かになり読みやすさも格段にアップしましたね!
自分の好きなことや正直なことが書ける日記ですが、英語日記では「読者がいる想像」をしてみると、単語力や表現力に加えて「伝える文章を書く力」も身につけることができるので、書くときに少しだけでも意識してみると良いですね!最初は知っている単語も限られていると思うので、英語日記と並行して単語も勉強していきましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?英語で文を書くって予想以上に大変ですよね。毎日となればなおさら。。。でもだからこそ、続けることで今よりも数段、英語力をアップすることができます!好きな音楽を聴きながら書いたり、お風呂に入りながら一日を英語で思い返してみたりして、これからも楽しく英語を学んでいきましょう!
この記事の他にも、英語学習に関する情報を発信していますので、ぜひご一読ください!
追記:筆者が実践してみた
筆者が実際にこの記事を参考に英語日記を書いてみました!例文にぴったりなので、併せてご一読ください!
記事はこちら!「英語日記の書き方」を実践してみた