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子供はひたすら褒めて育てる時代
データで示される日本の子供たちの自己肯定感の低さ
日本人の自己肯定感は他国に比べて低い。
そう聞いたことはありませんか?
過去、内閣府や日本財団、文部科学省などが行った調査でも、諸外国と比べて日本人の若者の自己肯定感が低いことが分かっています。
以下に文部科学省のデータのリンクを張っておきます。
参考資料2 自己肯定感を高め、自らの手で未来を切り拓(ひら)く子供を育む教育の実現に向けた、学校、家庭、地域の教育力の向上(教育再生実行会議第十次提言本文・参考資料)(2/2)
私は、自分が海外生活が長かったこともあり、また20か国以上訪問してきた経験があります。ですから断言できますが、世界のどこの国と比べても、日本はダントツに素晴らしい、住みやすい良い国です。
社会保障制度、治安の良さ、日本人の民度、住みやすさなど、その素晴らしさを列挙したらキリがありません。
そんな素晴らしい日本で生まれ育った日本人がなぜ諸外国に比べて自己肯定感が低いのか?
その理由は、文化的背景や社会的要因に深く根ざしていて、専門家の皆様が多数上げていらっしゃいますが、私は大きくは2つあると思っています。
まず1つめは、集団主義の影響です。
日本の社会は、個人主義よりも集団主義を重視しする傾向があります。
自分の意見や個性よりも、調和を保ち、周囲との協調を優先することが求められるため、自己肯定感よりも周囲からの評価に依存する傾向があるのです。諸外国に比べて、自分軸ではなく、他人軸をベースにして生きてしまいがちです。
集団主義は、日本が戦争に負けて、戦後復興で成長していく時代はよかったのですが、豊かになり、先進国入りしている現代日本は、家庭はもちろん、学校や、社会全体で、子供たちが持つ無限の可能性を尊重するような環境を作っていく必要があるように思えます。
2つ目は、日本では、子どもが失敗から学ぶよりも「失敗しないこと」を重視する場合が多く、過ちを咎められる場面が増えることで、自分の価値を見出しにくくなることがあります。また、親や教師が褒めるよりも、指摘や矯正を重視することも影響します。
本来、失敗こそが、成長への最大の天からのギフトでもあるのですが、親や周囲がそれを理解して、子供に接していくことで、子供たちの自己肯定感を上げていくことは、日本の社会全体にも必要なことではないでしょうか。
子供の存在そのものを肯定する
では、どうすれば、子供の自己肯定感を上げることができるのでしょうか?
それは一言でいうと「自分は愛されていて、価値がある」と自然に思わせる事です。
具体的には、
☆「あなたがいるだけで嬉しい」「そのままのあなたが大切」というメッセージを伝え、無条件の愛を感じさせる。
☆結果だけではなく、挑戦や努力したプロセスを認めることで、自分の行動に価値があると思えるようになる。
☆子供の意見や感情に耳を傾け、「あなたの考えも大事だよ」と示すことで、自己価値感を育む。
☆失敗を「学びの一部」として肯定し、「次があるよ」「ここから学べばいいね」とフォローする。
生年月日は、人生の羅針盤
運命学では、生年月日から、その人生の一生の傾向が分かります。
幼少期、思春期、青年期、そして大人になってから、どういう思考をしていくのか、どう変化をしていくかが明確に分かります。
生年月日は、人生のトリセツであり、羅針盤のようなものです。
必ずしも親御さんと同じ思考とは限りません。
親御さんが、子供の個性、傾向を理解したうえで、子供に接してあげることができれば、子供の自己肯定感を上げていくことができます。
自己肯定感を貶めない子育てこそ、その子が真に幸せに生きていくための最短距離だと考えます。
お子様の個性や将来の傾向などをお知りになりたい場合はご相談ください。
真魚の氣学鑑定書では、経営者や起業家だけではなく、子育てなどのご相談にも対応しています。お子様の生年月日とご両親の生年月日から、どう接していけば、その子の個性が最大限に生かされて、幸せに生きて行けるかの鑑定や、接し方でお悩みがあれば、心理学的アプローチの方法もお伝えいたします。
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