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体にも良く、さらに調理に向いている油 2選

クッキングオイル、適当に選んでいませんか?

もしかすると、使用する油の体に良い成分や脂肪酸を破壊してしまったり、有害な毒素やフリーラジカルを作り出してしまっているかもしれません。

今回は健康へのメリットも大きく、調理に向いている油を紹介したいと思います。


まず調理に向き不向きを決める上で大事なことは、スモークポイントです。油を加熱した際、ある温度で煙を発生させはじめるポイントが油のスモークポイントなのですが、

油を加熱した時の煙は体に有毒であったり、フリーラジカルを産生してしまったりと、とても問題ないとは言えません。

調理の油を選ぶときは、スモークポイントが高い油を使うべきということです。


では、スモークポイントが高く脂肪酸組成も優秀な油は一体どの油なのか。

ここでいう脂肪酸組成の優秀さとは主にオメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸の割合が1対1であることです。どちらも必須な脂肪酸ですが、オメガ6系脂肪酸の割合が高くなることは体にとって問題です。なぜならオメガ6系脂肪酸の摂取割合が、大きくオメガ3系脂肪酸を上回ってしまうと炎症の引き金になってしまいます。過度な炎症やストレスは脳や神経系、細胞レベルでダメージを与えてしまいますからそれは避けたいのです。


スモークポイントが高く、オメガ6系と3系の脂肪酸割合が1対1に近い油脂を選ぶことが調理という行為のネガティブな側面を回避するキーとなります。


一つ目、マカデミアナッツオイル

・オメガ3系と6系の割合はおよそ1対1

・一価不飽和脂肪酸で約8割が構成されている。
一価不飽和脂肪酸はオリーブオイルやアボカドオイルなどの主要脂肪酸でもあり、LDLコレステロールの改善や心血管系の疾患の予防などさまざまな健康効果が確認されている。

・スモークポイントも高く加熱調理に向いている。


二つ目は、ココナッツオイル

・ココナッツオイルは体に良い飽和脂肪酸で構成されている。MCTs、中鎖脂肪酸の略称だが結合している炭素の数が少なくエネルギーになるのが急速。MCTsの代謝においてカルニチンが必要なく、吸収されたのち肝臓に運ばれケトン体を産生する。

ラウリン酸。体内でモノラウリンに変化し、悪い腸内細菌やウイルスを殺してくれる。つまり、腸内細菌を整えたり、抗菌抗ウイルス作用を発揮してくれるということ。

LDLコレステロールの改善や、安静時代謝の増加による脂肪燃焼効果も期待できる。

・スモークポイントも高く、体にも調理にも優れた油である。


以上、健康効果も高く調理に向いている油の紹介でした。ぜひ調理油の購入の際の参考にしてください。

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