人生は、コントだ。
今年も残り3か月。あっという間で信じられない。
先月は、新しいアルバイトのことでものすごく悩んだ。今の自分にはフルタイムで働くことは無理だという現実に直面したし、チャンスがあっても諦める選択を持つようになったことがとても苦しかった。
働くことに対してものすごく恐怖を感じるようになったし、自分には何もない、何もできないという気持ちでいっぱいになった。
そんな今の時期に自分と重ねるように見たのが菅田将暉主演の「コントが始まる」というドラマ。
有村架純や神木隆之介、仲野太賀、古川琴音と出ている俳優さんたちが大好きな人ばかりで以前から見たいと思っていたのだが、ちょっと前にTVerで配信されていたのをきっかけに気持ちで見た。
マクベスという売れないお笑いトリオを筆頭に人生に悩む人たちがそれぞれの視点で、もがきながらも生きていく姿を描いている。
やりたいことがわからず、20代半ばまでアルバイトでなんとなく生きてきたつむぎちゃん。頑張りすぎて体調を崩してしまって、頑張らない選択肢を選んだ里穂子センパイ。マクベスでの10年間は何だったのか、自分には何もないと感じる主人公の春斗。
みんな、それぞれ悩んでいて、それでも人生は続いていて。
何が正解とかわからないけれど、最終話でマクベスの3人や中浜姉妹が選んだそれぞれの道が、どれも幸せであることを願わずにはいられなかった。
人生は、コントだ。
不安とか悩みは一生尽きないと思うけれど、そう思うだけで少しだけ心が軽くなる。そんなドラマに出会えてよかった。