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逃げ場は沢山あっていい

学生時代、色々としんどい思いをしたことはあっても体や心に不調が出ることはあまりなかった。

なんでなのだろうと考えた時に、逃げ場が沢山あったからなのではないかと思った。

部活でなんとなく上手くいかないな〜と思ったら、クラスで充実させたり、逆にクラスで居心地悪いな〜と思ったら部活を一生懸命頑張ってみたり。
しんどいなと思った時に、その都度無意識に逃げ場を作っていたのではないかと最近気が付いた。

大学時代もそう。
学校生活、バイト、高校時代の友達との遊び、参加していた団体の活動など複数の場所に逃げ場があったからこそ、しんどいと思った時もどうにか乗り越えられてきた。

社会人になってからはどうか。
やはり、仕事の割合が1番大きくなり、気持ちの面でもしんどくても息抜きできる逃げ場がほとんどなかったような気がする。同期の子と休憩時間にお喋りをしていても「この生活が一生続くのかぁ…」と思って常に憂鬱だった。

土日に彼や友達と遊んでも、頭にあるのは常にこれから一生続くであろう仕事のこと。どちらかというと現実逃避に近く、気持ち的には全く息抜きにはならなかった。

これからは少しだけ意識して、趣味でも好きなことでもなんでもいいから自分の心が軽くなるような沢山の逃げ場を作りたい。ひとつのことに集中するよりも、複数に分散させていくことで、自分の健康を守っていく。


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