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楽しみがまたひとつ
先日、高校の部活の後輩と久しぶりに会ってきた。
会うまでは緊張したが、1年振りとは思えないほどの居心地の良さで話が盛りに盛り上がり、夜まで遊んで名残惜しみながら解散した。
彼女との出会いは、私が高校2年生の時。
最初はあまり接点がなかったのだが、部活動の係が同じになったり休憩時間に話すようになったことがきっかけで仲良くなった。お互い大学生になってからも時々会い、今でも仲良くさせてもらっている唯一の後輩ちゃんだ。
私自身、今までも年下の後輩と仲良くなることが多かったのだが、中でも彼女は特別だった。
なんというか、穏やかで一緒にいると居心地が良くて、波長が合う。
久々に会っても何を話そうとか考えることなく、話したいことで溢れてくる。無言の時間も、むしろ心地よい。先輩とか後輩とか関係なく、本当に友達みたいな関係だ。(と、私は思っている)
この1年間にあった彼女の就活のことや友達のこと、恋バナや卒業旅行の話などを沢山聞いた。美味しいものをお腹いっぱい食べて、海の近くをお散歩しながらひたすら喋りまくった。
卒業祝いと内定祝いにちょっとしたプレゼントと花束を渡したら、とても喜んでくれて嬉しかった。「ちょっと気を緩めたら泣きそうなので」なんて言ってくれるんだから、こっちまで嬉しくて泣きそうだ。
出会ってから何年経っても変わらない関係が心地よいし、会って話すことで元気をもらえた。
次は一緒に自然があるところに旅行行こうね、と約束した。これからの楽しみが、またひとつ増えた。