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オリラジ中田敦彦のYouTube大学のスゴさ

 朝一番、目覚めた時、私は夢を覚えていない。代わりに、閃きのようにして、イメージや言葉がポッと浮かぶ。自分軸で生きるようになると、その朝一番の朝採れ情報が、結構重要である、ということに気づいていく。

 今日の朝採れは「オリラジ中田さん」だった。テレビやメディア情報をあまり見ないマイペース生活なので、これは自分にとっては、非常にレアなケースだ。なので、気になってググってみた。

おそらく、多くの皆さんにとってはもう周知の情報であるに違いない「中田敦彦のyoutube大学」が大量に出てきた。概要欄を見ると、2020年12月13日現在で、総再生回数が5億越。毎週4日、必ず1本の動画をアップし続けていらしたとある。

 軽妙な語り口で、様々な分野の書籍の解説をしている。それが積み重なり、生きる知的アーカイブ化しつつある。youtubeという新しい通信手法と語りのプロ、中田さんの組み合わせがバッチリ出会ってしまったのだろう。さらにtwitterを見ると、中田さんの語りを翻訳するチームもいるらしい。

 書籍の紹介、というと松岡正剛さんの編集学校が既に一時代を築いている。松岡さんが「書く」という情報に特化されているのは、編集者だったというご自身のバックグラウンド故でもあり、時代のテクニカル的な背景故でもある。その学びの場から、沢山の人材も輩出されている。書籍から読み取る思想、という日本の知的財産の育成・継承に貢献されてきた方である。 

 中田さんのyoutube大学は、その流れでいうと、時代のテクニカル的な進歩に乗って生まれた必然的新世代、と言えるのかもしれない。

 松岡さんが知的アドバイザーとして重積を担っておられるのと同様、中田さんもそのうち、知的アドバイザーとして社会的な活躍をされるのかもしれない。というか、この変化の時代、一般人には見えないだけで、もうそれは既に始まっているかも。 

  


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