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都内でWebエンジニア 足立区育ちからの日比谷高校、慶應理工学部院卒 趣味→カラオケ、バスケ(NBA)、物書き

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2023年振り返り

 2023年の振り返りを書こう書こうと思っていたら3ヶ月くらい経ってしまった。記憶が薄れないうちに書き残しておきたい。2023年は大学卒業(修了)と社会人生活のスタート、節目となるイベントが多い1年だった。 修論発表  2023年の初めは、2月に修論発表という一大イベント?を控えていたので、研究進捗とプレゼン準備に、身を粉にして取り組んでいた。一大イベントと表現したのは個人的に理由がある。それは、「人前で詰められる」といった事象に対する過去のトラウマ的な記憶を塗り替える機

    • 今まで出会った人の中で本当にすごいなと思った人たち

      はじめに  今までそれなりに多くの人と出会ってきた。ほとんどの場合、自分も含めて平凡な人か、平凡な人が何らかのきっかけを得て努力してそれなりに能力を身につけた人に分類される。後者の場合も、こういうモチベーションでこれくらい努力したらこうなるだろうなとある程度イメージできるものだ。しかし、世の中には言葉で説明ができないような稀有な才能を持つ人がいることも事実だ。今まで出会った人の中にもそういう人が何人かいるので紹介したい。到底今の自分や過去の自分がどんなに工夫して努力しても到達

      • 大学生活から得た学びを卒業時に大雑把に振り返ってみた

         大学生活は中学校高校の時と違って受験勉強から解放されているので、割と時間的なゆとりが多く折に触れてたくさんの文章を書くことができた。その時々の記憶やその捉え方を書き残しておけば、いつか振り返った時に新たな発見があるのではないかと、そんな将来への期待を込めて書いていた。  過去の出来事の捉え方や解釈を、まるで赤の他人の人生を見るように再評価するという訓練のことを認知行動療法と言う。これを習慣化して積み重ねることが、メンタルヘルスを維持する上で役に立つという研究がある。文章に

        • 修論を終えて

          2022年の秋ごろから2023年の2月にかけて修論に取り組んでいた。個人での経験を踏まえて書き記しておきたいことがある。 修論に取り組んでいる最中はほとんどノイローゼのような陰鬱な気分が多かったような気がする。理由は幾つかあると思う。 一つは、研究そのものの大変さである。同軸に比較できるものではないが、インターン等の仕事の成果を求める営みと比較しても研究の方が数段上の大変さ、ストレスがあったような気がする。大変さを少し分解してみると、そもそも研究の営み自体の難易度の高さや

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          2022年まとめ

          2022年も年の瀬となったので振り返ってみようと思う。以前の記事より推敲の段取りを少なく済ましているので荒さが残る駄文かもしれない。この一年を大雑把に区分けするなら就活、インターン、大学の3つになる。  2022年の最初は就活を本格的にスタートさせることから始まった。後から周りと比べてみると就活を始める時期は遅かったように思う。例年三月が本選考開始と言われるが、そんなの有名無実なルールだ。大学のタスクとプログラミングスクールのインターンに精を出していたらあっという間に冬休み

          2022年まとめ

          2022 夏 雨 夜

          最近色々な物事がひと段落ついたり始動したりして、人生の節目の一つなんだろ〜な〜と思っている。今までの人生振り返ってみると、大きく2~3年周期で、コミュニティや生きていく感覚が変わるタイミングが訪れる。そういう時に浮かんでくる思考や感情は本能が赴くままに書かずには居られない。 大学生生活の後半はもっぱらGeekSalonというコミュニティでメンターとして生活していた。今は、内定が決まってエンジニアとして次のステップに進むための時間を多く使っているが、まだPythonコースのメ

          2022 夏 雨 夜

          新卒エンジニア就活いろは

          私は2022年1月から4月にかけて4か月間、新卒としてエンジニア就活をし、自社開発企業のエンジニアとして複数内定を頂きました。そこで感じたことに「新卒のエンジニア就活の情報がネット上に全然載っていない」ことが挙げられます。母数が少ないので仕方がない部分ではありますが、情報不足によって技術力のレベルやプロダクト志向かどうかなどでミスマッチが起こりやすい現状があるのではないかと考えました。そのため、私自身の体験を基にして、これからエンジニア就活を考えている方が、自分に合った企業を

          新卒エンジニア就活いろは

          2021年総括

          概観2021年は、大学やインターン先(=GeekSalon)で積み重ねてきたいくつかのことがOutputになった一年だった。また、振り替えってみると価値観が色濃く反映された仕事や取組みをしているなと実感する。 卒論発表2月に卒論発表がある。年末年始含めて1月はほとんど卒論のみに時間を費やした。これは初めての経験かつ、教授たちにとっても初めてのオンライン卒論ということで、色々と精神的な負担を得たことは否定できない。 コンピュータを使い、プログラミングがメインの研究なので、エ

          2021年総括

          2020年総括

          2020年の初めは, ほとんど一科目も落とせないような緊張感のある期末試験からスタートした. と同時に大学入ってからおそらく最も真剣に学問に取り組んだ. 昔の頭の良い人たちはこのようなことを考えて, 理論を確立して応用させてきたのだなぁと少し感慨深い気持ちになったのを覚えている. GeekSalonとの出会い 1月に大学生向けのプログラミングコミュニティのGeekSalonに入会し, プログラミングでアプリ制作に励んだ. 大学1年の頃に没入していたサークル活動を辞め, 授業

          2020年総括

          感染症のSIRモデル解説

          感染症が発生し、どのように流行して終息するのかを数理モデルで表したものがSIRモデルです。今回はSIRモデルを解説します。知識ゼロの読者対象に分かりやすさ重視です。(高校数学の理解を前提としています) S, I, Rとは?S : Susceptible 未感染者(今後感染を受ける危険あり) I : Infectious 自身が感染(他者に移す危険あり) R : Recovered 既感染者(感染のリスクなし) ※今回は簡単のため死亡者の割合を考慮しません。 SIRモデ

          感染症のSIRモデル解説

          金融リテラシーメモ 2020 7/8

          老後2000万円問題 5つの誤解 老後に二千万円、平均の不足額 1.年金破綻ではない 2.老後の全部ではなく一部 3.食費ではなく老後の生きがい予算 4.退職金は2000万円に含めていい 5.老後に必要なお金は人それぞれ ゆとりある生活費 老後の費用は実は8000万円 公的年金で大体6000万円足りる 足りない分が2000万円 日常生活費は公的年金で賄える 老後の豊かさを自助努力で備える 退職金、企業年金は2000万円の一部 企業年金の認知度が低い 生活コストは人それぞれ

          金融リテラシーメモ 2020 7/8

          読書感想文~柴山和久「元財務相官僚が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法」

          【要約】  本書は首尾一貫して長期分散積立投資の有用性を喚起している。まず筆者自身の投資の失敗談から始まる。留学した際、銀行に厚遇を受けて言われるがまま金融商品を買い、結果損をしてしまった。実際の投資信託の中身やリスクを把握していなかったのだ。また、過去のリターンの高さを鵜呑みにするのもよくない。というのも過去の実績よりたまたま上手くいったものが選抜されて金融商品のパッケージに載せられる。銀行からの厚遇は怪しいものである。  次に筆者の奥様がアメリカ人であり、義理の親が自身の

          読書感想文~柴山和久「元財務相官僚が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法」

          英語サークルの総会について

          ※これは、2019年の秋ごろ、精神を病んでいたころに書いた文章です。 とてもとても利己的でごめんなさいだけど、責任のない立場で、後からではいくらでも言えると言ってしまえばそうではあるのだが、一年半以上モヤモヤし続けているので、このままだと、体の奥底にしこりが残ったまま時効を迎えそうなので、オブラートに包むことなく言ってしまいたい。私が大学一年の末の英語サークルの総会についてのことだ。私の英語サークルに対する記憶・印象の7割を占める存在であり、避けては通れない記憶だ。未だに思

          英語サークルの総会について

          2019年総括

          基本的には、ほぼ大学の授業とバイトの一年。たまに遊び。しかし脳内はわちゃわちゃ。 初っ端は同窓会で懐かしい気分に浸る、両親会話ゼロ戦が勃発、サークルの話でツイッター炎上、実験レポート忙殺月間、中国帰省&変化を実感、日本は素晴らしい国、不眠症発症、不眠症回復、バイト先で古株のおじさんと喧嘩、勉強とバイトに専念、将来のことを考える、家族旅行、プログラミングサークルに入る 抽象的ですが、自己満な自問自答の繰り返しがよぎります。もどかしさ満載の記憶たちと対峙。人間は記憶の囚人です

          2019年総括

          減点主義教育の功罪

          私が20年間平成を生きてきた経験や知見を総合すると、日本の青少年は、過度に減点主義教育に晒されている実情が頻繁に垣間見えたりする。私自身、もしくは、周りでそのような教育を施されてきた人々を間近に見てきたが、結果につながることはまちまちであったのにも関わらず、総じて心地よい表情を見ることは無かった。私も親からほとんど褒められることのない家庭であったが、大人になった今、積極的になることに対するリスクが、成功の未来を差し置いて想像されてしまうきらいがある。また、部活で見てきた人々、

          減点主義教育の功罪

          今考えていることをまとめてみた20200422(21)

          一年前一年前の今日、突然自伝を書きたいという欲求が生まれ、書いていた。理由は3つある。 ①単純に衝動的に書いてしまった側面がある。過去自分が背負ってきたものが、1人で抱えきれなくなってしまった。(少しばかり病んでいたように思う。)これをみんなと共有して、肩の荷を軽くしたいと思っていた。 ②自分という人間は何者なのだろう?どのような記憶経験があってどのような考え、価値観、人格を持っているのかを、当時は自分でもあまり把握していなかった。これを把握して、将来の指針を決めたいと思

          今考えていることをまとめてみた20200422(21)