発達障がい、いうことを聞かない時は・・・
発達障がい児に限らず、子育てにおいて言うことを聞いてほしい時ってありませんか?
「何かをやらせよう」「どうにかして動かそう」「なんでそんなことするの」
など、その場面その場面で、どうやって子供に言うことを聞いてもらおうか悪戦苦闘することも多いと思います。
ネットや本を調べると、「何かをお願いする前に共感しましょう」と書いてあります。この行動自体は、間違いではないです。一旦受け止めその上でこちらの要求を伝えていくことで、子どもも話を聞きやすい体制になります。
あくまでも子どもの行動を変えていく中で、強制や強要は逆効果となります。
実際僕も子どもとやり取りをするとき、共感や受け止めから入ることを心がけています。
そこにもう一工夫入れるだけで、さらに話を聞き入れやすくなり、スムーズに行動がとりやすくなります。
それはお願いの後にもう一回共感を入れるということです。 どういうことか?
行動直前にやっていたことを受け止める⇔「~だったねー」「~だよね」 そのあと「~してくれたらうれしいな」とお願いや、行動の修正を試みます。
これだけでも効果は十分にありますが、結局は本人の言動を抑制、もしくは修正していることには違いありません。 そこで、お願いの後に、「~だったねー」と再度受け止めの言葉を入れてあげることで、子どももさらにこちらの言葉を受け取りやすくなります。
例えば遊んでいてご飯の時間になりました。「ほら、早く片付けて」だと「えー、もっと遊びたい」と反発を食らいやすいです。そこで、「遊ぶの楽しいからやめたくないよね」など、共感の言葉を述べた後「ご飯の時間だから、片づけてくれたらうれしいな(助かるな)」など小野貝を伝えます。
これだけでも効果はありますが、さらに、「楽しく遊べてたもんね」など、直前の行動をさらに認めてあげる言葉を投げかけながら、少しだけ片付けの導入をこちらが行ってあげると、格段に切り替えしやすくなります。
もちろん100%ではありませんが、子どもは否定で終わらないので切り替えて次の行動に移りやすくなります。 他に、事前予告をするなど細かな方法はありますが、まずは共感(受け止め)→お願い→共感を実践することが重要です。
切り替えに困っている方、1度試してみてください。
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