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調子が良いと感じること

私は人よりも体力が少ない。
そう認識したのは最近になってのことだ。

小さい頃は丈夫な子供だったのを記憶しているが、いつからだろう、体調を崩すことが多くなった。

高校3年生の時には、小脳出血を起こし、
危うく死にかけたこともある。

健康な膀胱だったのに、脳の手術後から膀胱炎を繰り返すことが多くなったうえ、頭痛薬も手放せない。

こんな調子だったが、
うつ病になるまでは、人よりも体力が少ないと感じることは無かった。

冒頭でも述べた通り、
最近になってやっと少ない体力を認識することが出来た。
これも、自分で気付いたのではなく、カウンセラーさんに言われて初めて気付いたのである。

自分への理解の浅さが自分を苦しめていたんだなと今となってはわかるようになった。


体力が少ない上、うつ病の私の体調といえば、
やはり、調子の悪い日がほとんどである。
起きた瞬間調子の悪さを悟る日もあれば、
活動していくうちに調子が悪くなる日もある。

ただ、そんな私にも、調子の良い日が数少ないが存在する。

そんな日に思うことは、
うつ病になる前、周りの人と同じように、普通に働いていた頃は、調子が悪い日ではなく、良い日がデフォルトだったんだなということ。

『調子が悪い』ということは、『調子が良い』ときを経験していなくてはわからないということ。

きっとうつ病から回復すれば、また調子の良い日がデフォルトで、調子の悪い日は数少ない珍しい日になるはずだと信じ、
今日も処方されている薬を飲み、リワークに通う。


私は周囲の人と比べると、
圧倒的に自分への理解が少ないと感じる。

「おはよう、今日の調子はどう?」
と自分に問いかける毎日にしたい。
自分との対話が上手になるといいな、と思う。

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