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黄金柑の皮で作るマーマレード
黄金柑の皮のみでマーマレードを作ってみた。
皮のみなのは、中身は食べたから…味が濃くて美味しいので、加工してしまうのが勿体無くて。
黄金柑の皮で作るマーマレード
用意するもの
・黄金柑 8個くらい(皮はまだ剥かない)
・白砂糖(黄金柑の皮と同じ量)
・水
・重曹(または農薬を落とす為のもの)
※私は【安心やさい】を使用
作り方
①黄金柑の皮についた農薬を落とす
重曹の場合、重曹を溶かしたぬるま湯で黄金柑を洗い、水を切る。
②黄金柑の皮を剥いて、千切りにする。
③千切りの皮の重量を計り、同じ重さの白砂糖を用意する。
④千切りした皮を鍋に入れ、かぶるくらいのたっぷりの水を入れて火にかけ、沸騰させる。
5分ほど煮たら茹でこぼす。
⑤皮を再び鍋に入れ、皮の半分くらいの量の水と砂糖3分の2くらいを加えて火にかける。
弱火で30分ほど、焦げないようにゆっくり煮る。
⑥皮の内側(ワタ)が白から透明になってきたら、残りの砂糖を全て入れ、再び20分ほど弱火で混ぜながら煮る。
全体にとろみと艶が出てきたら完成。
熱湯消毒した保存用器に入れて保存。
果肉は一切入れていないので、ジャムらしいとろみ部分があまりないが、皮は程よく苦くて美味しい。
千切りは、歯ごたえがない方がよければ細めに切るのが良いと思う。皮を食べてる感が好きなら、あまり細くしすぎない方が苦味を感じられるかもしれない。
全体の皮の量は、今回は8個分で150g弱だった。
同じだけの砂糖を入れるのは、普通のジャムと同じやり方。果肉を入れるともっと量ができるはず。でも、美味しいから生でそのまま食べるのがオススメ。
味見しただけで、まだパンに塗ったりヨーグルトにかけたりして食べてないが、味見だけでも私は好きな味だった。
茹でこぼす手間はかかれど、黄金柑のマーマレードは一般の市場では今の所見ていないので、作る価値はあると思う。
ちなみに、黄金柑という柑橘のなりたちについては不明で、自然交雑種とのこと。
前にシークワーサーの遺伝子を調べて、何系の柑橘なのか解明した結果をどこかで読んだけど、そのうち黄金柑も解明されそうな気がする。