生きていれば傷つくのだ。だとすれば、傷つくことで気づく人生にすることだ。

生きていれば、私たちは心理的に傷つくことになる。逆に言えば、心理的に傷つくことを良しとしなければ、生きていくことが全うしない。だから、傷つくことを素直に受け入れることだ。

世間を見てみると、自分が傷つくことを良しとしない人たちがいっぱいいる。言い訳をし、失敗を隠し、失敗を他人の所為にし、他人事として、自分の状況を評論する。そんな人たちがいっぱいいる。これでは、自分の人生を全うできない。生きているのに、自分は傷つかないからだ。

傷つくことを良しとしながら、傷つくことで気づく人生を送ることだ。自分の至らなさに気づき、自分の無能さに気づき、そして、その改善のために生きていく。そして、よりよい自分を目指す。こういうあり方をすることだ。生きていれば傷つくのだ。言い訳をして、失敗を隠し、他人事にしても、結局は傷つくのだ。だとすれば、素直に傷つくことで気づく人生にすることだ。その方が圧倒的に良い自分になれるのだから。