失敗した後に学びの質が現れる
自分の思うようにいかないことが、人生にはいっぱいある。その度に、酷く傷つく。なぜ、うまくいかないのだろうか。自分には、自分の意志で何かをやる資格がないのだろうか。そういう疑問とともに、自分の存在を否定してしまうようなときがある。
だから、私たちは、基本的に失敗するリスクを冒さない。失敗する状況を見ないようにする。しかし、それでは先には進めない。失敗を受け止め、失敗の原因を冷静に見つめ、その原因を次に生かしていかなければ、私たちの成長はないからだ。
目の前にある壁に積極的に関与していこう。関与することだ。失敗を避けることはない。失敗は、次の成功への準備を用意してくれる。失敗をすれば傷つくのは当たり前だ。そのあとが問題なのだ。失敗の後にどう立ち上がるかだ。そこに、学びの質が現れるのだ。