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個人は全体のために、全体は個人のために存在する。(アレクサンドル・デュマ)

【考えるヒント】
私たち人間は、社会的動物だ。ということは、個人と個人、個人と社会の関係が、どうしてもついて回るということだ。個人が集まって社会になり、その社会の中の個人になり、裸の個人から社会の個人になっていく。それが、社会的動物としての人間の宿命だ。

だから人間は、社会のために個人が貢献し、社会は個人のために貢献するという相互作用を是とするのだ。私たちは、だから、自分勝手な個人の行動も個人を無視した社会のルールもともに許さない。個人と社会がともに幸せになるような状態を望んでいるのだ。

私たちは、社会に貢献できる個人として生きよう。ということは、社会の中でルールを守り、他人の邪魔をせず、他人とともに生きるということだ。社会に関心を持ち、他人に関心をもって生きよう。個人は社会のために、社会は個人のために、の精神で生きていくことだ。

【考えるヒント・今日の言霊】
2022年1月13日(木)VOL.5367     
作者:中土井鉄信(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ代表)


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