おすすめの本"START UP"問題解決
こんにちは。
読書をたくさんする人になりたい全然読書していない人です。
そんな私が3年ほど前に、飛行機で読むために適当に買った本だったのですが、おもしろくて計3回読んだ大好きな本を紹介します。
タイトルは「START UP」です。
いかにもなビジネス本のタイトルですがめちゃくちゃ読みやすかったです。
ざっくり内容
難しい言葉で説明している本ではなく、ビジネスをする上で大切なことを物語形式で主人公に感情移入して読めるので本当に読みやすいです。
コンサル会社に勤め元トップビジネスマンだったとある男性は会社を辞め企業するも、自信満々だった事業に失敗し借金を抱える。そんなときラスベガスでポーカーをすることになり、そこでベテラン起業家の女性社長と出会い仕事の相談をすることになる。読み進めていくと、主人公の事業に対する考えがなぜダメだったのか、起業家にとって大切なことは何なのかを女性社長が教えてくれることによりスタートアップを疑似体験できる。
オススメしたい人
この本をオススメしたい人は、本のタイトル通りのスタートアップをしたいと思っている方だけではなく、働いているすべての会社員、これから社会に出る学生さんにも読んでほしいなと思います。
商品を作ることよりも顧客を見つけることが大切
私は社長になったことも、起業したこともないので経験から何かを話すことができません。しかしこの本を通じてビジネスはいつも商品がどうのの前に「誰が必要としているのか」、「本当のニーズは何か」を探ることが重要であると実感しました。
主人公はもともとコンサルファームでバリバリだった人で、起業後も自身のビジネスモデルに自信満々でしたが、大切な「顧客」と「本当のニーズ」がわかっていおらず、「必要とする人が少ない」商品を頑張って売ろうとしていたため事業はうまくいきませんでした。
読み終えると、急に賢くなるわけはありませんが、自分の仕事(当時は広告の営業〜制作)で、クライアントさんのお客さんは誰でのニーズは何なのか、をいつも考える癖ができました。
人は製品やサービスではなく問題の解決策を買う
アイデアがぽんぽん出てくる人が起業して成功するとは限らないとこの本を読んでよくわかりました。アイデアが豊富な人はたくさんいます。主人公も真新しいかっこいいアイデアで起業しました。アイデアが浮かぶこと自体はとても素晴らしいことです。しかしそのアイデアをいかにすごいのかを人が重要視しているのではなく、そのアイデアよって何の問題が解決されるのかが大切で、そこまで考えれるアイデアマンは少ないと、本の中のベテラン起業家も言うとおり、たくさんのスタートアップが出ては潰れるようです。
どんなビジネスにも共通する大切なことを教えてくれて、どんな仕事にもすぐに使える考え方を疑似体験しながら読めるので皆さんにおすすめしたいです!
ではまた、Mahalo!