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サツマイモのトリュフと紅の豚

共通テストが終わりましたね。よくもう一回勉強し直したい、という方がいらっしゃいますが、私は勉強嫌いです。

私の時代の共通一次、判定結果は偏差値40台、まあまあ底辺です。この結果をみた当時の私の感想は

『早稲田大学は圏内かな、逆に慶應義塾はエスカレータ式だし、もし受かっても学区内にヒエラルキーがあるらしいし、迷うなあ~』

難関校をナメた田舎のパリピな子です。実際回りの同学年の人達も、笑いながらこんな感じでした。環境って大切ですね。

現実には北は北海道、南は九州、全国をくまなくお受験しましたが、すべて相性が悪く御縁がありませんでした。

母親も毎年、毎年、高校に願書を何回も取りに行くのは恥ずかしいと申しておりました。私の高校は山の上なので、足腰が相当鍛えられたはずです。

その頃、たまたまお話しした女性に、注意とアドバイスを頂きました。

『自分の実力分かってる?上を見るより現実をみなよ』と親身に心配して頂きましたが、私は笑いながら『才能のある人間は、その実力の凄さを感じさせない人の事だよ』と解答。

彼女は『そうなんだー全く才能も実力も感じなかった、すごいねー』と彼女に言われてしまいました。・・ん???殺し屋だったら一発で仕留めている所です。
 
さっ、さつまいものトリュフです。簡単です。

サツマイモ 一本
メープルシロップ 大さじ1〜2
牛乳 適量
バター 適量
カカオ 適量

① サツマイモを柔らかくなるまでふかします

皮を剥き

➁ お鍋に入れてメープルシロップ、牛乳、バターをいれ、味と固さを調整します。

パッドにいれて冷まします。

③ さつまいもを3cmくらいに丸めてカカオをまぶします。

完成です。デザートにも、軽い箸休めにもなります。

浪人中私は体重が88キロありました。私の身長を考えるとベストは70キロくらいですので、まあまあな肥満体です。

体力だけは自信があり、友達からは、ジブリの『紅の豚』の名シーンにでてくる、

『飛べない豚はただの豚だぜ』というセリフから、

『飛べる豚』とチャーミングな名前で呼ばれていました。

浪人時代は『侍ではないが、いつでも刀を抜ける浪人だぜ』と目をギラギラさせて予備校に通っていました。

その当時、付き合ってるか付き合ってないか微妙な彼女がおりましたが、先にパリピ短大に合格してサ・ヨ・ナ・ラのご挨拶を私にしにこられました。

当時、その短大は入学するとどんな真面目な子でも金髪&ヒョウ柄に変身するため、通称お水短大と呼ばれていました。

彼女に別れを告げられた私は、フラれたくない一心で『いつからなら僕たちやり直せるかな?』と涙目で懇願。

彼女は『おめーは高校生からやりなおしたほうがいいよ』

・・ん??? どういう意味?いわゆるボタンのかけ違いってヤツ?

『合格したら明るい未来があるよ』『合格したらメンズエステに行くよ』とたたみかける私。

彼女は『おめーには未来が感じられない、つまんなさそうな顔するな』 

・・ん??? どういう意味?
と考え込んでいる間に、彼女は振り向かずまっすぐ歩いていきました。

それから2週間、徘徊と寝込みをくりかえしていると、ライザップの様に18キロの減量に成功。

良くない痩せ方です。失うものが無くなった私には合格しかありません。それから毎日狂った様に勉強をし、何とか合格いたしました。

ボナペティート♪


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