マインドセットについて
「やる気スイッチ」は永遠に見つからない
「やる気スイッチ」よく聞く言葉ですよね、ライティングにもよく使われていますもんね!
でも、「スイッチ入れたから、動ける!」とか、「スイッチ入んないから無理だわ~」と、みなさん大変な勘違いをされているみたいです。
なぜなら「やる気スイッチ」など存在せず、そもそも「やる気」自体が存在しません。
「やる気」という概念はやれない人によって作り出された虚構です。
ありもしない心理的な壁を勝手に作ってしまっているだけなのです。
人間は行動をおこすと「やる気」が出る。
時代により言葉が発達し、やった結果についての事が「やる気」と言われるようになった。
そのことを踏まえると「脳にスイッチを入れるのは身体である」となる。
勉強でも副業でも習い事でも「まず、自分から動くこと!」といわれるのはそのためです。
身体を動かす事によって、はじめて脳が「やらなきゃ!」と身体に命令します。
同じ原理で「楽しい」から笑うのではなく、笑顔を作るから「楽しい」という感情が生まれるといいます。
「達成」したからガッツポーズするのではなく、ガッツポーズをするから「達成感」が生まれるということです。
そして行動の中で感情が生まれて、また行動する。
間に「思考」も入りますが、それはまた別の機会で。
代表的な集中法
人間も動物なので、警戒するために常に意識を分散しています、本能なので自覚は無いですけどね。
意識を無理やり集中させる技として
「頭の上にミカンを落とさないように乗せる」( 想像でもOK )
という方法がある、30秒ほどでセットできるといわれています。
これは勉強する時に限らず、速読をする時など集中したいシーンでいつでも使えて便利なので覚えておくといいでしょう。
コンフォートゾーンとラーニングゾーン
コンフォートゾーンとは人間の脳が本能的に居心地のよい場所と感じる範囲です。
ストレスや不安のない安心できる範囲。
例えば
・毎日コンビニ弁当を食べる
・映画はいつも同じジャンル
・毎回おなじ友達と遊ぶ
・暇な時間はゲームをする
など、生活パターンに変化がなく分かり切った行動パターンにより、安心で快適な居心地の良い状態を保てます。
しかし、この居心地の良いコンフォートゾーンに満足し、それ以外の行動を起こさない場合、人間性の変化や成長は望めません。
人として成長したいのであれば、日々このラーニングゾーンに足を踏み入れて、自分のコンフォートゾーンを広げていくマインドが必要です。
具体的には日々のマンネリ化した生活以外のことをすればいいです。
・新しいお店で食事する
・違うジャンルの映画を観る
・新しい人との出会いを作る
・暇な時はゲーム以外の事をしてみる
初めての事をする時は誰でも不安や緊張を感じるものですが、慣れてしまえば自分のコンフォートゾーンに取り込み、成長できたということです。
あたしい事にチャレンジすることが「ワクワクする!」となれればベストです。
ただし注意しなければならないのが、目標を高くしすぎてパニックゾーンに足を踏み入れる事です。
わかりやすい例でたとえると、普段たたみの目の上をまっすぐ歩くのは平気ですが、高層ビルの上に架けられた鉄骨の上だと怖くて歩けなくなる、という感じです。
このパニックゾーンも人それぞれ基準が違うし、周りの環境によっても、今どのゾーンに居るのかが変わります。
そして、自分が今どのゾーンに居るのか、自分では判断できない場合もあります。
例えば水に顔をつけることが苦手な子供がプールに入るとパニックゾーンに入ったりします、しかし、周りの大人がサポートする事によりプールはラーニングゾーンとなり、子供は泳げるまでに成長します。
ただ、周りのサポートが外れた途端、一気にパニックゾーンとなり、もし溺れたりすれば死に至る可能性も出てきます。
これは仕事においても同じで、部下に目標を与えるときに高く設定しすぎて、部下も自分で気づかないうちにパニックゾーンに陥ってる事があります。
上司がその部下に合った目標を考えてあげたり、またはサポートする事によって、ラーニングゾーンにとどめるようにしなければなりません。
パニックゾーンの目標は部下にとっては代償が大きすぎる、罪が重い、責任追及が厳しすぎる、などと感じ挑戦しなくなってしまいます。
起業や副業を始めるときも、どれくらいの規模で始めるのが自分に丁度いいのか、また多少無理しても、サポート体制は整っているか、よく考えて決めることによって失敗しない事業展開を望めるということです。
以上、マインドセットについてのあれこれでした。ではまた!
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