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    環境について調べたことを載せています。

最近の記事

函館市

札幌市・旭川市に次ぐ北海道第3位の人口(約25万人)を有する中核市。 道内の市町村ランキング魅力度ランキング1位にランクインすることもある。 毎年観光客は500万人近く訪れ、観光スポットを代表して、五稜郭・函館ハリストス正教会・函館山からの夜景・新旧五稜郭タワー・八幡坂から眺めた函館港などがある。 函館が函館と呼ばれる由来としては、函館山の斜面に館があり、その館が箱に似ていたことから”箱館”と呼ばれたそうだ。 1869年に蝦夷地から北海道に改名されるが、その時に箱館も

    • 古代エジプト文明

      古代エジプトの期間は具体的にどこを指すか様々な説がありますが、だいたい紀元前3000年から紀元前600年あたりとされています。 ナイル川という川がエジプト文明ができる最大の要因だとされています。 ナイル川流域にはエジプト文明ができる前(紀元前5000年)から人々が住んでいて、様々な文化があった。 しかし、それを統一しようとする動きがあらわれ、エジプト王朝を中心とする国家が誕生し、エジプト文明が始まった。 ナイル川は毎年夏に氾濫が起こり、ナイル川流域の土地に栄養のある土

      • 仙台城が現状に至るまで

        慶長に伊達政宗が築城してから、廃藩(中央集権化するために各地に置いた藩を廃止し、統合した)・廃城令までの約270年にわたり、伊達氏代々の居城であり、仙台藩の政庁であった。 2代藩主伊達忠宗の代に完成した仙台城は約2万坪(1坪約3㎡)で大藩にふさわしい大規模な城だった。 地震による損害も修復を繰り返し、戊辰戦争を経るも一度も戦火を浴びることなく城としての役目を終えた。 明治から大正にかけ陸軍用地となり、多くの建築物が解体された。 数少ない遺構だった「大手門」、「脇櫓」、

        • 国宝 大崎八幡宮

          平安(794年に桓武天皇が平安京に都を移してから鎌倉幕府が成立するまでの約390年間)に東夷(中国東方の異民族の総称)征伐に際して坂上田村麻呂が武運長久を祈念して、宇佐八幡宮を現在の岩手県水沢市に移し、鎮守府八幡宮(ちんじゅふはちまんぐう)をまつった。 その後、室町時代に奥州のおっさんが自領内(現宮城県遠田郡田尻町)に守護神として崇敬した。 その時から世から大崎八幡宮と呼ばれ、奥州のおっさんの死後、伊達政宗が現在の場所に持ってきた。 ということで簡単にまとめると 坂上

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          松島三大橋

          松島は、松島湾とその周辺に浮かぶ260余りの島々を総称したものをいう。 その島々にかかっている橋が3つある。 それが松島三大橋だ。 まず、一番上にあげている写真が一番有名な橋、「福浦橋」だ。 そして、この写真が「渡月橋」(とげつきょう)。 渡月橋がかかる雄島は中世僧たちが修行にでる島であったため、俗世との縁を断ち、修行に励むことから”縁切り橋”と呼ばれている。 この橋が透かし橋です。 ご覧の通り、橋に隙間があり、足下から海が透けて見えるスリリングな橋になっていま

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          地球温暖化が騒がれているわけ

          なぜ、地球温暖化が近年ここまで騒がれているのでしょうか。 私たち人類が一番発展した時代はいつでしょうか。 それは恐らく16世紀の産業革命の時期でしょう。 16世紀ヨーロッパで産業革命が起き、人類は石炭などの化石燃料を使って、機関車、船舶、飛行機などを生み出しました。 これらの発見・開発により人類は多大な進歩をとげ、今に至ります。 しかし、20世紀に入り、人類は気が付きました。 近年、気温が上昇し、気候変動が激しくなってきている。 それも過去類を見ないほどに。

          地球温暖化が騒がれているわけ

          日本の画家「羽生輝」

          羽生さんは、釧路を拠点に活動据える画家。 1941年に東京に生まれ、7歳の時に北海道に移り住む。 その後、北海道芸術大学釧路分校(現・北海道教育大学釧路校)で油彩画を学び、その後日本画に転向。 様々な作品を生み出し、世間に評価され、市内中学、高校で教えながら制作に取り組み今に至る。 作品は、浜辺や湿原などを主題として他の地域に住む人にしか捉えられない風景表現にこだわり、大画面で描いてきた。 重厚な絵肌と鋭いタッチで生み出された静かで深遠な絵画の世界を描く。 作品は

          日本の画家「羽生輝」

          17世紀オランダ絵画とは

          オランダが世界的な影響力を持っていた時期、17世紀を中心にオランダ人画家たち、オランダで活躍した外国人画家たちによって描かれた絵画による時代をオランダ黄金時代といいます。 八十年戦争(ネーデルラント諸州の独立戦争)でスペインから独立宣言をしたネーデルラント連邦共和国は当時のヨーロッパで最も富裕な国で貿易、学問、芸術の最先端国家だった。 連邦共和国を構成した北部の州は、南部の州に比べると芸術分野で優っているとはいえなかった。 しかし、戦争による混乱と住民の大規模な移動はそ

          17世紀オランダ絵画とは

          ヨハネス・フェルメール

          ヨハネス・フェルメール(本命:ヤン・ファン・デル・メール・ファン・デルフト) ネーデルラント連邦共和国(16~18世紀にかけて現在のオランダ、ベルギー北部に存在した国家)で1632年10月31日に誕生したと言われており、1675年12月15日に43歳で亡くなったとされている。 バロック期(16世紀から17世紀初頭にかけてイタリアのローマ、マントヴァ、ヴェネツィア、フィレンツェで誕生し、ヨーロッパの大部分へと急速に広まった美術・文化の様式)を代表する画家の1人。 また、レ

          ヨハネス・フェルメール

          洞爺湖の歴史

          <洞爺湖> 洞爺湖は、洞爺湖有珠山ジオパークとして『日本ジオパーク』、『世界ジオパーク』に登録されています。 *ジオパーク…科学的に見て貴重な地質遺産(地層・地形)を持ち、考古学や生態学、歴史文化的にも重要な価値がある一定の地域を保存する自然公園 「日本百景」、「新日本旅行地100選」、「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選定されています。 <地理> 「洞爺カルデラ」内にできた湖で、湖の面積は日本で9番目。 *カルデラ…火山活動によって大きくできた凹地のこ

          洞爺湖の歴史

          「村上屋餅店」

          今でこそ仙台市民のソウルフードとなった「づんだ餅」ですが、それは、伊達氏の陣中が食糧にと畑の枝豆をつぶして餅と混ぜ合わせて食べたことから始まり、それを村上屋餅店・3代目の村上精次郎さんが初めて商品化したことから同店は「づんだ餅発祥の店」呼ばれている。 創業(明治10)より前に遡ると初代村上家の村上孫左衛門と2代目の孫三郎は、江戸時代に仙台藩伊達家の御用菓子司であったそうです。 づんだの由来は諸説ありますが、豆を打って作る(づだ)がなまってづんだになったと言います。 同店

          「村上屋餅店」

          バンクシー

          バンクシーは、イギリスを拠点に活動するアーティスト、政治活動家、映画監督です。 彼は、世界各地の壁、橋などにメッセージ性の強い絵を描きます。 その絵は、スプレーやペンキなどで書かれており、グラフィティと呼びます。グラフィティを直訳すると「落書き」です。彼は無許可で壁や橋に絵を描いているのです。 他にも海外の美術館などの館内に無断で自分の作品を置いたり、選挙で保守党(イギリスの政党)以外に投票したら自作のアート作品を郵送するキャンペーンをすると申し出るなど数々の犯罪行為を

          バンクシー

          瑞巌寺の歴史

          瑞巌寺は正式名称を「松島青龍山瑞巌円福禅寺」といい、臨済宗妙心寺派に属するお寺です。 臨済宗とは、日本には臨済宗と曹洞宗の2つあるうちの1つで、臨済義玄(りんざいぎげん)が広めたものです。 臨済宗とは簡単に言うと「悟り(心の迷いを去って正しいものを取得すること)を開くには自分と向き合うことが大切である」という教えです。 妙心寺派とは簡単に言うと、自分自身を信じ受け入れ、生かされていることに感謝して穏やかな人生を歩みましょうというものです。 これらの教えのもとにあるお寺

          瑞巌寺の歴史

          仙台牛タンが有名なわけ

          戦後の話ですが、当時は焼き鳥が流行っていたみたいで、牛タンの名店「味太助」の初代、佐野啓四郎さんも焼き鳥屋をしていたそうです。 でも、佐野啓四郎さんは焼き鳥だけではなく、豚肉や牛肉を焼いてお客さんを呼んでいたそうだ。 しかし、他の店が次から次へと真似していくので、かなり苦労しました。そんな時、牛タンがおいしいらしいと聞き入れた佐野啓四郎さんは牛タンを試しに食べてみるとその味に驚き、牛タンを売りにすることを決めました。 当時、特別入手しやすいわけではなかった牛タンをかき集

          仙台牛タンが有名なわけ