「村上屋餅店」
今でこそ仙台市民のソウルフードとなった「づんだ餅」ですが、それは、伊達氏の陣中が食糧にと畑の枝豆をつぶして餅と混ぜ合わせて食べたことから始まり、それを村上屋餅店・3代目の村上精次郎さんが初めて商品化したことから同店は「づんだ餅発祥の店」呼ばれている。
創業(明治10)より前に遡ると初代村上家の村上孫左衛門と2代目の孫三郎は、江戸時代に仙台藩伊達家の御用菓子司であったそうです。
づんだの由来は諸説ありますが、豆を打って作る(づだ)がなまってづんだになったと言います。
同店は、特に餅にこだわっており、お米はブランド米「みやこがね」を使っているそうです。白くなめらかでコシや粘りが強く、甘みがあるのが特徴です。
この写真にある三食餅は、20~30年前に一度にいろいろな味の餅を食べたいというお客のニーズをくみ取り誕生したメニューです。
この3つの餅以外の餅も選ぶことができます。この写真には、左から「ごま、づんだ、くるみ」と並んでいますが、つぶあん、こしあんも選ぶことができます。もちろん、づんだ1つとこしあん2つでもよいです。
イートインの席は、テーブル席が3席(4人席が2つ、2人席は1つ)用意されています。
テイクアウトももちろんできます。
先ほどの三食餅はイートインのみです。
今後のお店の展開については、現在の店主が70歳で後継ぎがいないので、元気で作っていられるうちは営業するという感じになるみたいです。
参考:https://datelabo.com/article/murakamiya-mochiten
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