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今日のYOGA。「寒露:急に秋/優しく自分と/やめられない」
昨年の11月からお休みしていた 「YOGA日記」を再開いたします。
出逢ってから8年目のヨガ。
日々続ける中で得た
気づきをつらつらと綴る日記です。
今回からは
二十四節気、七十二候にのせて
お届けしてまいります。
✴︎
寒露・かんろ
【鴻雁来 ・こうがんきたる】
「10月8日~10月12日頃」
<10月8日>
冬鳥たちが日本へと渡ってくる頃。
暑かった夏は
終わりがないように思えたけれど
本格的な秋は今年もちゃんとやってきた。
ただあまりに急にやってきたので
身体も思考も置いていかれる。
「湯船に浸かっていたんだっけ。」
「足首の隠れる靴下を履いていたっけ。」と
昨年の記憶をたぐり寄せ
身体を冷えから守っていく。
そのような中でのヨガ。
肌寒さを感じながら
マットに座った。
それでも身体を伸ばしていると
その肌寒さが気にならなくなっていく。
ストレッチにも
身体を温める効果が十分にあるみたいだ。
伸ばしている部分がじんわりと
熱を帯びてくる。
さらに、筋力を使うポーズを
とっていくと
全身がほかほかとしてきた。
涼しさの中
自分の体温がとても心地よいものに
感じられた日だった。
<10月9日>
「スポーツの日」なのに
ヨガができなかった。
正確に言えば
スポーツとは違うけれど
「運動」の要素も含まれるヨガ。
それでも一日を
すこやかに過ごすことができたので
よかったかなと思う。
<10月10日>
冷たい雨のふる
寒い一日だった昨日から
打って変わって
広がる秋晴れ。
正座で痛めていたひざの具合も
だいぶ良くなってきたので
少しずつひざを曲げることを
取り入れながら
ポーズをとっていく。
それでも、無理に曲げたり
曲げた状態で力を入れると
痛みがぶり返しそうなので
慎重に様子をみながら。
秋の陽射しのように
優しく自分と向き合えたことが
嬉しい日だった。
<10月11日>
いつもは
手首、足首、首を動かしてから
様々なポーズに取り組むのだけれど
今日はポーズの連なる「太陽礼拝」を
どうしてもしたくて
一番にそれを。
起きたての頭を
前屈で下げたり、上げたりすると
急に目が覚めてくる。
さらに、腰まわりを伸ばしたり
そのあたりの筋力を使うと
全身が熱くもなってくる。
秋が深まる中、かかないと思っていた
汗がじわっと出てきて
気持ちがいい。
ただお昼頃になると
首のこりが気になってきたので
首を呼吸に合わせて
動かすことは
欠かさない方が
良いのだろうなと思わされた。
<10月12日>
昨日気になった首を
意識し動かす。
すると肩、とくに利き腕も
固まっていることに気づかされる。
伸ばしても
伸ばしても
なかなか取れないこりが
そこにはひそんでいるようで。
日頃のくせ。
何かを我慢したり、こらえたりする時に
肩にぐっと力を入れるそれが
そこには蓄積されているのだなと思う。
ヨガを通して癒すことも
大切だけれど
手放したい日常のこのくせ。
そう思い始めて
数年が経つのだけれど
なかなか
やめられないのがくせのようだ。
気負わず、
努力は続けていきたい。