吉本の生漫才から学ぶ。~「プロ」になるってきっとこういうこと~

私はきのう「よしもと有楽町シアター」へ、本物の芸人さんたちの漫才を観に、ひとり行って来た。



(詳しい経緯は、きのうの記事に書きましたので、よろしければお願いいたします。↓↓)


今日は午前中の早いうちから、きのう観てそして感じ取って来た、国内最高峰であろうお笑い芸人さんの漫才についてを記事に書くつもりでいた。


私は、一度何かのモードになると、なかなかそこから別のモードに切り替える、ということがスピーディーには行かない人間だ。


今日は、書こう!と決めはしたものの、なかなかお笑いのモードになりきることが出来ない自分がいて、ふと気が付くと、この時間になってしまっていた。


それでもやっぱりここは、一度書く!と心に決めたからには、そうして自分が抱いた気持ちから、目を背けてしまうようなことは、したくはないのである。


女がすたる。  


と、日々こうしてただただ一人きり課題を見つけて来ては、それを乗り越えることに夢中に生きている人間が、この私だ。


「お笑い」を文章にするって、個人的にはいっちばん難しいんじゃないか?って思っているけれど、だからと言ってスベッてしまうことを恐れていては何も始まらないのだから。

スベることを恐れて、無難にまとまろうなんてしてるんじゃないよ!「遊び」を見せなさいよ!
文章で「遊び」を!!


私の脳内では、実際には誰に言われたわけでもないのに、誰かしらがそう私に向かって声を荒げている。


「わかりました!やってやりますよ!
とことん!!」


私の中にある負けず嫌い精神が、こうしてようやく叩き起こされる。


と言うことで、早速書いて行こうと思う。




よしもと有楽町シアター


地下鉄の日比谷駅までは、私の自宅近くの最寄り駅から電車に乗って、ほんの一時間ちょっとで着く予定だった。


ただ途中の乗換駅で、いつもは使うことのない地下鉄の路線に乗換る際に、少しばかり迷ってしまって、まあまあに慌ててしまった。


それでも、その後はスムーズに電車を乗りこなすことが出来た私は、日比谷駅へ着く頃には、ほっと安堵の表情を浮かべていた。

「スマホ一台あれば、たとえ目的地がどんなに遠くだったとしても、ちゃ~んとこうして一人でも辿り着くことが出来るんだよね………」


そう思った。


特にここ数か月程は自分一人だけで、慣れない場所へと行ってみたり、初めての経験をすることが多くなった私は、今回の経験でもまたひとつ「自信」という名のエネルギーを、自分自身の力だけでチャージ出来たように思って、嬉しくなった。


そうして地下鉄日比谷駅から、ほんの歩いて5分程の場所に、よしもと有楽町シアターはあった。

8組の芸人さん



収容人数は、200人ちょっとの劇場だ。


こじんまりとした劇場のため、どの席からも、芸人さんの表情までもがよく見えて、私の席は、ちょうど真ん中位の位置だったけど、もう、ほんとのほんとにご本人達が近くって、ドギマギしてしまった。


きのう出演された芸人さんは、全部で8組だった。
時間にすると、開演から終演までは1時間15分位だっただろうか?

博多花丸大吉さん、あべこうじ、ハイキングウォーキング、もりやすバンバンビガロ、プラスマイナス、トレンディエンジェル、ニッポンの社長、さや香


主婦のシビアな金銭感覚



8組もの芸人さんがこんなにも近くで観れて、ほんとに気軽に観に来たくなるような、一時間ちょっとと言う開演から終演までの時間設定。

チケット代は前売りであれば¥2800と、お財布に優しい、リーズナブルな価格帯だ。


特に現在の私のように、専業主婦であり、自分の自由になるお金が限られているような人材ともなると、そうしてお支払いしたお金に対し、与えていただいた感動が、その価格に果たして見合っているのかどうか?!というところは、もはや無意識のうちに相当シビアに観る、という癖が脳みそに叩き込まれているのである。


心の底から感動を与えていただけるようなことや、人や物にでないと、貴重な、大切なお金をお支払いしたくはないな~なんて、そう思ってしまったりする。


そんなシビアな目線で何事も観てしまうような私なのだけど、吉本さんの今回の漫才公演は、十分に満足感を感じられるものになったと思った。



…………………。


ちょっと、こんなにシビア路線で今日の記事の書き出しを書くつもりではなかったのだけども。笑


やっぱりこうして書き始めてみると、自分でも驚くような本音が、どんどんと溢れ出てきてしまうところが執筆の面白さなんだよな~って、今改めてそう感じている。


話しを元に戻す。

出演された芸人さんの話だ。


ここからは、全部で8組の芸人さんのうち印象に残った芸人さんを書いて行きたいと思う。

<博多花丸大吉さん>



今回私がいちばん拝見することを楽しみにしていた。


お二人ともほんとにテレビのまんま!!


すごく素敵で、お二人が登場した瞬間
「わーーー♡」ってなって、口元に両手を当てて、思わず声が漏れてしまった。


もはや呼吸のように漫才をするお二人がそこに居た。話術が職人のようだ。


長年の経験の積み上げが、こうしてお二人のコンビネーションを最高潮にまで押し上げるのだな、とひしひしと感じた。


大吉さんは、めっちゃお顔が小さい!
パッとの見た目は俳優さんのようで、ほんと素敵だった。


花丸さんは、持ちネタの児玉清さんや、ジョン・カビラさん、川平慈英(かびらじえいさん)のものまねを、後半の方でじゃんじゃん繰り出していて、ものまね好きな私にはたまらなくって、超絶ひとりお腹を抱えて大爆笑してしまった。

<あべこうじ>



なぜだかあべさんだけは、こうして呼び捨てにしたくなってしまう。笑


あべさんはピン芸人さんってだけあって、当然のことだけど、もうマシンガンのように最初っから最後まで一人で喋り続けていた。


『生きていれば、日常の中には不機嫌になってしまうようなことが、わんさか転がっているけれども、そんな出来事もちょこっと視点を変えれば、面白おかしい出来事に変えることが出来たり、笑顔を増やすことが出来るんだよ。み~んなで、そんな世の中を作って行きましょうよ~!』


ってニュアンスのネタを、いい感じに脱力した、肩に力が入ってない雰囲気そして話し方でやるもんだから、もう私は、いっきにあべさんを見る目が変わった!


「この人はすごいぞ!!!」ってなった。


これからも、あべさんには引き続き注目して行きたい。

<トレンディエンジェルさん>



花丸大吉さんの次に楽しみにしていた。


すっごく良かった。面白かった。


お二人の掛け合いのテンポの良さが、花丸大吉さん、あべこうじに次いで職人級だと感じた。


斎藤さんのパワフルさ、舞台出演もされる斎藤さんの、マイク無しでもとてもよく通る声量、歌唱力の高さに圧倒された。相方のたかしさんとのコンビネーションが絶妙で、お二人共超絶カワイイ!!


斎藤さんの持ちネタ「ぺっ!」に悶絶。


この時の私は、その可愛さに目が♡マークだったに違いない。





こちらのコンビは、斎藤さんの自虐キャラ、そして相方たかしさんのおとぼけキャラ。


双方のキャラクター性がはっきりとしていて、このことが視聴者の印象に強く残る、ひとつの要因なのではないかな?って思った。


私も現在は、自分自身を世の中に売り出そうとしている身なので、個人的には、今回いちばんこのお二人から「キャラクター性について」インスピレーションを感じるものがあった。


…………………。


この記事を書き始める前は「本当に観て来た生の漫才を記事にすることなんて出来るのか?私は………」って、半信半疑な気持ちでいた。


だけど、今の私はタイピングする手が止まらなくって、書けることの喜びに興奮状態で、耳が真っ赤である。


思い返してみれば、いつだって私は、最終的にはどんな記事だって、こうして仕上げることが出来てきたじゃないか!それって、すごいぞ!誇りに思え!!自分で自分に今そう言い聞かせている。

生漫才から学んだことまとめ
~「プロ」になるってきっとこう言うこと~



やっぱりどの芸人さんも、もはやそれは話術が呼吸のようであるってことは、全員の方に共通していることだった。


彼らだって、最初っからこんなに職人級のテクニックを身に着けてなんていなかったはずだ。


それを何年も何年も、何回も何回も漫才を繰り返し、上手く行かなかろうが何だろうが、漫才をやるってことを止めなかったのだろう。


漫才も執筆も一緒だ


化け物みたいなすごい記事を一つ二つ書けたところで、その継続が出来なければ意味がないんだと思う。


書けなかろうが書くネタが思い浮かばなかろうが、それでもパソコンにかじりつき、泥臭く、来る日も来る日も長い間書き続けた先にきっと、プロになる道が開けるんだって思う。


だから私は、数を打つ。


毎日書いて書いて書きまくる
のである。


文章を書くことを、本気で仕事にするために。







ここまで読んでくださってありがとうございました!今日もやり切った!

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マナヒロ
記事を読んでいただきありがとうございます☺️これからも真摯に文章を書くことを追求して行きます。よろしくお願いいたします!