できない理由のほとんどは言い訳
以下は音声内容をテキストに要約したものです。
今回は「できない理由のほとんどは言い訳」というテーマで話をしていきます。
これ、完全に自分自身の戒めとして記録させていただいている次第です。
先日、授業が終わった中学1年生の男の子と会話をしたんですね。内容としては、この後自習するのか否か。教室で指導していた英語の先生から「授業中に覚えた単語をもう一回復習するように」と言われていたらしいんですよね。
でも、本人は帰りたそうだったので、ちょっと引き止めて話をする流れになりました。
まず自分が「お母さん、この後迎えに来るの?」って聞いたんですね。
彼は車でこの塾に来ているので、だいたいお母さんが車で迎えに来ていることが多いんですけれども、この日は来なかったんですね。
ちょうど休みの日(土日どちらか忘れましたが)で、授業が終わったのが午後3時くらいでした。
この後予定があるのか聞いたら、「8時くらいから家族の予定がある」とのこと。まだ5時間くらいあるわけですね。
だったらもう完全にできるなぁと心の中で思ったんですけども、本人は「ちょっとその前に家で自習をやろうかな」と言っていました。
これ完全に教室でしたくないんだなぁと思ったんですけど、「あれでもこの前、家は誘惑が多いって言ってたよね。ゲームもあるし、漫画もあるし、アニメも見ようと思えばすぐ見れちゃうからなかなか集中できないって話にならなかったっけ?」と振りました。
すると「あっ」となったんですね。
その後、今度は「勉強する道具がない」と言い始めたんですよ。
でもそれに対して「あれでも単語帳とノートはあるから、単語を覚える勉強はできるんじゃない?」って話をしたら、「やります」と言って自習室に向かって1時間くらい単語の勉強をしていました。
傍から見たら、いや、できるよね。それでも理由をつけてやらない方向に持っていこうとすることって、誰しもあるんじゃないかなと思いました。
これ、自分自身もそうで、過去にはできない理由をひたすら言い訳してやらなかったことが多々ありました。
今も全く言い訳をしないかというと、そんなことはなくて、傍から見たら言い訳だよねとか、自分自身もメタ認知をした時に「あれ、言い訳してるな俺」となることがあります。
そんな感じで、大人も言い訳をするし、もちろんまだ精神的にも未熟な学生はもっと言い訳するよね、というのを改めて感じさせられた出来事でしたので、収録をさせていただきました。
こんな感じで、人間はやっぱり言い訳の天才だと思うんですよね。やらない理由なんかいくらでも見つけられるわけで、でもそれを1個1個本当に正当化していたら何もできないと思います。
だから、自分もこういった言い訳はしないようにしていきたいし、その彼も言い訳をせずに勉強に向かうように頑張ってほしいなと思った次第です。
もちろん彼は相当勉強嫌いなので、個人的には別に学校の勉強をしなきゃいけないとは思っていません。
いろんな道があるわけなので。彼はゲームが大好きなので、今だったらゲームで稼ぐという選択肢も現実的になりつつある気がします。
実際そういった方も増えているそうですし。
ただ、安直に「ゲームで稼ごう」みたいなことは言えないですけども、必ずしも勉強をしなきゃいけないとは思っていませんし、学校に行かなきゃいけないとも思っていません。
ただ、学習塾に通っている以上はちょっと勉強をやってくれっていう話です。
参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただきありがとうございました。それでは、良い一日をお過ごしください。