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生成AIを学校で使うな?それ、逆効果だよ

こんにちは。

今回は、教育現場での生成AI活用について、私の考えをお話しします。

結論から言うと、教育現場では積極的に生成AIを使うべきだと考えています。なぜか?それは時代の流れに逆らえないからです。

スマホと同じ、止められない波

思い出してみてください。かつて学校でスマートフォンやiPadの使用を禁止しようとした時代がありました。

でも今や、ICT教育の一環として、これらのデバイスは教室に不可欠な存在となっています。

生成AIも同じ道を辿るでしょう。仕事の世界を見てみると、ExcelやWordが必須ツールになったように、生成AIもそうなっていくはずです。

私自身、こういった発信をする際にも、もはやAIなしではきついと感じています。

つまり、学校も職場も、AIとの共存は避けられない流れなんです。

日本は出遅れている?

興味深いことに、日本の企業におけるAI導入率はまだ10%以下だそうです。

一方で、海外では既に半分近くの企業が導入しているとか。この差は大きいですよね。

だからこそ、今のうちに子どもたちに生成AIを触らせるべきだと思うんです。

夏休みの宿題とAI

最近、夏休みの宿題で「生成AIを使うな」という注意事項をつける学校があるらしいんです。でも、これって逆効果じゃないでしょうか?

むしろ、「使え」と言うべきだと思います。なぜなら、AIで簡単に解決できるような宿題を出す学校側に問題があるからです。

例えば、読書感想文。課題図書を与えてAIに感想を書かせれば、一瞬で終わっちゃいますよね。

問題集も同じです。こんな宿題、ただの作業ゲームになっちゃいます。

大切なのは「なぜ」を考えること

では、AIを使う上で何が大切なのか?それは、「なぜそうなるのか」を考える力です。

例えば、AIに問題を解かせたとします。ある子は意味も分からずAIの回答をそのまま写す。

もう一人の子は、問題の意味を理解した上でAIの解答を見て「なるほど、こういう考え方で解くのか」と納得する。

結果は同じでも、その過程には大きな違いがあります。重要なのは、なぜそう考えたのかを言葉にできるかどうかなんです。

AIを使った効果的な学習法

読書感想文を例に挙げると、ただ「この本の感想を書いて」とAIに命令するのではなく、こんな風に指示を出すといいでしょう。

「この本の読書感想文を書いてください。私が印象を受けたのは主人公のこういう行動です。これは私のこんな経験と結びついています」

つまり、自分の考えや経験を踏まえた上で、AIに手伝ってもらうんです。

なぜそういう切り口で書こうとしたのか、それを説明できることが大切です。

これからの時代に必要なスキル

今後、ますます重要になってくるのは、自己認識や言語化能力、メタ認知といったスキルです。

  • どんなことに疑問を持つのか

  • どんなことに感銘を受けるのか

  • 自分の感情がどう動いているのか

これらを認識し、言葉にできる力が求められるでしょう。

単に与えられた問題を解くだけでは不十分です。その部分はAIに任せて、人間はより高度な思考に集中する。そんな時代がもう目の前に来ているんです。

いかがでしたか?生成AIと教育の関係について、新しい視点が得られたでしょうか。

この記事が、AIと共存する未来の教育について考えるきっかけになれば嬉しいです。

それでは、良い一日を!

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