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『元・喫茶店店員のひとりごと。⑱』

こんにちは☆彡真美です(*´▽`*)🍀

最近、アマプラで「文豪ストレイドッグス」を全話を見ました(*^▽^*)

(ようやく全部見れた…✨✨予想以上に面白すぎたので機会があれば語ろうかと思います。漫画も全部読みたいです。)

その流れで、「文豪が出てくる映画と言えば…」と思い出して、『人間失格~太宰治と3人の女たち』という映画を見ました🌟小栗旬さんが出ている映画なので気になっていました。大分前の映画だったため、見ていなかったのですが、いい機会なので見ました!!ヾ(o´∀`o)ノ

感想は、なかなかアグレッシブな映画!!(笑)としか言いようがないくらい凄かったです(*´▽`*)

太宰治役の小栗旬さんがハマリ役すぎる!!✨✨

(銀魂、ルパン三世……と少年漫画系の主人公は特にハマる方ですが、まさか太宰治もハマっちゃうとは!!!役柄として迫真の演技すぎてびっくりしました。そして、迫力が凄い

太宰治が本当にこんな人物だったとしたら、本や映画の題材にまさにピッタリすぎるキャラクター性だと感じます。

今年の1月に京都に行き、もともと歴史好きだった私は、改めて歴史上の人物に会う面白さに再熱している訳ですが!(詳しくは下記記事、参照です🎵)

文豪については、伝記と数冊小説を読んだことしかなかったので、とても興味のある分野だったりします🌟

こういう映画を見ると色々調べたくなってしまう。探求心がくすぐられる分野です(*´▽`*)✨早速、色々と読んで自分の見聞を広げたいと思います🍀

◆多くの著名人が通った、90年以上続く銀座の老舗のBAR「ルパン」

実は、アニメも映画も見ていて気になったポイントがあります。

太宰治をはじめ、織田作之助、坂口安吾といった文豪が集うバーが描かれているシーンです。この史実を元に制作されていることもあり、実際の場所や本人の好物などが描かれている部分も多く会った為、気になりました🍀

(果たして、このバー、本当に実在するのだろうか…??)

と、思い、調べてみました🌟

『……実在しているーーーー!!!!』

なんと、普通に実在していて、現在も営業中とのことです!!!✨凄い!!!以前、世界で最古のレストランについて書きましたが、それと同じくらい感動しました💛

色々と歴史を辿ってみると、かなり面白いです!

実は、銀座は、世界でも特にバーの数が多いと言われているエリアです。特に銀座エリアは知る人ぞ知る老舗が特に多い場所です。そして、多くの画家や文豪が集まる場所として知られていたそうです。その為、お店の多くも、こういった人たちの需要に合わせて創られていったものも多いようです。

日本で最初の喫茶店は、喫茶店「可否茶館」です。その後、カフェという名前を出した初のお店は銀座の「カフェー・プランタン」になります。しかし、今のようなスタイルではなく、女給さんがいて、お酒を提供する酒場スタイルになります。

今でもお酒の飲める喫茶店として、銀座ルノアールなどがありますが、カフェでお酒が飲めるのは、その時のスタイルの名残かと思います。時代に合わせてカフェ形態にシフトしたのだと思いますが、今でも喫茶店で、お酒を飲みながら、語り合えるあの空間を大切にしている方は多いと思います🎵私も好きです🌟(≧▽≦)

(ちなみに、この頃に創業している会社は、1号店や本社が「銀座」でなかったとしても、「銀座」と名前に付けているところも多くあります。それだけ、この時代に銀座にお店を立てることが流行したのだと分かります🍀)

バー「ルパン」も、女給を置いたカフェーのお店として開業しました。カウンタースタイルになったのは1936年(昭和11年)です。開業は、1928年(昭和3年)で、94年の歴史ある老舗です❣❣

間違いなく、銀座の歴史を見てきたバーと言っても過言ではないのではないでしょうか

◆戦争を乗り越え、多くの人の「生」を見てきた場所

個人的な経験から感じることではありますが、『「店」という「生き物」は、つくづく面白いな。』と思います。

「店」には「人」が付き物です。そこに店が出来ても「人」がこなければ、只の「箱」な訳です。そこに人が集まり、多くの人に愛され、地域や文化に根付いてこそ、何十年と続く「街」の一部になっていく。

(……なんて、作家みたいなことを思っていたりする喫茶店店員な訳ですが。(笑))

バー「ルパン」はまさにそういう場所だと思いました。約100年続くのにも、きっと理由があります。

第二次世界大戦がはじまり、店名を変えたり、一時休業をしたり、再開後も「飲食営業緊急措置令」によりお酒を手に入れることが難しくなったりと・・・。多くの苦難を乗り越えて、今があります。

ちゃんとしたお酒をだせる場所も貴重だった時代。苦境の時期だからこそ、「ルパンであれば、安心してお酒の飲める」という信頼が、多くの作家や出版会社の方々を呼び戻したと言われています。

(これは凄い…✨)

その中にいたのが、まさに太宰治、織田作之助、坂口安吾などの作家だったのです。

(このシーンが有名になり、今では聖地巡礼をしているお客もいるとのことです🌟太宰治の座っていた入口から一番遠いカウンター席に座りたい!!とファンが待っていたりもするほど。ファンの力とは凄いです。……私も、座ってみたいです!!✨)

他にも、多くの企業や、医学界のファン、映画界の方々などにも支えられており、現在に至っているとのことです。

初代オーナーの高﨑雪子さんは、「いつの時代のお客様からも常に愛される店・安心して寛げる店でありたい」という想いを掲げていたそうです。

その想いを多くの方が受け継いで、銀座の街の一部になっている。これからも多くの人の「生」に関わり、形は変えるかもしれないが、時代が変化しても、この場所が残ってくれることを心から祈っています。

◆「それぞれに、今を歩いてる僕らが笑えるように」

多くの芸術家や作家が集った街、「銀座」。

東京に来て10年経ちますが、実はまだほんの一部しか知らないんだと体感しました。

東京に来たての頃は、大人になったら老舗のバーにいってお酒を飲んでいるのかも?と思ったことはありますが、未だにそういう雰囲気にほど遠い気がしてしまいます(笑)

仕事終わりに、1人、「ルパン」に行って、グラスを傾けながら、色々な想いに馳せれるようになったら一人前だったりするのでしょうか。

機会をつくって是非いってみようと思います。今年のやりたいことの1つに加えました🌟

語りつくせない所ですが、そろそろ、今日はお開きにします☆彡

それでは、本日はここまでで🍀

(GRANRODEOの「セツナの愛」!文豪たちに負けないくらい歌詞が素敵🎵)

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