【アラフォ女子ひとり旅】サハリン(旧樺太)に行ってみた#003 夜行列車でノグリキまで
※2019年5月の旅記録です。
そんなこんなでロシア語がわからなくも(おそらく)合っているだろうノグリキ行きの列車に乗車成功!
サハリンの街歩き〜夜行列車乗車編はこちらから↓
きっかけから出発編はこちらから↓
終点ノグリキまでは613km。乗車は一苦労
乗車入口はとても小さい。そして踏み台もないので入り口に登るのがとても大変。
私はバックパッカーになれない荷物多い人間なので、今回の旅(4日間)でも中くらいのサイズのキャリーを持っていたのだが、とにかく電車の入り口が小さく、階段の1段目がとにかく高いので持ち上げるまでに一苦労した。。
日本だったら乗務員さんが少しは手伝ってくれるけど、ロシア人の女性乗務員さんは一切無視😭
後ろに並んでいたロシア人男性の方達何人かが助けてくれて無事に車内に入ることができた。
寝台列車は4人部屋
部屋の入り口に小さい数字とベッドの上部にある数字で自分のベッド(席)を探すのだけど、これまた一苦労。
数字だけで見つけた私は多分とても奇跡でラッキーだったと思う。(今考えてもなぜ見つけられたのかわからない。。)これが女の第6感ってやつ?
通路も非常に狭く、もう一回り大きいキャリーを持って行ってたら大変だったかも。。
床にはやたら布が敷いてあった(雪の時の対策なのかな?)
同部屋は、ロシア人の若い男性2人だった。
とりあえずニコニコして入室したら、
英語は話せますか?と英語で聞いてきたので、アリトル!と伝えたらミートゥーと答える。
どうやらアイスホッケーで試合に向かってるロシアの学生?のよう。
私の予約されたベッドは2段ベッドの上だったけど、キャリーケースはどう頑張っても持ち上がるわけもなく、、、
ホッケー男子が、ここ使っていいよと下のベッドの荷物置き場所を貸してくれた。
ベッドを持ち上げるとそこが収納になっているので、必要なものだけ取り出して荷物を収納しようと思ったのだけど、ベッドを持ち上げるのが大変でそこでも手伝ってもらうことに。
本当にロシアの男性は優しい🥺
後から同じ旅行会社で申し込んだ日本人の女性も入ってきた。
多分今回の旅の中で、飛行場以外で日本人を見たのは初くらいだったからめちゃめちゃ嬉しかった!
夜明けとともに目覚め、コーヒーを嗜む
走行中はかなり揺れる電車で、音もとてもうるさい。何度か悪夢を見て目覚めた。
途中駅にも停まって、その度に人が何人も降りて行ったりとその時は騒がしかった。
窓の外を見ると、雑木林が続いている中に眩しい真っ赤な朝日が!
遠く遠くに来たと実感できる感動的な車窓だったんだけど、外をはっきりと見ることができないレベルで汚れていたのが残念。。
またその情景とは裏腹に、列車の中にはガンガン元気な有線が流れていたのも何とも…
ホッケー青年たちが、車内のコーヒーを用意してくれた。(どうやら車内のサービスみたい)
私も夜行列車用の朝ごはん用意しておけば良かったなと後悔。
ホッケー男子と無言の朝ごはんを一緒に食べる。
ノグリキ駅に到着
所用時間、約11時間46分。
10:25にノグリキ駅に到着。
終着点とはいえ、ノグリキ駅には何かあるわけでもなく。
椅子とトイレがあるくらい。
列車内で知り合った日本人女性と顔を洗いにトイレに寄ることにした。
本当に小さな個室トイレが三つくらいと古びた手洗い場所があるだけ。
荷物を置けるような棚などは一切なかった。
ノグリキ駅はサハリン州の最北端、ロシア連邦の最東端に位置する駅であり、終端駅である。
元々オハ駅が最東端であったが、2006年にオハ・ノグリキ狭軌鉄道が廃止になったため、現在はノグリキ駅が最東端に位置する駅となった。
北海道から来ていた日本人大学生チームと遭遇したが、彼らはここからさらにその先のオハに向かうとのこと。
何でも温泉保養地ダギに行くとか?
この地で出会う日本人旅行者の方たちは各々キラキラしていたな。
帰りの列車が来るまで、何もないノグリキを列車内で知り合った日本人女性と1日散策することにした。(続く)
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