わたしの二種の神器
最近、こだわっていることがある。
それは、歯磨きだ。
昨年、突然前歯が虫歯になり、ひどく失望した。
歯は大切にしてきたつもりであった。
両親も、だいぶ歯にはお金をかけてくれていたが、わたしの管理の甘さがこのような事態を招いた。
結果、神経まで抜くことになり、本気で絶望した。
わたしも某お笑い芸人のように、いつか歯が死んでいくのか…おわった…
そんな絶望感にさいなまれているわたしに先生が一言、
「いまはセラミックもあるし、簡単に白くできるから大丈夫だよ💡」
と言った。
そういう問題ではない。
先生ぜんぜんわかってない。
これからの人生を共に歩んでいくはずであった友を一人なくしたのだ。
「セラミックもあるよ💡」じゃないよまったく。
その日からわたしは、歯の鬼となった。
3ヶ月ないしは半年ごとに歯医者に通い、歯垢をとっては次の予約をしている。
また、歯磨きについては、歯ブラシもかなり重要なのではないかと考えた。
それまでわたしは、ふらっといったドラッグストアで安くなっていた「ふつう」の歯ブラシを買い、気分で選んだ歯磨き粉でなんとなく磨いていた。
そんなときに出会ったのがこちらである。
生葉の歯ブラシ。
定価300円くらいの品で、普段であれば視界にもいれないような高級品であるが、そのときのわたしは歯の鬼であったため、なめるように歯ブラシコーナーを見ていた。
歯への意識が高まっていたわたしの財布はゆるく、むしろ安いくらいに思えた。
結果、これがスマッシュヒットだった。
もうステマでもまわしものでも小林製薬の社員とでも思ってもらって構わないので、ぜひ一度使ってもらいたい。
ポイント
①毛が柔らかい
②故に歯や歯茎への負担が少ない
以上。
指でさわると、とにかくさらさらしているのだ。
毛も柔らかいため、歯に本当にふれているのかよくわからない。
このためか、歯磨き粉もよく泡立ち、磨いたあとの歯がつるつるしていることが自分でもとてもよくわかるのだ。
こちらと平行して、友人に教えてもらったこちらの歯磨き粉も使っている。
チェックアップ。
歯科専売品で、フッ素も多く配合されており、虫歯予防になる。
歯科専売品と言っているが、わたしは近所のドラッグストアで発見したが、たしかに気にして見てみると、置いているお店は少ないように感じる。
こちらも、定価550円程度で、わたしにとってはお高級歯磨き粉であるが、もう薬だと思って使っている。
絞り口も小さく、毎日使っていても使いきるまでにはそこそこ時間がかかるため、そんなに気にならない。
この2つの神器のおかげか、いまのところ歯はよい感じで、歯科衛生士のかたからもほめられる。
うれしい。
おばあちゃんになっても、自分の歯でものを食べることは難しいかもしれないが、いまできることを無理なく丁寧に実行しながら、将来に備えたいものである。