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日帰り一人旅とセイボリータルト
こんにちは!
今回記事がやたら長いので2部に区切ってあります笑
宜しければお時間ある時にお付き合いくださいませ!
第一部 一人旅
いつもより長い感じのした今年のゴールデンウィークもおしまいですが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?
我が家はというと、私と子供はお休みがカレンダー通りだったのですが、旦那さんは珍しく1週間ほど通しの休みで、少し帰省もする予定でしたが間近になって予定が変わり、近場へのお出かけをちょこちょこするに留まったゴールデンウィークとなりました。
さてさて、そんなちょこちょこおでかけウィークとなったお休みに、私の1日フリーの日を設けてもらい近場に一人旅して来ました。
じつは私は結構一人旅好き。
今は家族が出来て一人旅もなかなか出来なくなりましたが、独身現役時代は、一昔前の飲食店の悲しいさだめというか、まとまった休みも無く他業種の友人と休みも合わず、かつシフト制により同僚とも予定が合わず等々。
なので誰かと一緒に旅行なんて、数えるくらいしか出来るチャンスが無かったため、日帰り宿泊問わず行きたい場所があれば一人旅をすることがしばしばありまして。
これが意外と性に合っていたようで、誰かと一緒に旅するのももちろん楽しいのですが、限られた時間でいかに効率良く行きたい場所を回るかを考えながらスケジュール組むのが楽しくて。
社会人になりたての頃はちょっと気後れしていた私も20代後半ごろには嬉々として一人旅に出かけていたものです。
そんな一人旅も結婚してからは全くの御部沙汰ででしたが、ここ数年の外出自粛の反動と、数年ぶりの制限なしのゴールデンウィークという追い風もあり突然無性に一人旅をしたくなって行って来たという訳です。
行きたい場所は、その時々の自分の要望によって決めていて、今回は、
緑の多いところ。
温泉に入りたい。
美味しいものを食べたい。
新しい発見が欲しい。
ゆとりをもって行動しても日帰りで帰って来れる範囲。
これらを満たせるところ。(なかなか欲張りだな)
で、行ってみたのがこちら。
↓↓↓
最初の目的地近くのバス停から降りた所。
写真奥に河原があって、BBQを楽しむ人々の楽しげな声が響いておりますよ。
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この辺りのそこかしこでBBQしてました。
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行楽ファミリーでいっぱい。
で、目的地はここ。
ここ数年何かと気になるスポットができている飯能に、昨年オープンしたらしい、発酵のテーマパーク。(と言うにはややこぢんまりした感じの場所でしたが…)
発酵食品好きとしてはぜひとも訪ねてみたいと思いまして!
週末は発酵に関するワークショップも開催されているようで、ゴールデンウィークだし週末ではないけど何か催しがあるかな?と思ったけれど、残念ながらワークショップはやっていませんでした。
↓建物全景は撮らず、エントランスの植え込みに目を奪われるまみげ氏。
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この写真じゃあ位置関係が全く分かりませんねぇ…。
このエントランスの先に、発酵食材のセレクトショップ&イートインできるスペースがあって、反対側に発酵食材のカフェがあります。
更にそのカフェの右側の小道を奥に進むと発酵食材のレストラン(この日は予約満席で入れず)ワークショップをする建物(この日は未開催)があり、さらにそこから裏手をぐるりと回ると能仁寺と言うお寺に出られます。
広すぎないので、お散歩がてら巡るのに良い感じ。
私のお目当てはこの発酵カフェにあるメニューだったので入ってみましたが、さすがゴールデンウィーク。
6組ほど待っているようだったので、私も名前を書いて待っている間に少し散策。
この日は本当にカラッと晴れてお散歩するのに良い日でした~。
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紅葉の時期も美しいけど、この新緑に赤く染まる実もまた違った美しさがあるなぁ。
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採りきれないのかなぁ?
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発酵のテーマパークだと、うちの子には不評かなぁ?と思っていたけれど、道路挟んで向かいの公園にはちょっとしたアスレチックがあったり、裏手は山で自然がいっぱいなので、虫もいっぱいいて(うちの子は虫好き)意外と楽しめるかもしれない。
夏休み辺りに誘ってまた来てみようかな?
そうこうしてる間に順番が来て席に案内してもらい、ようやくお昼ごはん♪
本当の目的は画像左上のタルトだったのだけど、もうこれ1種類しか残ってなかったのと、お腹が空いていてガッツリプレートも注文してしまった!
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てっぺんから時計回りにサラダ、ヨーグルト、お野菜麹甘酒(これは好みが別れるかも)ミートボール、カボチャサラダ、キャロットラペ、熟成玄米おにぎり。
スープはカボチャで、タルトはひじきと根菜です。
先に感想言っちゃうと、
思った以上に満足感の高いプレートでした!
テーマパーク内にある飲食店のお料理って、少し残念なものも結構あるけれど、さすが食をテーマにしているだけあってか、良いお味でちゃんと美味しい!
お惣菜は味のメリハリもあるし、麹っぽい独特な香ばしい香りがしたり、熟成玄米ももちもちで味わい深いし、多分、我が家族達はみんな好きな感じだなこれ。
そして一番のお目当てのお惣菜タルト。
アパレイユを流し込んで焼くキッシュのようなものではなく、生地を焼いたものにフィリングと具材をのせてある。
いわゆるセイボリータルトと言われているヤツですかね?
そういえば日本だと扱っているお店ってあんまり見たこと無いなぁ?無いですよね??
って思って、とても気になっていた訳です。
構成はどんなかと言うと、このひじきのに関しては、サクサクした香ばしいタルト生地にツナと多分チーズ(大豆由来な雰囲気を感じるけど何かは不明)を混ぜたフィリングに、洋風っぽい味付けのひじきのサラダが乗っている感じ。
和素材との合わせってどんな?と思ったけれど、ヒジキの味付けにちょっとスパイスを感じたり、一緒に入っているれんこんの食感がアクセントになっていたり、美味しく興味深く、インスピレーションを刺激されたので、これは帰ってから研究案件だな!
やっぱ来てよかった!
そんなこんなでセレクトショップでお土産もいくつか仕入れ、ほくほくでOH!!!を後にし、次なる目的地はこちら。
お腹と心が満たされたらのんびりお風呂に浸かって命の洗濯よ~!
ここの日帰り温泉はムーミンバレーパークでもおなじみのメッツァの敷地内にあって、バス停降りてすぐのところにあり、アクセスも抜群。
ムーミンバレーパークは、出来て間もない頃に実家の母が行きたいと言っていて、「じゃあ子供の春休みに合わせて行こうか。」なんて言っていた矢先に、例のあの流行り病が広まっていまだに行けずじまいになっている場所。
温泉の行先はなんとなく決めたのだけど、あの時の心残りが無意識にあったのかしら?
なーんて思って、時間があればメッツァも散策してみたいと思っていたのだけど、メッツァへの道がめちゃくちゃ混んでいて、バスが予定よりかなり到着時間おしてしまったので、今回はゆっくり温泉のみ楽しむことに。
駐車場からメッツァへの道は、ぞろぞろと人の波が続いていたけれど、温泉に至る脇道にそれた途端この静けさ。
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静かで空気がひんやりしていて気持ちいい~!
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流石に温泉館内は撮影できないので、画像で様子はお伝え出来ませんが、落ち着いた雰囲気の良い温泉でした~。
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飯能ってうちからは近くも遠くもなく、我が家ではお出かけの選択肢から外れがちな場所だったけれど、のんびり楽しむにはとてもいい場所かもしれないなぁ。
次は家族と一緒に行ってみよう♪
***********
記事はまだまだ続くよ!
長いと思ったらいったん閉じて、良かったらまたお時間あるときに続き読みに来て下さいな!
第二部 セイボリータルト
それから数日後、我が家に来客の予定があり、例のあのお惣菜タルトことセイボリータルトを自分なりにアレンジして前菜としてお出ししてみる事にしました♪
タルトレット型が実家に置きっぱなしなので、伸ばした生地をカットして平べったいまま焼いて、その上にフィリング&お惣菜を。
ラインナップはこちら。
クランベリー入りキャロットラペ×ツナクリームチーズ
マッシュルームとベーコンのバルサミコソテー×クリームチーズ
グリーンピースとハムのポテトサラダ×クリームチーズ
サーモンのレモンマリネ×ディルクリームチーズ×ケイパーベリー
実は興が乗って、これプラスあと3種類くらい用意しようと思っていたのだけど、これ以上種類増やしたらこれだけで腹いっぱいになってメインが入らなくなる!?と、我に返り、4種類に自粛いたしました。
うーん!リッツ的オードブル感(プレミアムクラッカーでも可)
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急遽ラインナップに入れました。
臭みが全くなく、しっかりしたうま味ととろけるような舌触りのとっても美味しいサーモンでした。
輸入サーモンの価格が高騰しているなか、国産のサーモンを店頭に並べるスーパーもちらほら出てきて、今までお取り寄せとかでしか出会えなかった国産の食材に出会えるのは嬉しいなぁ。
今回あまり時間が無かったのでタルト生地は一種類、フィリングもクリームチーズベースのみだったけれど、違うものでのアレンジも楽しみたいな~。
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これはこれで好評だったけれど、もう少ししっかりした感じにしてもいいかも。
次はちゃんとタルトレット型で焼いたので作りたいな!
因みに改良予定だけど、今回の記事の配合はこちら。
もし果敢にも試してみようと思われる方いらっしゃいましたら、試作段階なので、お口に合わなくても悪しからずですよ~!
タルト生地
バター 160g
薄力粉 240g
粉チーズ 30g
粉糖 30g
塩 少々
卵黄 2個
①粉類をすべて合わせてフードプロセッサーに入れ、細かくしたバターを加え、サラサラに混ざるまで撹拌。
②卵黄に塩を加えよく溶いて②に加え、軽く撹拌して全体に混ざったら台に移して台にこすりつけるようにして生地を合わせ、ひとまとめにしてラップで包み一晩寝かせる。
③好みの厚さにのして型に入れるか、適当にカットして焼く。
我が家のオーブンで190℃/15~20分(要各自で調整)
あと、メインはスコッティリア。
子供はローストチキンが良いと言うので、別で焼いて、今回は辛みの強いイタリア産ペペロンチーノを使ってしっかり辛いスコッティリアに。
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あとは画像にはありませんが、お野菜のグリルとかサラダもありまして、パスタは順番ちぐはぐになっちゃうけれど、メインを食べてお腹に余裕があれば作ろうか。なんて話してましたが、メイン食べ終わる頃にはみんな腹パンパンでパスタは無しに。
やっぱりセイボリータルト多すぎたね。申し訳ない…😂
あと、画像は無いのだけれどこの後デザートにボネ(イタリアはピエモンテ地方の郷土菓子のココアプリンのようなもの)もご用意しておりまして、いっぱいいっぱいな皆さんに追い打ちをかけるわたくし。
無理させちゃったかなぁ?と反省しつつも、みんなでたくさん飲んで食べてお話しするって、それだけで楽しいなぁ。と、改めて思ったホームパーティーでありました。
しかしこのセイボリータルトってやつは、軽食にも前菜にも良いし、彩も鮮やかで生地とフィリングとトップの組み合わせを変えたらバリエーションは無限な感じで研究しがいがあるわぁ!
今回の一人旅、思っていた以上に新たな発見と癒しを得られてかなり有意義なものになりました♪
自由時間をくれた家族にも感謝です。
ではでは、お読みいただきありがとうございました~!