入場特典が多すぎる映画鑑賞
年末に予定が合わず行きそびれた皮膚科に行くことが、今日の最大で最小のミッションだった。
8:30から受け付け開始で、電車で数駅ほどの場所にある病院は何気にいつも混んでいるからと8:40に到着するように向かったら、もうその時点で待ち26人。
なんのバグだよ、と感じながら結局そのあと2時間くらい待って診察と薬の処方を終えた。
正味、これが最大で最小の今日のすることだったので、このまま直帰してよかったのだが、年末年始くらいしか丸1日の休みが続くことがないのでいつもの3倍はフッカルな私は、中1日という高校ラグビーの全国大会の試合頻度並みで今日も映画館に向かった。
一昨日見た映画は『市子』。
私的三大女優の一人である杉咲花の演技は本当に素晴らしくて、あんぐりしてしまうし、眉間に皺が寄ってしまうし、こぶしを握ってしまうしとこの作品も圧巻だった。
主人公の恋人役の若葉竜也、(リュウヤだ。タツヤではない。本人も自身のインスタに書いているくらいだから読み間違えられることが多いのだろう。)気づいたらいる俳優こと森永悠希、黒猫チェルシー渡辺大知と一人一人のひきつける演技が本当にすごくて、映画館で一息に体感できて本当に良かった。
そして今日見た映画は『PERFECT DAYS』。
こちらも素晴らしかった。
すぐにググって劇中で流れている音楽のプレイリストも作った。
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本題はここからなのだ。
今日見た映画、事件が起きた。
上映前)
気性の荒そうな兄ちゃん、おっさんと乱闘寸前の喧嘩をしだす
上映中)
後ろに座ってるおっちゃん、近隣に携帯画面なのか、画面が光っていたみたいで『光っとるんやめや、さっさなおせ!』とぶち切れ。
こんなことあるか???
ちなみに兄ちゃんは彼女に殺されかけているかのように口を手でふさがれて反論させないようにされ、加えて両手で中指を突き立てていた。ポプテピピック以来だよあんなの。
また上映中の事件だが、作品を見た人ならわかると思うが、上映中のおっちゃんの怒鳴り声は、トイレ清掃中の役所広司の間違いアテレコのように静寂の中を切り裂いた。
そしてこの一連の流れの締めとして、上演後のぶち切れおっちゃんの一言、
『役所広司(ヒロシ)、やっぱり演技ええなあ。』
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ヒロシ!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!だっ、だ、だれーーーー????
待て待て待て、おいおっちゃん、エンドロールまで見てそれを言っているのか?
何度も何度も、KOJI YAKUSHOと出ていただろ???KOJIだよ!K・O・J・I、KOJI!!!!!それでそのおっちゃんの話聞いてる連れのマダムたち!!!誰か訂正してやれよ!!!!おっちゃん結構意気揚々と話しちゃってるから周りのひとたちみんな笑いこらえるのに必死だって、、、、。。。。笑
これから私はあの映画館に足を運ぶたびに、PERFECT DAYSを見るときにこの一連の珍事を思い出すのだろう。
新年とはいえ、入場特典多すぎだぜ。
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