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🇹🇭駐妻タイ日記

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2024年4月から帯同で訪れた、amazingで愛しいタイでの暮らし。
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#子育ての悩み

「母親になって後悔してる」を読んでしまった、「母にむいていない」わたしの物語

「母親になって後悔してる」を読んでしまった、「母にむいていない」わたしの物語

後悔。わたしは人生において、反省したことはあれど、後悔したことはなかった。一度も。

おもしろい本を読んだ。『母親になって後悔してる』という、イスラエルの社会学者が発表した本だ。

公募によって集った「母親になって後悔している母」が、インタビュー形式でその胸の内を吐露し、零れ落ちたその言葉に対し著者が考察をはさむ形で現状を解き明かしていく。

この本を読むまで、わたしは「母になった後悔はない」と思

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「本気」に本気で向き合ってくれないひととは付き合わない

「本気」に本気で向き合ってくれないひととは付き合わない

バンコクで子どもの幼稚園を探すにあたり、いくつか園を見学した。

スクールバス社会だから、少し遠くても通えてしまうので、候補がいくつもあった。その中で、本命と考えていた園が、見学の申請をする際に願書のようなものの提出を必要とする園だった。

願書の内容は、家庭の教育方針を問うものがほとんどだった。
わたしは、見学の時点でこれが必要だということは、この回答をもとに面談がなされるものだと理解した。

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タイで学ぶ「社会で子どもを育てる」ということ

タイで学ぶ「社会で子どもを育てる」ということ

社会で子どもを育てる、といったら、次に浮かぶものはなんだろう。

産後のデイケア事業、子育て給付金、教育機関の無償化。

わたしは感謝した。先人たちのおかげで、追い込まれずに子育てできる!

しかし、ふしぎだ。どうして「社会で子どもを育てることは良いことだ」という絶対正義をみな口にするのに、その結果に対して子持ち様論争がおきるんだろう。

タイでは未就園児はアイドルタイに住んで驚いたことと言えば、

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自分時間を優先したら、子どもと心が離れてしまう。どうしたら。

自分時間を優先したら、子どもと心が離れてしまう。どうしたら。

「親であっても、自分は自分。自分の人生を生きよう!」

この考え方は、近年の親世代に吹いた新しい風だ。2020年あたりから増えてきたように思う。

初めてこの考え方に触れた時、わたしは身震いした。なんてすてき!わたしは、わたしを諦めないで、子どもを持つことができるんだ!

望まぬ専業主婦を生きる専業主婦になって2か月が過ぎた。
上の子は小学校に通い、下の子とは1日中同じ空間にいる。

タイという国

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