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【“シリーズ教育”第24科目―親の語彙力が子の語彙力に?―】

【珈琲のオトモのマメ知識 vol.691】

↓ 前回の内容です


↓ 一応、こちらが順番の前回の内容です


文章を書く
人とコミュニケーションを取る

いずれにも必要なもの
それが“語彙力”です

活字離れなんて、
昨今は聞きますかね?

ですが、実はそうでもないのでは?
って、データはあるそうなのですが、
参照:
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20231108hitokoto.html

経産省は、そう言ってますが、
データを確認すると、

出版業の市場規模は横ばい

2014年:17,209億円
2022年:16,305億円(▲5.3%)

そのままを借用…

確かに、そこまでの減少でもない
これだけ、YouTubeとかあっても、

ここまでで抑えられているのであれば、
これは、横ばいと言っていいですね

ですが、
コミック市場の推移が…

2014年:約4,500億円
2022年:約7,800億円(+73%)

さらに借用…

つまり、コミック以外の推移は、

2014年:約12,700億円
2022年:約8,500億円(▲33.1%)

そう、ゲキレツに減ってます
つまり、活字離れしてますね

動画で字幕まであって、
でないと、広告効果も減る時代だそうです


§『送り手と受け手』


文字って、何の意味があると思いますか?
これ、登場人物が2人以上いて、

初めて意味が生まれます
つまり、何かを“伝達”する

こういったことですね

これが大きな役割です
書くにせよ、話すにせよ

この役割が大前提ですよね
そうなると、仮に一方のみが、

何等かの語を認知していて、
他方には、その認知がないとしたら?

わかりやすくすると、
日本語と英語でやり取りができるか?

あいどんどすぴーくいんぐりっしゅ?

できませんね
いずれかが、いずれかの語の認知がないと、

コミュニケーションになりません
これ、日本語同士でも同じこと

仮に、語彙力にレベルがあったとして、

Aさん
語彙力レベル5

まだ、サンタローズの洞窟です

Bさん
語彙力レベル36

もはや、一国を治めてそう

この2人で会話はできますか?
これは、できますね

ですが、これ

話し手 ⇒ Bさん
受け手 ⇒ Aさん

こうなると、どうでしょうか?
おそらく、本来の意図は汲めないでしょう

Bさんは、語彙力が高いので、
より適切な表現をするはずですが、

その語彙の認知がないために、
Aさんは、その理解ができないはずです

その逆は問題ないどころか、
おそらく、稚拙だと感じることでしょう


§『語彙力の源泉って?』


語彙力を増やすには、
活字に触れるってのは、

近道とは言えないでしょうが、
確実に増していくことでしょう

が、活字から離れた社会
語彙力はどうなっているか?

これ、音楽市場を観察すると、
結構、実感すると思います

一昔前の楽曲の歌詞と、
現在の楽曲の歌詞を比較してみてください

一昔前の歌詞だと、
小説的な表現まであったりするのに対し、

現代の楽曲は、表現が直接的、
若しくは、意味はなく、

いわゆる曲先で作成され、
耳心地、耳障りがいいものとなっている

『(大)好き』だの
『愛している』だの

『月が綺麗ですね』
では、何も伝わらないようです

私が訳しました…と、言われてます

この源泉ですが、
そもそもの語彙力がどこから?

それが、小学生の低学年の頃
このあたりから構築されていきます

しかも、お子様自身がどうの
ということではなく、

そのご両親の語彙力の問題
ここが大きく影響を与えます

これ、高学歴の親のお子様
こちらも高学歴になりやすい

ってのも、そのひとつだと思う
すべての勉強において重要なのは、

日本語の理解ですよね?
つまり、語彙力が高ければ、

必然、勉強もやるやすくなる
それも、後々、大きな差となる


§『体験と言葉』


当シリーズにおいて、
かねがね言ってきたのが、

『体験を大切に!』

こちらですよね

この頃から、さらに大切なこと
そこに『言葉を足す』ってこと

体験 + 言葉 = 語彙力

こんな公式になります
意識した方がいいでしょうね

例えば、

雷がなりました

ここまでの雷は見たことないですが

×『雷が鳴ってるね』
〇『雷は遠いね』

これで、ただの雷から、
音で距離がわかる!?

ということまで、
完璧に理解しないまでも、

学びになるわけです
他でも、買い物シーンで、

クレジットカードを使わずに、
現金で買い物をする

割引きなんてあれば、
もっと、面白いでしょうね

何より、そもそもですが、
親の語彙力などがある前提です

蛙の子は蛙
親を見ると、何となく子がわかる

トンビは鷹を産む
こちらであって同義なわけです

だから、これもかねがね言ってますが、
子育てにおいて教育されるべきは、

絶対的に“親”なんです
それを基に、お子様の“促進”をする

基礎となるものは、
親そのものでもありそうですね


§『まとめ』


あなたの語彙力は、
どうでしょうかね?

ハチャメチャに高い!
って必要はないでしょうね

そこを深く掘るなら、
学者にでもなった方がいい

が、その他の学を深めるなら、
ある程度あった方がいい

そして、もし親になるのであれば、
お子様のためにも、

最低限の用意はしておきたい
それが絶対ってこともないですが、

あった方が有利?有益?
だと思うですよね

・語彙力のある人
・語彙力のない人

どちらが好きですか?
小生は、絶対に前者です

仕事を任せるにも、
絶対的に前者がいいです

後者は問題を起こしやすい
特に、取引先などとやり取りさせると…

あなたは、どちらがいいですか?
あなた自身は、どうでしょうか?


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