日本の首都、長野|日々の雑記#62
「私と仕事、どっちが大事?」
▶︎きみがだいじ
しごとがだいじ
じょうきょうによる
本音では「じょうきょうによる」と言いたいものの、そんな答えはお呼びでない世の中。思わぬ所に毒の沼地が広がっており、危険がいっぱいです。
ゲームと違い、四十代は転職が難しいお年頃。だけど機会があれば働きたい、「しごとがだいじ」と言ってみたい企業がありまして、皆さんは「ツルヤ」をご存じでしょうか。
信州小諸で創業し、長野県を中心に展開しているスーパーマーケット。県外の方でしたら、軽井沢旅行の際に利用されているかも知れません。
こちらの魅力は、何と言ってもオリジナル商品。
お酒やおつまみにスイーツと、長野の特産物を使った食品がいっぱい。お土産使いもできる優れものです。
そして実は隠れたおすすめがありまして、それが地元企業が提供するローカルな逸品たち。
八幡屋礒五郎の「七味とうがらし煎餅」やオブセ牛乳の「みるくもち」、信陽食品の「ぽんちゃんラーメン」は、県外ではまずお目にかかれません。機会があれば、是非お試しください。
地方の立地を活かした広い店舗、地域に根差した経営。だからこそ、ナショナルブランドからオリジナル商品、ローカルな逸品まで、魅力的な品揃えが可能なのでしょう。
願わくば都内に進出して、一大旋風を巻き起こして欲しいものですが、その特色が失われては本末転倒です。ご当地アイドルだけど、全国ネットでも取り上げられる。今の状況は理想的なのだと思います。
そこで元長野県民としては、県外の愛鳥家を増やすべく、イチ押しの商品でセットリストを作成しました。なお、夕食から始まるのは私が酒呑みだからです。
【夕食】
・信州高原地ビール
・オリジナルピッツァ カマンベール
・野沢菜漬け
まずはオリジナルビールで乾杯。
おつまみには、チーズたっぷりシンプルなカマンベールピザ。このままでも十分美味しいですが、野沢菜漬けとしらすをトッピングすれば、遠く上越から海無し県まで潮風が届きます。
【朝食】
・信州八ヶ岳野辺山 高原ヨーグルト
・やわらかドライフルーツ 無添加マンゴースライス
・丸山珈琲 ツルヤオリジナルブレンド
翌日は二日酔いでしょうから、朝食はシンプルに。
夜のうち、ポッポ牛乳のヨーグルトにドライマンゴーを漬け込んだものと、丸山珈琲を頂きます。キッチンに広がる爽やかな香りは、まるで高原の朝です。
【昼食】
・ホームラン軒 信州味噌仕立て
・四季の香り 黒ごま
・信州りんごジュース 混濁ふじ
昼ごろようやく酒が抜けるので、長野限定のカップ麺で遅めのランチ。
デザートがわりに、黒ごまスプレッドたっぷりのトーストも頂きます。ドリンクは濃厚な混濁ふじ。これがあれば、いつでも瑞々しいリンゴを味わえます。
嗚呼、書いているうちにツルヤ熱が高まってきました。ツル無し県に引っ越した自分を恨みます。
住めば都とは言いますが、私にとってはツルヤのある町が都、つまり信州こそが日本の首都。
いずれまた、都会で暮らせる日を楽しみにしています。
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