初夢が淫夢(数の子豆)|酒と肴 その四十六
関東の冬らしく、柔らかな日差しと乾いた空気。日がなゆるゆる呑んでいるうちに、年末年始は過ぎました。強い方ではないので、大晦日から三が日にかけて四合瓶を1本、缶ビールを7、8本、それとハイボールを少々といったところ。酔っ払いの勘定だもんで適当ですが、このぐらいが罪悪感を覚えず、夢と現を行き来するのに丁度いい量です。
どんな風な一年を過ごそうか、年賀状を眺めつつグラス片手に考えていると、眠気がやってきます。敷いたままの布団にもぐり込み、読みかけの本を横目に昼寝の元日。お正月の過