日本人の歩き方と呼吸を取り戻そう
「きれいに歩くのって難しいし、姿勢悪いしなぁ・・・😥」
歩き方や姿勢に関しては、昔から相当コンプレックスがある。
私がとても気にしていたことの一つ。
この動画に出会いました。
「そうだよ日本人にあった食べ物があるように、日本人が伝統的に行ってきた動作があったんだ!」
歩き方や呼吸がまさにそれ。
日本人がどうやら縄文から(え・・・ずい分長い💦)ずっと行ってきた歩き方や呼吸の仕方。これは精神面にも影響があるとのことです。
戦後、日本人は食べ物のみならず、日常の動作までが相当変化してしまったみたいですね。縄文から延々と受け継がれてきたものをやめてしまえば、身体や心だっておかしくなるのも無理ないですね。
こちらの狂言師の先生の動画。
袴姿が美しくとてもかっこいいです、お声も若々しい。
呼吸や精神状態のことにまでレクチャーされています。
わたしたちは歩き方を奪われた
なぜ現代人は頭でっかちになり、精神的に病んだりする人が多いのか?
その答えのひとつが、歩き方や呼吸の仕方を受け継いでいないから。
「日本人の歩き方って何?」と思う人もいるかもしれません。
歩くという動作。あまりにフツーにやってるし誰からも教わらないし
ほぼ自己流ですしね。
例えば、田植えの時、右手と右足が出る。
クワを振り下ろす時も右手右足が出る
右手と右足、左手と左足をそれぞれ同時に出す歩き方がある。
江戸時代には上半身や手を振らずに歩いていた「ナンバ歩き」
ナンバ歩きのすごいところは、ムダにエネルギーを消費しないところ。
能や狂言の歩き方もナンバ歩き。
日本を行脚した松尾芭蕉。
日本全国を歩いて測量した伊能忠敬。
一日に何十kmも移動する飛脚。
とんでもない距離を歩いていた、いにしえの日本人たち。
そして今回私が「そうか!」と思ったポイント。それは昔は歩く時につま先から着地していたという点。草履を履いていた時代、足の親指と人差し指で鼻緒をはさむ。現代人のように踵(かかと)から着地することはないのです。
正しい歩き方とは
よくありがちな「正しいウオーキングとは?」というレクチャーって
こんな感じですよね。
「背筋を伸ばしましょう、目線を正面に向けます、
下を向かずに、大きな歩幅で、
足を地面につけるときはまず踵(かかと)から」
そうなんです、必ず踵から地面につきましょうといわれている。
私もずっとそうだと思い込んでいたんです。
「踵から踵から・・・」と頑張っていた時期もあった。
実はそれって身体に悪いらしいのです。😱
踵から着地するのは身体を痛める原因らしい。
何故悪いか? こちらの動画で「なるほど」✨と思いましたよ。
身体を整えることが力の根源となる
そういえば、スポーツ選手の中にはナンバ歩きを動作に取り入れている人もいますよね。身体の動きは、パフォーマンスアップのためだけでなく、
思考や感性にも影響を与えます。ヨガなどはまさに身体を整えることで間接的にメンタル状態を調整しますからね。
今まで、目に見えないところで私たちは身体にダメージを与え、
エネルギーを浪費していたんだなあと思う。
もっと真の歴史を学び、日本人が本来持っていた精神・身体の動きを身につけよう。せっかく先人たちが長い間培ってきた知識や技術。
戦後80年ほどで手放してしまってはいけない!
日本の身体性を残していけたらいいなと思う。
とりあえず、踵着地の歩き方をやめてみた。
そうしたら・・・。
「身体がグラグラせずに、スーッと歩ける感じがある」😃
よし、これ! 身体でしっかりおぼえよう!!
皆様も歩き方や呼吸、ちょっと意識してみませんか?
元気度がアップしてエネルギーが湧いてくるかも。
そうそう、最近買った下駄の説明書にもこんな効果が書かれております。🎵
お読みいただいてありがとうございます。😀