バレンタイン2023、おいしかったチョコを語らせてください【ボンボン編】
みなさんこんにちは、まめもです。
サロショにてゲットした愛しのチョコレートたち。
ジャンル(?)に分けて、少しずつまとめております。
今回はボンボンショコラ編、単品というよりコレクション単位で気に入ったものを3つ、ご紹介しております。
前回のタブレット編はこちら〜
※以下、ブランドリンクは海外サイトになりますのでご注意くださいませ!
◾️ALLÉNO & RIVOIRE / アレノ&リヴォワール (フランス・パリ)
コフレ ドゥ スティック ¥3,888
今年サロショ初登場!
新しいブランドながら、パリでも日本でもすでに名が知れているよう。
私は今回お初にお目にかかりました。
ラインナップはこちら▼
このスティックタイプ、、いいなあ!笑
プラリネとコーティングのバランスが常に均一なので、自分の好きなペースで何口も味わえます。
お砂糖を使わず、キャラメリゼもしない...
というプラリネの概念を覆すプラリネとのことでどんな感じか気になっていました。そうとは思えないほど、香りも食感もしっかり引き立てられており大変美味しいです。
塩がところどころ効いていて味を引き締めてくれている!
カタログに「ミネラル感を大切に〜...」と書いてあり、なんのこっちゃと思っていました。
お塩のことだったのですね。
お気に入りの味をいくつか詳しく。
【カカオニブプラリネ】
断面の写真はこちらの味です。
アーモンドプラリネに、カカオニブが散りばめられています。
これは意外とありそうでなかったなあと。
最初はベーシックなプラリネ感が強いですが、カカオニブをこりっと噛むと苦味やほどよい酸味が後追いでやってくるのが好きです。
【黒ゴマプラリネ】
ニブの方よりほろっとする感じの舌触り?
黒ゴマのプチプチ食感が楽しいです。
ゴマが最初から最後までしっかり香っているのも驚き。
ゴマってチョコレートに負けないくらい存在感が強いんだなあ...
後味、脳裏になぜか黒ゴマ醤油せんべいが浮かびました。笑。
塩味があるから?これもすごく好きです!
【ココナッツプラリネ】
ココナッツのあまーーい香り。
細かく砕いたココナッツファインがたっぷりと入っていて、シャキシャキな食感です。
ココナッツのチョコって「甘さを楽しんで♡」なものが多いイメージですが、こちらはノワールベースでしつこさがないです。
うま〜〜!すきだなこれ!
アレノは本当はヴィネガーを使ったボンボンが気になっていたのですが、輸送の関係で急遽取り扱いが無くなってしまい…
来年は絶対持ってきてほしい〜〜!笑
◾️ PATRICK AGNELLET/パトリック・アニヨレ(フランス・アヌシー)
ショコラアソート 9P ¥4,428
こちらも今年サロショ初登場。
スキー場で冬季限定の営業ってなんて洒落てるんだ…
ラインナップはこちら▼
ショコラにユニークな名前もついているので、そちらも一緒に!
全体の印象としては、素材それぞれの味がはっきり、味の幅も広かったです。
なんというか、いろんな年齢性別タイプの人たちが、ひと箱に収まっているかんじなのです。
この例えあってる?(しらん)
だから「次はどんな味なんだろう?」とワクワクさせてくれます。
【パッションフルーツのミルクチョコガナッシュ】
このコレクションの中で一番のお気に入り。
ガナッシュはミルクベースですが、コーティングはビター。
パッションフルーツは酸味強すぎず、トロピカルな甘味が感じられます。
ガナッシュをゆっくり溶かしていると、パッションの香りがコーティングのノワールと混ざり合う瞬間がきます。
ここが!!めっちゃ!!すき!!!(圧)
一気に奥深く、大人な味わいに変わるんです。
【ヘーゼルナッツとキャラメルの2層】
ヘーゼルナッツのなんなんだよ、というツッコミを禁じ得ません。
すごく滑らか濃厚だったので、ジャンドゥーヤなのかな…?
バターの香り豊かなキャラメルと二層仕立てで、コーティングもミルク。
ヘーゼルナッツもキャラメルもたっぷり甘くて濃厚〜
これはコーヒーのお供案件です、先生!
キャラメルの自我がつよく、笑、後味がバターの香り。
これが個人的には新鮮でした。
バター由来?の塩味も良い!
【カシスのミルクガナッシュ】
多分誤りな気がするんですけど、どう見てもベースがビターだった。
コーティングもビターです。
たぶん赤ワイン系の方向性、濃厚で芳醇なカシスの香りです。
(お酒が苦手でほぼ飲まないしちょっと違うかもしれません)
ベースもコーティングもビターでまとめて、大人方向に全振り。
うーん、こういうのも美味しいです。
ていうかコーティングのビターチョコがめちゃくちゃ美味い。(?)
アニヨレさん、購入前はすごく大人っぽく落ち着いた印象でした。
実際いただいてみると「この人意外とお茶目だな…?」という感じもあり、大変楽しませていただきました。
来年はボンボン以外も買ってみよう。
◾️Franck KESTENER/フランク・ケストナー (フランス・ロレーヌ地方)
ショコラアソート 5P ¥3,240
ラインナップはこちら▼
テクスチャーもさまざまな、柑橘系ボンボンのアソート。
フランクケストナーといえばタブレットが人気です。
以前いただいたとき、すごく作りが凝っていて丁寧な印象を受けました。
今回のアソートも手が込んでいるものばかり!
ガナッシュ系が中心ですが、ガナッシュってこんなにもバラエティ豊かだったんだと思わせてくれる品々でした。
【コンババ(こぶみかん)ガナッシュ】
ふわっと軽い、ムースのようなガナッシュにびっくり!
普通のガナッシュよりもエアリーで軽やか、ふわふわと香りがひろがる〜。
上品で優しく、後味に柑橘の爽やかさを感じます。
サロショの公式ムック本にこんなことが書いてありました。
狙い通りです、ケストナーさん、、!
【タラゴンとライムのガナッシュ】
タラゴン(エストラゴン)はアニスに似た甘さと独特の爽やかな風味をもつハーブ、ということを調べて知りました。(無知)
ビターベース、ビターコーティングです。
最初はコーティングのチョコレート感がしっかり。
「ん?」と探し続けていると、ガナッシュが溶け切る頃にタラゴンがふわ!
「まって、ライムどこ?」と思ってたらタラゴンの後方彼氏ヅラしてるライムを見つける、そんな感じです。
ちょっと自分でも書いていて謎な食レポで本当すいません。
でも美味しかったんだよ!!
【クレメンタインのパートダマンド】
クレメンタインも初めましてだったので調べてしまいました。
柳葉みかんとスイートオレンジの交配種とのこと、確かに酸味は少なめで、オレンジの甘さをしっかり感じられた気がします。
やわらかなマジパンの中に、ゼストが入ってるのかな?
噛んだ時にオレンジが弾ける瞬間があります。🍊
マジパンの濃い感じと舌触りはなかなか馴染みがなくてちょっと苦手なのですが、これは結構癖になるかも🤤
ケストナーさんはサブレも美味しかったのでまた次回に…
まとめ
気づいたら4000文字を超えていました。笑。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。
ボンボンショコラって食べるのに集中力がいるし、
私は基本味音痴なのでシェフの意図しているものすべては汲み取れていない気しかしません。(悲しい哉…)
でもやっぱり、一口の中でこんなに味や香りの変化を感じられたり
口内での絶妙なマリアージュが楽しめるボンボンショコラの世界は贅沢に尽きるな〜とほれぼれしてしまうのでした。