守るだけでしばらく生きてみよう
ご近所さんが、野菜をくれます。
庭のものや貸してる畑でもらったものや。
ちょこちょこと貰い物のお菓子を渡すなどしていたら、
どんどんくれます。
夫婦2人暮らしでお孫さんがシンガポールにいるご近所さん。
もらった野菜を料理して
忙しく花屋の自営をしている妹家族に差し入れなどしていると、
妹は色々とくれます。
もらってまたご近所さんに渡してまたもらって。
私は確かに加工しているのだけど。
「もらって作って渡したらもらったから。あなたのおかげ。」
「いや作ったからよ!」
しっかり評価してくれる。
私の価値はそれでいいんじゃない?
と、この頃心から思えてきた。
私は働いて来なかったわけではない。
働いたらおざなりになる食のこと。
それが失うものは私の時給より大きいとの試算が出たの。
食と向き合って取り組む人間は家族で私しかいないの。
そこをしっかりとやることで生まれる価値は労働の喜びより
私にとって大きなもの。
しばらく
回ってきた役回りだけを守って生きてみよう。
持っているものを生かせばそれで富めるのではないか。
実験。
そこには自由な時間がある。