足つぼのクリームをクレイに変えたわけ
これまで足つぼの施術にはキャリアオイルと精油を使っていました。
アロマをやめてクレイに変更したのが今年の夏。
理由は、私がアロマを使えなくなったから。
ホルモン療法がはじまると、定期的に血液検査をする。
リュープリンが始まって半年くらい経った頃、コレステロール値とクレアチニン(腎臓)の数値が上がってきた。
ほぼ同時期に血圧も上がったし、ひどい時は動悸がひどくて目が覚めたこともあったから、きっと血管の内壁は脂がついて狭くなってるんだろう。
クレアチニン、数値は微増でも体にはばっちり症状が出始めていた。
アロマは足つぼで使う以外に、体がむくんだ時とか、スッキリしたい時のセルフケアにも使っていた。
いつも通りセルフケアで使い続けてひと月くらいの頃、下瞼が何となくたるんできた。鏡を見て、
「あ、腎臓に出たな」
と思い、すぐアロマを使うのをやめた。
とはいえ、仕事で使わないわけにはいかない。
どうしたもんかなあ、と思いながらもピンとくるものがなかなか見つからないまま時間が過ぎた。
そんな時のこと。
ひょんなことからクレイクリームファンデのワークショップを見つけ、参加した。それが昨年11月。
参加しようと思ったきっかけは、私自身が日焼け止めがダメになってしまったことだった。
どういうわけか、日焼け止めを使うと「肌が枯れる」んである。
萎れる。しぼむ。枯れる。そういう表現がぴったり。
つけて半日もたたないうちに肌が萎れる。
どういうこっちゃ、と思い調べてみたら、日焼け止めに含まれる酸化亜鉛や酸化チタンがよくないことがわかった。
リュープリン始める前まではこんなことなかったから、十中八九薬の影響だろうなと思った。その頃には歯もぼろぼろで、歯は結局3本抜くはめになった。C型肝炎でインターフェロンをやった友達も、それ以来歯がダメになったといってたから、リュープリンが云々というより、強い薬が歯や骨に強いダメージを与えるんだろう。抗がん剤も、投与前に歯の治療をする話をたびたび聞く。
まあ、そんなわけでクレイクリームファンデのワークショップに参加して、約ひと月分のクレイファンデを持ち帰り、さっそく使ってみたところ…。
クレイのデトックス作用がばっちり出て、翌朝鏡を見て落ち込んだ。
あまりにひどかったんで一度は捨てたほど。
ワークショップでも「ステロイドを使っていた人は、薬で抑えていたものが出てくるから1週間はつらい。その場合は夜、ナイトクリームとして使ってください。」と話してた。覚悟はしてたけど、それはまあひどかった。
葛藤しつつ、いろんな方に助言をいただきながら、どうにかクレイファンデを使い続けて2ヶ月。少し光がさしてきた?くらいに回復しはじめた。
クレイについていろいろ調べていくうちに、クレイパックで乳がんケアをした人の記事を見つけた。
それは外国の事例で、乳がん完治まで5年以上かかっていたので「クレイパックで治癒した」というより、他の要素もあるかもしれない。
試しに体幹にクレイパックをしてみたら、体の重くだるい感じが軽くなった。
クレイはミネラルを豊富に含む。ミネラルが経皮吸収されたことで、体内に残留した重金属がデトックスされた可能性もある。
グリーンのクレイでクリームを作って、それをボディローションで伸ばして体のケアに使ったら、クレイパックと同様、体の重くだるい感じが軽くなった。
足つぼを利用する人は、ほぼ10割方、むくみや冷え、足の重だるさを訴える人が多い。クレイクリームはそういう人にぴったりなんじゃないかと思った。友達に協力してもらって何度か実験(笑)させてもらい、夏に足つぼに使うオイルをアロマからクレイクリームに変更した。
クレイは体内の老廃物をくっつけるはたらきがある。
体内の老廃物を体の外へひっぱり出してデトックスさせる。
それに対してアロマは、不足するものを補うほうへはたらく。
クレイはいらないものを「マイナス」する。
アロマは足りないものを「プラス」する。
クライアントにもいいし、私の体にも負担が少ない。
しかも、どちらにとっても体にいい(∩´∀`)∩
クレイのデトックス力は塗った場所にだけ作用するのではなく、必要なところに作用するのもいいと思った。
ただ、一つの誤算が…。
デトックス力がハンパないのか、
すごい量のナニカが出たとか、
翌日数か月ぶりに生理が来たとか、
そういう報告が寄せられました。
そこだけちょっと注意が必要(;^ω^)