女性の悩みがすべて解消!【ナチュラル・ハイジーン】って何?
こんにちは。栄養学 × ヨガ で人生を豊かに
広島ヨガインストラクターの美月です。
生理痛がなくなる
肥満が解消
お肌も体も若返る
乳がんも怖くない
苦痛や不安、憂鬱で不快な症状から永久に解放される
誰もが快適でエネルギーレベルの高い
疲れ知らずの日々を送れるようになる
1カ月でらくらく5~10キロ減量できて
お肌もツルツルピカピカになって若返る
そしてお金もかからず、わずか3週間で誰でも実践できる
重版を繰り返すロングセラー
「ナチュラル・ハイジーン」について今回はまとめました。
先に究極の結論をいうと
「Don't poison yourself」
すべての不調は食習慣やライフスタイルによる血液の汚染。
それらを改善し、血液を浄化して、健康を実現する衛生学です。
ハイジーンは「衛生、清潔」という意味で用いられ、その語源はギリシャ神話の健康の女神「Hygeia」にあり、健康維持のための科学、病気を予防するための原則理論という意味です。
ローフードの本と思われがちなのですが
ローフードは80%までに抑えておくのが良いそうで、それは後述します。
「ナチュラル・ハイジーン」の作者について
作者の松田麻美子さんは
その昔、毎月生理が来るたびに、激しい下腹部の痛みや頭痛に悩まされ
何もすることができず、転げ回っていたそうです。
出血もかなりひどかったのですが
大正生まれのお母さんに
「生理は病気ではないから我慢しなければならない」
と取り合ってもらえなかったようです。
大人になって婦人科を受診しても
「特に治療の必要はない、若い女性の生理痛は当然のこと。出産すれば軽減するからそれまでの辛抱」
と言われ、鎮痛剤をどんどん服用するようになりました。
そして34歳の時に子宮を失うという
大きなつけを払ってしまったようです。
当たり前と思っていた生理の苦しみに向き合うことが大切。
歴史書の記述によれば
大昔の女性の月経出血はほとんどなかったそうです。
そしてアメリカのナバホ族や
グレートプレーンズのネイティブの女性たちも
出血量は非常に少なく、ほとんど気が付かない程度で
生理用ナプキンも使わないと言われています。
またオーストラリア奥地に住む部族の女性たちの月経期間は
およそ20分で、出血量は大匙一杯程だそうです!
それでも妊娠出産し、子孫を増やして行きます。
このことは排卵が行われている限り
月経出血量が少なくても生殖器官は
正しく機能していることを物語っているのだそうです。
悪魔のホルモンエストロゲン
一般的に生理の周期を学ぶ際、私たちは
エストロゲンは天使のホルモン
プロゲステロンは悪魔のホルモンと
教えられてきましたが
この本ではその概念が逆になっています。
過剰なエストロゲンは悪魔
ホルモンバランスが崩壊すると
ベストの健康状態を保つことができなくなってしまう。
特に牛乳や乳製品はエストロゲンレベルへの影響が激烈。
45kgの生まれ立ての牛の赤ちゃんは
1年間で約10倍!454kgへと成長します。
エストロゲンの他に、IGF-1(インスリン様成長因子)といった
生物活性ホルモンを大量に含んでいます。
牛乳や乳製品の摂取習慣は、人間の体を子牛、
同様に目覚ましい勢いで発育させます。
そして必要以上に成熟を早め、初潮年齢の低下。
生理痛や子宮・卵巣のトラブル。
乳がんや前立腺がんの元凶となっているのです。
その他、環境汚染物質(工場から排出されるPCBやダイオキシン)も
擬似エストロゲンなどと呼ばれるように
デリケートな女性ホルモンのバランスを攪乱します。
例えば、魚は水中に含まれる残留化学物質を
魚が生息する水中の900万倍の濃度で
体内に溜め込んでいると言われています。
そして果物・野菜・イモ・雑穀類と比較して。
魚が含むダイオキシンは10~600倍にもなります。
残留農薬の95~99%は魚・肉・卵・乳製品から取り込まれます。
ちなみにベジタリアンの体内農薬レベルは
肉食者の1~2%に過ぎないと言われています。
すべての肉や魚は食物連鎖の頂点にあるため
避けた方が賢明なことは明らかでしょう。
初潮年齢の変化
WHOの調査によれば、1850年の欧米の少女たちの平均初潮年齢は
17歳でしたが、今日では11歳になっています。
またアフリカ系アメリカ人の少女たちの場合は
もっと早く、50%が8歳、77%の少女が9歳で初潮を迎えます。
白人系の少女達も、33%は9歳で初潮を迎えます。
戦後食習慣の欧米化の影響をもろに受けてきた日本の場合も深刻で
ファーストフードやコンビニ食の登場により
1950年には平均15.2歳でしたが1975年には12歳と
わずか25年で欧米並みになっています。
日・米・中のデータを比較すると
これらの現象は、動物性タンパク質の摂取過多と
食物繊維量の不足が引き起こしているのかもしれません。
日本だけで見ても、かなり推移しているのがわかります。
北欧といえばおしゃれなイメージですが
魚を食べる国が多いので、初潮年齢への影響も大きいのでしょう。
ベジタリアンの女性たちのエストロゲンレベルは
そうでない女性たちより著しく低いことは研究によって証明されています
それは食事中の脂肪の摂取量が少ない上に
血中の性ホルモン結合グロブリンレベルが高いからです。
初潮が12歳より前だと乳癌の発症が3倍も多くなるという研究があります。
脂肪摂取量が欧米人の半分以下である
中国の農村部の女性たちは血中のエストロゲンレベルは
欧米女性の1/2でしかないため
がんの発生率も欧米の1/5でしかありません。
カフェインがエストロゲンを過剰に⇒ 重い生理や子宮筋腫
恐ろしいことにコーヒーを一日4,5杯(カフェイン量500mg)
飲んでいる女性は、まったく飲まない(または1杯)の女性と比べ
月経周期初期のエストロゲン値が70%も高くなっているという
研究結果があります。
すなわち、エストロゲンレベルが高くなりすぎる事で
子宮内膜のクッションが分厚くなってしまう。
その結果、月経が始まる直前に厚くなり過ぎたクッションを除去する
抗炎症性のプロスタグランジンが大量に放出されるのだそうです。
低脂肪でプラントベースの食事をしている女性たちに比べ
リッチな食事をしている子宮内膜細胞の厚さは
月経直後で3倍違うそうです。
それが猛烈な生理痛、頭痛、吐き気(月経困難症)の原因なのだそうです。
カフェインにはダイエット効果があるとか
コーヒーにはポリフェノールが含まれ
腸内細菌叢に良い影響を及ぼすというイメージが強いのですが
この本によればカフェインとともに含まれる
メチオキサンチン類と呼ばれる化学物質は
組織の形成と細胞の代謝に必要な特定の組織酵素の機能を妨げ
エストロゲン値を高くし、子宮内膜を厚くしすぎたり
腫瘍のような繊維性の組織を急速に形成させてしまうようです。
アメリカでは子宮筋腫の手術をした女性たちの多くが
習慣的にコーヒーをよく飲んでいると言われているそうです。
作者の方もコーヒーを毎日5~6杯も飲んでいて
子宮筋腫を併発し、子宮摘出手術を受けることになったそうです。
このような関連性をもっと早く知っていればと悔やまれていました。
その他、アルコールや砂糖、カフェインを常用し、
時には抗生物質や避妊用のピルも服用するという人の腸内では
腸内細菌のバランスが崩壊します。
そのためイースト菌が増殖して腸壁に小さな穴をあけてしまうのです。
そのため高脂肪動物性=高タンパク低食物繊維の
いわゆるリッチな食事が含む
過剰なエストロゲンが吸収されてしまいます。
また皆さんが飲んでいる牛乳にも要注意。
牛乳や乳製品には、妊娠中の牛のミルクも含まれています。
妊娠中の牛のミルクは、妊娠していない牛のミルクよりもエストロゲンが大量に含まれています。
ホモナイズされることで、牛乳中の化学物質(ダイオキシンなどの擬似エストロゲン)の排泄を妨げ、吸収を促進させ、乳がん等の増殖に拍車をかけることになります。
乳がんを引き起こす、とても意外なもの
牛乳や乳製品に含まれるIGF-1(インスリン様成長因子)や
プロラクチン(黄体刺激ホルモン)、カゼイン(タンパク質)
そしてダイオキシンやDDTのような擬似エストロゲンは
私たちのがんリスクを増大させます。
血中IGF-1レベルが高い50歳以下の女性は
乳がんのリスクが7倍になります。
IGF-1はエストロゲン以上にがん細胞を増殖する力が強いと言われます。
またカゼインは動物実験で動物にガンを形成させる時に、よく使われる物質なのだそうです。
現在の日本人の牛乳・乳製品の摂取量は1950年に比べ
およそ20倍に増えています。
それに比例して乳がん死は約7.5倍に
そして前立腺がん死はなんと約111.6倍に増えています。
またタバコとお酒も大敵です。
アメリカ国立癌研究所によれば
喫煙者は非喫煙者より乳がんが30%多いと言われています。
そしてアルコールもエストロゲンの製造を増やす(飲む前の3倍に)
肝臓の解毒能力を弱める、DNA修復の免疫システムや
葉酸の能力を弱めるなどによって乳がんのリスクを高めてしまいます。
一日15g以上のアルコール(ビール2杯、ワイン1杯)
を摂取している人は、全く飲まない人に比べ
乳がんになるリスクが24%高くなります。
一日に2杯以上飲む人は乳がんのリスクが
飲まない人の3倍になるという研究もあります。
経口避妊薬(ピル)の常用や、閉経後の女性たちの
ホルモン補充療法(HRT)も乳がんリスクを上昇させます。
現にアメリカでは2002年米国食品医薬品局が警告を出し
何百万人もの女性たちがその使用を中止したため。
一年後にはそれまで上昇の一途を辿っていた
乳がんの発症率が7.2%低下しました。
女性にとってはビックリすることでしょうが
「乳がんとブラジャーの関係」は
「喫煙と肺がん」の関係の3倍以上も密接です。
ブラジャーはリンパ液の循環を妨げ、組織の浄化を阻害してしまうのです
一日24時間ブラジャーをしている女性は
24時間ノーブラの女性たちの乳がんの発症率よりも
125倍になると言われています。
また制汗剤の使用も乳がんのリスクを高めます。
成分の25%を占めるアルミニウム塩が
擬似エストロゲンとして働くからです。
脇の下をシェイブしてすぐ制汗剤を使うとリスクを更に高めてしまいます。
ひどい月経困難症を防ぐには⇒プロスタグランジンコントロール
プロスタグランジンには多くの種類がありますが
原料となる脂肪酸の種類により、大きく3つのグループに分類されます。
https://www.sasazuka-cl.com/supply%20tukimisou.html
上記の表にあるように
プロスタグランジン1は炎症を抑えますが
猛烈な生理痛、頭痛、吐き気(月経困難症)を引き起こすのは
プロスタグランジン2となります。
現代の食事では、牛、豚、鶏肉などの著しい増加により
アラキドン酸が過剰になるケースが多いようで(4人に1人)
アラキドン酸は、炎症を活発にするプロスタグランジン2へと
変換されますので、アラキドン酸の摂り過ぎは
プロスタグランジン2の過多となり
生体調整ホルモンのバランスは乱れてしまいます。
オメガ3も炎症を抑える、プロスタグランジン3の育成を促すので
積極的に摂取したいところなのですが、魚の摂取には要注意です。
週2回魚を食べる女性の血中水銀レベルは
全く食べない女性の7倍にもなっており
週に数回食べる人のレベルは米国科学アカデミーの
最大許容量を超えているそうです。
他の調査によるとアジア系、南太平洋系アメリカンや
ネイティブアメリカンの水銀レベルは魚の摂取頻度が高いため
水銀レベルも非常に高く、さらに妊娠中の女性が魚を摂取した影響で
アメリカでは30万人の子供たちが脳神経系の
発育障害を起こしていると推定されています。
ナチュラルハイジーンでは、フラックスシード(アマニ)油やえごま油
あるいはフラックスシードやえごまそのものを摂取することを勧めています。
ひどい月経前症候群(PMS)を防ぐには
排卵後の生理が始まるまでのおよそ2週間
不快な症状に悩まされている女性も増えています。
その症状は
体重の増加、乳房の圧痛、膨満感、背中の痛み、むくみ、疲労、ニキビ、吐き気、イライラ怒りっぽくなる、憂鬱感、集中力の低下、頭がスッキリしない、やたらと甘いものが欲しくなる
など、およそ150もあります。
この時期はエストロゲンレベルの急激な低下により
炭水化物の代謝が変化するため、セロトニンレベルが低下します。
●エストロゲンの特徴
・満腹中枢を刺激して食欲を抑制する
・脂肪代謝を良くして、内臓脂肪を減少させる
・インスリン抵抗性を改善し、血糖値を安定させる
・子宮内膜を厚くする
・排卵前に分泌がピークになる
・骨量の減少を防ぐが、過剰の場合、初潮後も背が伸び続ける
●プロゲステロンの特徴
・妊娠に備えて、体内に水分や脂肪を溜めこむ
・インスリン抵抗性を上げ、血糖値が大きく変動しやすくなる
・イライラし、情緒不安定になりやすくなる
・子宮内膜を柔らかくする
・排卵後に分泌がピークになる
・体温を上げて、妊娠を維持しやすい状態にする
それが原因で憂鬱な気分になってしまうため
幸せな気分にしてくれる甘いものを求めてしまうのです。
甘いもの(砂糖)を食べると、血糖値が急激に上昇するため
それによってセロトニンレベルも上昇し気分がよくなるのですが
それは長続きしません。
血糖値が正常値より高くなると
すかさずインスリンが分泌され、血糖値は砂糖を取る前よりも
さらに低いレベルにまで低下してしまうからです。
これらのPMSを改善するには、甘いものに頼るのではなく
血糖値を上げない事、前述したプロスタグランジン3の製造に役立つ
オメガ3を摂取すること。セロトニンの合成に役立つ
ビタミンB6を摂取することが大切です。
(トリプトファンやマグネシウムも同様ですね)
砂糖の弊害
砂糖はミネラルバランスを崩壊させてしまう結果
免疫・消化・脳神経システム、および骨の健康維持などの
機能を低下させてしまいます。
和菓子や菓子パンを1個(砂糖小さじ6杯 30g分)食べたり
あるいは缶コーヒーを飲んだりすると
それからおよそ5時間にわたって体のキラー細胞の
異物処理能力は25%低下してしまいます。
もし菓子パンを2個食べるとそれからおよそ5時間
あなたの免疫システムの機能は半分になってしまうのです。
また砂糖が血糖値を急上昇させ
そこにタンパク質を過剰に摂取する習慣が加わると
血液や細胞の中の糖分子がタンパク質やDNAと結びついて発生する
「糖化最終産物(AGE)」を過剰に製造します。
お肌の衰え、関節のこわばり、動脈硬化や心臓病、脳梗塞、アルツハイマーなど、さまざまな老化を引き起こします。
そして砂糖はカンジダの増殖を助長し
膀胱炎や膣炎などのリスクを高めることも知っておきましょう。
白砂糖に限らず、黒砂糖や和三盆糖、蜂蜜、糖蜜、コーンシロップ(ぶどう糖果糖液糖)、メープルシロップ、アガベシロップなど、食物繊維を全く含まない糖類も同じです。
甘味をどうしても必要な場合は
マイクロ栄養素が多少は含まれている
黒砂糖やオーガニックのメープルシロップ、アガベシロップまたはアガベネクターなどを使うことをおすすめします
場合によってはデーツやしぼりたての果汁を利用してもいいでしょう。
更年期障害はなぜ起きるのか?
更年期障害は、卵巣の生殖ホルモンのレベルが低下するときに
バランスが維持できなくなることから生じます。
これはノーマルなことです。
しかしホルモンレベルは通常、月経初期がある時の高いレベルから
閉経後の低いレベルへの移行期に
プロゲステロンレベルは閉経前のおよそ1%にまで低下するのに
エストロゲンレベルは閉経前のおよそ50から60%までしか減少しません。
閉経以前のエストロゲンレベルが日頃から高かった女性達は
プロゲステロンが絶対的に不足するのです。
その結果、自律神経のバランスが崩れ、ホットフラッシュや躁鬱、不安、動機、息切れ、めまい、耳鳴り、膣の乾燥、乳房の圧痛、体重増加、むくみ、シワ、骨粗しょう症といった
さまざまな不快な症状を経験することになります。
ナチュラルハイジーンとは
「ナチュラル・ハイジーン」のベースは
2000年以上前に古代ギリシャの賢人たちが実践していた自然健康法理論。
現代のライフスタイルと融合し、3つの原則+1をで毒血症を改善します。
1.水分を多く含む食べ物をたべること
2.食べ物は正しく組み合わせて食べること
3.果物を正しく食べること
4.適切な時間に排泄し、補給し、休息する事
https://bikatsuseitaisalon-yumekana.com/711.html
https://ameblo.jp/kuwa0610/entry-12124862758.html
毒血症とは
ナチュラルハイジーンでは病気になる第1の原因は体内汚染。
すなわち誤った食習慣やライフスタイルの結果、血流が汚染された状態
「毒血症」であると考えています。
20世紀初めに「毒血症」という言葉を作り出した
ジョン・H・ティルデン医学博士は次のように述べています。
「生理痛や多量の出血の原因も毒血症。体はサバイバルの手段として体内貯め込まれた毒素を早急に排泄するため、子宮を代理の排泄手段として利用する」
ヘンリー・G・ビーラー医学博士は次のように述べています。
「毒血症のため、肝臓が本来のようにろ過装置として正しく機能しなくなっている女性は、月経機能がいわば老廃物ろ過装置にされてしまい子宮に負担を受けることになる。全身に貯めこまれていた毒素(強烈な酸性)が月経時には血液循環の中に集められ、月経機能を利用して子宮の出口をめがけて流れだす。そのため子宮のデリケートな内膜に刺激や炎症が生じこれが痛みや刺激となって現れる。月経は本来ごく少量の出血であるべきものが多量の出血となり、時には出血が何日も続き貧血状態に陥ることもある。このような化学的な有害物質の排泄によって弱ってしまった子宮はたやすくバクテリアの餌食となり、炎症をますますひどくすることになる。腎臓も通常ならば拡散できるはずの一定の毒を濾過できなくなることがあるため、軽度から重度のむくみが生じ、体重の増加となって現れる」
「月経血が黒っぽく、糸を引くように粘っこくて、塊がありくさいにおいがする場合は、体内に未消化のタンパク質、または腐敗による毒(強烈な酸)があることを物語っている」
このような経血は、卵やチーズ、加熱しすぎた肉は経血の中で最も不快な悪臭を引き起こすのだそうです。
一方、経血が鮮やかな赤で量は多く、においがないが、ひどい成立を伴うような場合、原因は適切に消化されなかったデンプンや砂糖、蜂蜜などによるものでトラブルを起こしている毒素は、乳酸・酢酸。ピルビン酸・蟻酸などの酸なのだそうです。
月経初期(3日間)の経血中の白血球数は、残りの日と比べて多い。
特に最初の日は静脈血内のノーマルな白血球数の3倍もあり
これは月経血液には有害物質が含まれていることを意味しています。
まさか月経血が緊急時の体のクレンジングシステムとして
機能しているのはびっくりですよね。
本来は妊娠中の赤ちゃんのベッド(胎盤)として利用されるものなので、
そのようなことがあるのだとしたら
妊娠した場合は1体どんな悪影響があるのでしょうか。。。
そしておりものも、鼻水と同じで
カラダが有害な毒素を子宮から緊急排出されているサインなのだそうです。
低脂肪のプラントベースの食事をしている女性たちは、
更年期障害や、月経困難症に苦しむことはありません。
それは生涯にわたってエストロゲンレベルを低く保っているからです。
昔の日本女性たちも更年期障害に悩ませるようなことは
ほとんどありませんでした。
今日でも中国の農村部に住む女性たちは
更年期障害に悩むことはありません。
それは彼女たちの場合、エストロゲンレベルを上昇させてしまう
脂肪の摂取量が、アメリカ人女性の半分以下と極めて少なく
逆にエストロゲン値を低く保つのに役立つ
食物繊維の摂取量が約3倍も多いからです。
おまけ:最近の女性の健康の悩み@日本
30歳以上の女性1万人を対象とした大規模調査(2015 電通調べ)
https://womanslabo.com/2016210-3
1位:肩こり・腰痛 2位:太り気味 3位:視力の衰え 4位:疲れが抜けにくい 5位:基礎代謝・新陳代謝が低い
となっています。
ワーキングマザーのような仕事育児を懸命にこなしている女性たちにストレスが重なると、体はストレス反応に不可欠なホルモンである、コルチゾールの製造を優先するため、その前駆物質であるプロゲステロンが減少し、正常のレベルが保てないということもあるそうです。
最近では天然のプロゲステロンクリームを利用する女性も増えてきているようです。過剰なエストロゲンレベルの影響を相殺してホルモンバランスを正常に戻してくれるそうですが、これよりもまず食習慣の改善やストレスマネージメントを試してみることをお勧めします。
今日、非常に多くの女性達は自分の身体を正しくケアする方法を知りません。生理痛がはじまると鎮痛剤を使ってそれを当たり前だと思っています。浴槽のお湯が溢れ出していたら、給水元栓を閉めるのが先決なのに、溢れる水をモップで必死に塗っているようなものなのです。
子宮を摘出した著者からのメッセージ
「みなさんどうか私のような愚かな過ちだけは、決してしないでください。痛みや不快な症状が嫌だったら、結果(症状)を消すことだけにとらわれず、その根本原因(元栓)を求めることに目を向けてください」
その他の注意すべき食材
油について
この本の中には、「油はすべて要注意」とあり、オリーブオイルでさえも生成過程で、フリーラジカルを増やしがんを増殖させる、ノーオイルを提唱しています。
確かに、油を不適切な温度で加熱すると、発がん性物質であるアクロレインや、心臓病やガンなどのリスクを高めたりするトランス脂肪酸が形成されるので、油は火を止めてから仕上げに使うことを推奨しているようです。
酢について
テレビの健康情報番組などでは大変体に良いと推奨されているが、ナチュラルハイジーンにおいてはどんな材料方法で作られた酢であろうと
・含まれる酢酸がプチヤリン(唾液アミラーゼ)を破壊し、炭水化物の消化を遅らせたり妨げる
・含まれるアルコールが胃の中の塩酸の分泌を妨げることから、ペプシンの活性化が低下するため、タンパク質の消化が遅れたり妨げられる
・含まれている消化できない毒(酢酸)のため、排泄されるのに、アルコールやカフェイン以上に腎臓を傷つける
・健康な血液細胞を傷つける。大量に摂取すると赤血球細胞の数を減らし貧血を起こす
・すべての粘膜を刺激する
という理由から推奨していないそうです。
私も毎朝、アレルギー予防のため「もろみ酢」を摂取しているのでびっくりしました。深堀でリサーチしてみると、
マウスに鹿児島産の米酢を与えたところ、コレステロールが低下したり、出血や潰瘍が起き死んでしまった研究結果を発見(高容量投与マウス:22ml/kg以上)。
「米酢のマウス急性毒性と脂質代 謝に及ぼす作 用につ い て」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnfs1983/36/4/36_4_283/_pdf
一般的に体に良い、疲労回復効果があると言われる、クエン酸を摂取するのであれば果物から摂取したほうがおすすめなのだそうです。
疲れた人が酢を飲むと元気になったように感じるのは、体のエネルギーの多くが酢酸の毒性を処理する方向へ向けられるため、体のヒーリングプロセスが一時中断し、それまで続いていた不快な症状が出なくなるからと考えられています。
ドレッシングとして酸味が必要なときは、柑橘類やラズベリー、キウイなどのジュースで代用OK。
いずれにせよ、少量を水で薄めて利用する方がよさそうです。
果物をたくさん食べると太ると言う嘘。
果物を豊富に摂る方が低カロリーで食物繊維が豊富なため、高カロリー低食物繊維の食事をする人より体重を大幅にすることができると、メタ分析による22の研究が明らかにしています。そしてアメリカ国立慢性病予防健康増進センターの科学者たちは「果物は1貫してヘルシーな体重管理と関連している」と結論づけています。
よく熟した果物は、数分から20分で体が使えるエネルギーとして、血液中に吸収されていきます。
生の野菜では1~2時間、穀類などのでんぷん質食品では12時間、肉・魚・卵・乳製品などの動物性食品では吸収するのに丸一日以上かかります。
消化に時間がかかればかかるほど、消化作業に必要なエネルギー量が増え、デトックスの作業に向けるエネルギーが少なくなります。その結果毒素の排泄が遅れ、毒血症を助長し、肥満や病気の基礎を作っていくことになります。
体は脳や中枢神経、及び線組織や臓器には最優先でエネルギーを供給しています。その消費エネルギーは、全消費エネルギー量の30%と言われています。残りの70%のエネルギーが、食べ物の消化作業や体内環境の浄化、筋肉組織の活動のために向けられるエネルギーとなります。消化のためにだけ70%使い果たしてしまうと、解毒のエネルギーが残らないことになります。
体にふさわしい自然の食べ物を正しい組み合わせでとる食事では消化に用いられるエネルギー量を20~30%まで節約することができます。
その結果、体には自由に使えるエネルギーがし50%も確保できずっとエネルギッシュに過ごすことができるようになるでしょう。
塩もあなたを太らせてしまいます。 太っている人は細胞内に大量の使用水を溜めこんでいます。塩1分子に対して96倍の水で薄めるメカニズムを私たちの細胞は持っています。
塩を取り過ぎる事は、肥満、高血圧症、心臓病、骨粗しょう症の危険因子だという事を忘れないでください。
この本の提唱する今すぐできる3週間プログラム
最後のまとめの部分だけは、有料とさせていただきます。
今すぐ自分に何ができるか知りたい。
探求心の強い方で、私にお茶を1杯ぐらいおごっても良いな。
と思われる方は、ご覧ください。
ここまで読んでいただきありがとうございました(^人^)
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