怒りたくないのに怒ってしまう…イライラ育児から抜け出すための怒り発動の6つのトリガー
育児、子育ての中で、子どもを思うあまり、つい感情的になってしまうことってありますよね?
「自分て、こんなに怒りっぽかったかしら?」
「子どもができてから自分の性格が変わったみたい」
という声もよくお聞きします。
怒っている自分が好き、という方がいないですよね。
子どもにイライラしてしまう自分自身に、 自己嫌悪に陥ってしまう方が多いのでは?
そもそも、このイライラ=怒りの感情ってどこから来るものでしょうか?
「怒り発動」には、原因、トリガーがあります。
まずお母さん自身が、そのトリガーを理解したうえで、子どもにどのように対処していったら効果的か、が大切です。
6つのトリガー
1)焦りやプレッシャー
たとえば、親が時間に追われていたり、他所のひとに迷惑をかけたらどう しようという想いが強いと、その焦りやプレッシャーが、子どもへの怒りのトリガーになってしまうことがあります。
2)理想と現実のギャップ
たとえば、「子どもにはスムーズに準備ができる子になってほしい」というお母さんの理想があったとします。その理想像と現実のお子さんの行動が一致しないことで苛立ちが生じ、お子さんに「もっとしっかりしてほしい」という期待感が満たされないことが、トリガーになるケースです。
3)コントロール欲求
親として、子ども上手に導きたい、コントロールしたい、きちんと管理したいという思うがあまり、自分の思い通り、指示通りに動いてくれないお子さんに対して、無力感や苛立ちを感じてしまうことがあります。
4)お母さん自身のの状態が影響している場合
お母さん自身が疲れていたり、よく眠れていなかったり、他でストレスを抱えていると、子どもの行動に対して、気持ちの余裕が持てなくなってしまい、些細なことでもイライラしやすくなります。
5)周囲の目を気にしてしまう感情
多くのお母さんが、「子どもがちゃんとしていないと、母親である自分のせい、自分の責任と思われてしまう」と考えがちです。無意識のうち、お母さん自身が、他人に評価付けされていると思ってしまうのです。周囲の目を気にしてしまう気持ちはわかりますが、あまり他人の目を過剰に意識して、焦りやストレスを感じてしまうようでは、お子さんに対して悪影響を及ぼしてしまいます。
6)お母さん自身の子ども時代の影響
お母さん自身が、子どもの頃、自分の親に「急かされた経験」や「厳しく育てられた経験」がある場合、無意識にその記憶が再生され、自分のお子さんに対して、同じように急かしてしまったり、厳しくしてしまったり…。そしてそこに葛藤が生まれ、余計に心がザワザワして、イライラに繋がることもあります。
これらのトリガーの発生原因をよく考えたうえで、子どもの目線で物事をととらえる練習をしてほしいです。
何と言っても、子どもへの共感力を高めることが1番です。
「この子は、いま何を感じているのか?」
とたえず、自分に問いかけてみることで、自然と感情的になってしまう頻度が減っていくはずです。
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