最近の記事

こいのぼり、感動を分かち合いたいという気持ち

保育園の帰り道、娘が「今日保育園でお散歩に行った、たくさんこいのぼりがあるところ…今から見に行きたい」と言った。 今日は少し遅いしもう暗くなるから帰ろうというと、普段は「そっかー」程度で済む娘が自転車の後ろでとてもしょんぼりしているのが背中越しにわかった。泣きそうな声で、「どうしても行きたかったのに」という。 じゃあ明日ねと約束してその日は帰り、翌日約束通り娘を連れてこいのぼりを見に行く。道すがら、「ここには〇〇くんが住んでるんだよ、ここの公園でいつも遊んでるんだって」な

    • 女の子社会

      先日、娘と公園に行ったとき。 何度か遊んだことのある女の子が、他のお友達数人と公園にきていた。娘はいつものように「一緒にあそぼう」と言って寄って行ったのだが、いつもは遊んでくれるその女の子はそのときは”自分の縄張りを荒らされる”と思ったようで「みんな、向こうで遊ぼう」とあからさまに娘を入れないように遊び始めた。何度かトライしたが同じ結果だったので、普段はそれほどへこたれない娘もさすがに傷ついたようでしくしく泣いた。娘の気持ちを思って胸が痛くなると同時に「ああこの感じ。。。」

      • どちらがより好きか

        ときどき、娘とやるやりとり。 娘が「ママ大好き」というので、「ママのほうがもっと〇〇(娘)のこと大好き」という。すると娘が「〇〇なんてこーんなくらい好きなんだよ!」と言って腕をいっぱいに広げるので、「ママはもっとだよ!」といって遊ぶ、というもの。誰か見ていたらとても恥ずかしいやりとりだが、大抵広い道を自転車で走っているときでとても幸せな遊びである。 でもこのやりとりについて正直なところを言えば、今この時点ではきっと「娘が私を好きな気持ちのほうが大きい」と思う。まだ4歳の娘

        • 読んだ本の感想:「そろそろジュエリーが欲しいと思ったら」

          ジュエリーディレクター・スタイリストの伊藤美佐季さんという方の本。 最初に揃えるべきベーシックアイテムや、きれいに身に着けるためのアドバイスなどが書かれている。 ベーシックアイテムにはパールやダイヤのピアスなど既に持っている人も多そうなアイテムも入っているけど、年齢に応じて似合う珠(石)の大きさなどが書かれているので参考になる。「ベーシック」とはいえ、紹介されているものは高額なものなのでそのまま揃えるのは一生かかっても無理そうだけれど。 年齢も含め、自分らしくきれいに身

        こいのぼり、感動を分かち合いたいという気持ち

          「お手伝いロボ」のリモコンとTo Doリスト

          YoutubeやAmazonプライムを知ってしまったあとあまりEテレを好んで観ない娘だが(でも考えてみたらその前もあまりハマっていなかった)、先日Eテレを見ていたら「お手伝いロボ」というのをやっていてそれは結構気に入った様子。夫に対して「〇〇ボタン、ピッ!」と言って手のひらを架空のリモコンにして遊んでいた。 最近お風呂、はみがき、保育園の準備と何事をするにも「これが終わってから~」と言ってダラダラし、寝る時間・出発時間が遅れがちだったので、もしかしたら使えるかな~と思って一

          「お手伝いロボ」のリモコンとTo Doリスト

          女の子の「小さなやりとり」は4歳から既に始まっている

          コロナ禍になってから在宅勤務がメインとなり、出勤しても他の女性陣と顔を合わせる機会が減った(小さな会社なので女性は5人しかいない)。でも、会社に行くと大体デスクに何か小さなお菓子が置いてある。誰がくれたかは書いていないがお菓子の種類で大体誰がくれたかわかる。私もたまにお返しをする。言葉のないやりとりだけれど、「元気ですか、頑張ろうね」という気持ちがお菓子にのっているようで温かい気持ちになる。 もうすぐ5歳の娘、折り紙を折ることや少しの文字が書けるようになってきた。ある日、家

          女の子の「小さなやりとり」は4歳から既に始まっている

          この1年、コロナ前後(おうち)

          この1年、2020年の2月から2021年2月までの1年はあっという間の、なのにこれまでとは全然違う1年だった。まだまだ緊急事態宣言下だから「コロナ前後」というよりは「コロナ"発生"前後」というのが正しいか。 ただ2回目の緊急事態宣言は1回目の緊急事態宣言のときとは随分様子が違う。夜早くにお店が閉まること以外、一見街は完全に平常運転だ。 1回目の緊急事態宣言のときは保育園や学校も閉園になり、スーパーでは買えないものも多く出た。マスク、消毒液、トイレットペーパーから始まり、ホ

          この1年、コロナ前後(おうち)

          この1年、コロナ前後(しごとの変化)

          二回目の緊急事態宣言中だが、最初に新型コロナが確認されてから1年以上経ち、なんとなく振り返りをしたくて書いている。 この1年の仕事上の変化たるや。 誰かが、「新型コロナはタイムマシン」だといっていたのを読んだ。通常なら長年かかる社会の変化がこの1年で起こったという意味だったと思う。私も同じ感覚である。 ひとつめは、在宅勤務ができるようになったこと。 私が勤めているのはごくごく小規模の、基本的には「ザ・ドメスティック」な会社である。新型コロナの前は在宅勤務なんて絶対に不

          この1年、コロナ前後(しごとの変化)

          「いい子」ということ

          前回書いた記事の後日談。 娘が「メモ帳」を正しく言えたとき私が「こないだまでメク帳って言ってたのにちゃんと言えるようになったんだね、もう赤ちゃんじゃないねえ、そっかー!」と言ったのに気を遣ってか今は「メモ帳」だとわかっているのに「メク帳」と言ってくれている。 言ったあと、私のほうを見てニヤリとするので「メモ帳って言っていいんだよー」と私が言う。これを一連の流れとして楽しんでいるようだ。 こどもは親にとても気を遣っていると思う。気を遣う、というより「親に喜んでほしい」と思

          「いい子」ということ

          こどもの言い間違い

          先日、娘が「メモ帳がほしい」と言いに来た。メモ帳がほしいということ自体はいいのだが、この単語「メモ帳」をいつのまにかちゃんと言えるようになっているのに驚いた。前回まで「めくちょう」と言っていたのだ。 私はこどもの言い間違いを直さない。それはあまり良くないことなのかもしれないけれど、どのみち遠からず正しい言い方を知るのは分かっているからこの可愛さを楽しみたいと思っている。 もともとあまり言い間違いの多い娘ではないから(と私が思っているだけで他の人から見たら頻発していたのかも

          こどもの言い間違い